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君は君でいて

 ――クリスマスイヴ。今まで美羽と歩んできた、そしてこれからも美羽と歩むはずの道を、今日閉ざすんだ。今日は、もう心残りがないよう、名残惜しむことがないよう、全力で美羽と楽しもう。

 美羽、たくさんの一緒に過ごした時間、本当に楽しかった。美羽といる時は至福の時だった。それでも俺は、美羽に目を向けられなくなった。全てを捨ててでも一緒になりたい人が出来てしまった。だから美羽、今日は最後の思い出を作ろう。今まで本当に本当に…………ありがとう。


SIDE:美羽

 ついに待ちに待ったクリスマスイヴだ。生まれて十六年間、自分の家族としかクリスマスを迎えたことがなかったけど、今年は違う。素敵な恋人とクリスマスを迎えられる! 今日はテーマパークへ行って、夕方まで楽しんで。それからは近くの公園で、ベンチに座っておしゃべりして。夜は、私の家に来てもらって。大翔くんが私の家に来るの、初なんだよね〜。それで、今日は家族もいないから……大翔くんと。恥ずかしいよぅ。でも、大翔くん喜んでくれるはずだよね。今日は最高の一日にしよう。思いっきり楽しもう。どうか、私たち二人がいつまでも幸せでいられますように――。


SIDE:大翔

 今日は、遅刻をしない。いつもと同じ、十五分前行動。今日はテーマパークへ行くと美羽が言っていた。二週間前にオープンした、市内から少し歩いた場所にあるテーマパーク。オープンして間もないし、今日はクリスマスイヴだから、人ごみがものすごいだろう。それでも、良いんだ。俺は、美羽と楽しみたいんだ。でもそれは、どこよりもスリルのあるジェットコースターに乗ることじゃない。ものすごく巨大な観覧車に乗ることでもない。美羽との、ささいなやりとりで良いんだ。今日はいつも以上に優しくしよう。いつも以上にベッタリしよう。それで良いんだ。今日は、一日中笑っていよう。別れ話をするまで、笑顔を絶やさないでいよう。心の中でよし、と気合を入れる。そうしているうちに、美羽がやってきた。

「おはよ〜! イェーイクリスマスイヴ!! 他のカップルに負けないんだから!!」

「当たり前じゃん! それじゃ、おはようのチューを……」

「……もう! おませさんなんだから……。じゃ、目、つむるよ?」

 そう言いながらも、美羽はキスの準備をしてくれる。美羽とキスするのは、あと何度だろう。数え切れないくらいしてきた。でもそれも、もう今日で終わりなんだ。

 そっと、お互いの唇を合わせる。美羽の唇は、いつも以上に甘い味がした。美羽に思わず見惚れてしまう俺。今日は美羽も気合が入っているようだ。

「て、照れるね……! それじゃ、行こう?」

「ああ。早く行かないと混むからな」

 そう言って俺は美羽の手を取る。初めての頃は、手をつなぐだけでも興奮していたが、今ではもう美羽の手のひらの感触を確かめる余裕すらある。美羽の少し細く、柔らかい手のひら。寒くてかじかんでいた俺の手のひらも、美羽と手をつなぐと温まった。美羽のぬくもりをいつも以上に感じた。


「うわー、予想通り、ものすごい人だね〜」

「確かに……。あの名物ジェットコースターなんか、一時間三十分待ちだってさ」

 目に映るのは魅力的なアトラクション……ではなく、歩く隙間もないほどの人の群れだった。それも大半がカップルだ。

「さすがイヴ。カップルがものすごいいるね〜」

「そうだな。でも美羽、男どもが、美羽のことチラチラ見てるぞ」

 彼女がいるのに、美羽に視線をやる男達。それもそうだ、俺の隣にはテレビに出てもおかしくないほどの可愛いフェイスの女の子。誰もが羨んでいるに違いない。改めて優越感を覚える。

「見せしめにキスしようよ! ……って私自分で可愛いって思ってるみたいじゃん!」

「思ってるんだろ〜? この偽善者!」

「こんな顔に産んだ両親に言って下さい〜だ!」

 俺達は今日二度目のキスをする。美羽と何度キスしても飽きない。それどころか、キスをすればするほど美羽を手放したくなくて。おっと、今はそんなことは考えないでおこう。後ろ向きな気持ちで美羽と楽しくするなんて出来ない。俺はそんなに強くはないんだから。


