前へ目次 次へ 20/21 エピローグ 私は炎の中から、ゆっくりと立ち上がる。 血を滴らせながら、墜落したガンシップから離れていく。 しばらく歩いた私は、薄暗い森の中で倒れ込む。 辺りには深い霧が立ち込め、とても寒かった。 私はまだ生きていた。 私は死ななかった。 私の心を支配する憎悪は消えていない。 あとどれだけの血を流せば、 あとどれだけの命を奪えば、 あとどれだけの心を壊せば、 私は満足するのだろう――? 私の夢は、真っ赤に染まった赤い夢は、終わらない。 私の逆襲は始まったばかりだ――。