2話
校長「あの時は すぐに眠ったのに・・・うざったいな・・・」
棗「あの時・・・だと?」
沈黙が続く。だが炎ほ容赦なくパチパチと燃え続ける。
校長「全くだ。・・・嫌だ。嫌だ嫌だ。」
コイツッ・・・
校長「嫌だ。大嫌い。君が嫌だよ、そうだ。ここを焼いた。この聖なる僕の唯一の場所を!!醜い炎でここを否定したんだ!!」
校長は先程の静けさを消し、幼い子供の様に喚いた。
校長「凄い良い子だったのに。・・・哀れで、可哀想で、愛おしくて、懐かしくて・・・」
なんだ・・・何なんだ コイツ・・・
なぜだろう。見覚えの無い映像が頭をよぎって・・・
校長「焼いたんだ。ここを・・・分かるだろう?重罪だ。ただでは済まされないよ。」
ピチンッ
棗「なんだ アレ・・・!?」
校長が指を鳴らした後に、不気味な魔力に部屋が包まれた。
校長「知らないかい?僕の飼い犬だよ?カワイイでしょ」
形も無い物体が棗を襲う
校長「アハハハハハ!!罪人を裁く良い子なんだ!!ころすんだよ、消すんだよ、壊すんだよ!!
彼の姿が見られただけでも感謝をするんだな!!!!」
校長「うーん・・・ どこに飛ばそうか?コロさないでいてあげるよ。僕のように美しい・・・ククッ・・・」
それからのことは、俺でさえも覚えていない。
一年後
セントラル
それは最も西沿いの大陸。
一番 魔法が発達しているが、言語を知る者は極少人数だ。
あ「いった!!またこれか・・・!!」
あなたサイド
クソ・・・またここに来てしまった。一年振りだな 表も
の前にここは何処だ?
まきが来た場所は、とてもにぎわっているユニークな商店街だった。
人々の衣類はまるで布を巻きつけただけのモノ。
店員「そこのお嬢さん!!これは一点物だよ!!どうだい、買うかい?」
店員2「綺麗なお嬢さんには このネックレスがオススメだよ!!」
あ「えっ・・・?あ、お金が無いんだ。すまないな」
周りの人はみんな私を見てくる。そんなに変わっているのか?
店員「お客さん、困ります!!」
ザワッ・・・
いきなりある店の店員が叫んだ。