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いつもの朝になれば良い

作者: 岡田シゲル

初めて書いてみました。

ガシャン

何かが破れた音で目が覚めた。

一人暮らしのこの家でこのような目覚め方はまずないのだが


またか


ベッドから出て音のした部屋へと向かった。



「なにしてんの」

音をさせた張本人に声をかける


「おはよう、りょうちゃん」

そいつは何事もなかったように

ふわっとした笑顔を投げかけてきた


「おはよう、で?」

にこやかに答えてやる


「あー来たらりょうちゃんまだ寝てたから

朝食でも作ろうとしたんだけど…ごめんなさい」

とシュンとした顔でこっちをみる

こいつはわかってるんだよな

こういう顔したら俺が許すって


まぁそんな高い皿でもないしなとまだ床に落ちてた皿の破片を集めた。


「怪我は?」


「大丈夫」


「で、なにしに来たの?」


「急にオフになったから遊びに来た!

りょうちゃんも休みでしょ?」


「来るんなら連絡しろよ、俺いなかったらどうすんだ?」

こいつはいつもそうだ連絡もなしにフラーっときたりそうかと思ったら何ヶ月も連絡よこさなかったり

こないだなんてしばらく見ないと思ったら

海外行ってたとどこかの国の置物をくれた。よくわからない。


「良いじゃん、いたんだし

せっかく作ったし朝食食べようよ」


そう言われ椅子に座り朝食を食べる。


こんな朝も悪くない…かな


この味噌汁しょっぱい。

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