「じゃあさ、メリーゴーランド乗ろうよ。あれはカップルで乗るの、少ないもんね〜」

「いや、家族ぐるみで乗ってるな。結構な家族が待ってるぞ? コーヒーカップにしよう。今なら空いてる」

 五分待ちのコーヒーカップに乗ることにする。

「コーヒーカップって、私酔うんだよねー。前ここじゃない遊園地に行ったじゃん? あの時もコーヒーカップに乗ったけど、実は酔ってたんだぁ……」

「そうだったのか……。わかった、今回はあんまりハンドルを回さないから。酔いそうになったら言えよ。俺が抱きしめて酔いも忘れさせてやるから」

「もう〜! 今日の大翔くん、なんかえっちだよぉ!! さては私の可愛さを再認識したなぁ?」

「ほら、やっぱ自分で可愛いって思ってんじゃん!」

「もう、いじわる〜!」

 美羽、その長くて綺麗な髪、本当に似合ってるよ。笑った時の笑顔だって。俺が落ち込み気味の時だって、美羽の天使のような笑顔を見せられたら、いつでも元気が湧いた。

「ちょうどいい速さだったっ! おかげで酔わなかったよ〜。じゃあ次、次! あれにしよ?」

 空中で円を描いて飛ぶ一人用の飛行機。走行中は風が強くて、美羽の服がひらひらして。見えそうで見えない下着が少し惜しかった。俺の初めての相手、美羽。憧れだった女の子との行為。たった一度しかやっていないけど、とても良い気分だった。美羽には悪いけど、正直、何度もしたい。

「あれ怖そ〜! 一回転してるよ!?」

 ちょっと幼さが残る口調も可愛らしくて。放課後にカラオケ行った時にはものすごい歌が上手くて、圧倒されたっけ。

「あ! あっちにIQテストとかあるー! ねぇねぇ、やってみようよ!」

 常にクラスで上位に入るテストの点。でもそれは家でかなり勉強をしているから。やることはしっかりやる美羽の姿は、本当に眩しかった。

「あ、ジェットコースター少し空いたねぇ。並ぼっか?」

 今まで何十人にも告白されてきたけど、断って。それなのに、こんな俺を好きになってくれた。

「乗ったやつ全部楽しかったね! ……それじゃあラスト、観覧車乗ろー!!」

 美羽との思い出は、何もかもがまだ新しい。美羽の全てが、心に焼き付いている。

「…………大翔くん、泣いてるの?」

「え……!? 泣いてないよ!! 泣いてない!!」

 慌てて涙を拭う。涙が流れていたなんて、自分でも気付かなかった。

「ほらあ、見て見て! 一番てっぺん! こわいこわい!!」

「ホント高いなぁ〜……。ほら、頂上記念に、キス……」

「はい……」

 美羽から唇を押し付けてくる。何度も重ねた、俺と美羽の唇。ちょっと言い争った時だって、仲直りにキスをした。ふと美羽に見惚れた時だってキスをした。一日遊んで、別れる時はいつだってキスをして別れた。綺麗な夕日をバックに映画のワンシーンのようなキスだってした。いつしかキスは、美羽と俺の想いを確かめ合う行為になっていた。

「観覧車が下りてゆく〜。テーマパークとも、さよならだね」

「そうだな。これから、どうする?」

「……近くに公園があるんだけど、そこのベンチでお喋りでもしたいなーって。だってほら、今日は雪が降るんだよ? ホワイトクリスマスイヴっす!」

「そっか。わかった」

 ……その時に、言おう。美羽、今日は楽しかった。本当に楽しかった。ありがとう。美羽と過ごした楽しい日々は、かけがえのない思い出だ。美羽との思い出全て、俺は絶対に忘れないから……。


 美羽に連れられて、公園へ向かう。もうすっかり暗くなっていて、辺りは街灯の明かりしかない。二人で座れるベンチを探す。イヴの夜なのでカップルが多いかと思っていたが、そうでもなかった。空いているベンチはすぐに見つかった。

「あ、ここにしよう。ほら、隣、どうぞ」

 美羽が隣を手で叩く。俺はそこに座る。

「なんかねぇ……何話そうかなーって思ってたけど、大翔くんといられるだけでいいや。でも、一つだけ言いまーす。…………大好き!」

 美羽の言葉と同時に、雪が降り始める。

「降ってきたー。ホントロマンチックだよね〜。私、幸せ……」

 陽菜……見守っていてくれ……。

「……………………」

「……………………」

「美羽……………………別れよう」

「え? なあに、大翔くん?」

「……別れよう…………」

「え…………? どーせいつもの冗談でしょ?? 大翔くん、大好きだよっ!」

「真面目に言ってるんだ。俺だって、美羽のことは好きだ。でも、美羽以上に好きな人が出来たんだ。だから、美羽とはもう付き合えない」

「た、大翔くん……??」

「美羽、今日まで過ごした時間、楽しかったよ。美羽と付き合えて、俺は幸せ者だった。美羽との思い出、一生大事にするから。今まで本当にありがとう」

「……大翔くん……!?」

「全てを捨ててでも、守りたい人が出来たんだ……。それは……美羽じゃないんだ。美羽……………………ごめん」

「どうして…………」

「……………………」

 美羽の目からは涙が溢れる。泣いているところなんて、本当に初めて見た。

「どうして!? これからも仲良くしようって言ったじゃない、ねぇ! わけわかんないよぉ…………。大翔くん……! ねぇ、誰なの!? 好きな人って……ねぇ!!」

「…………陽菜……なんだよ」

「陽、菜ちゃん……?」

「俺と陽菜は、幼馴染なんだ。俺は今まで、ずっと陽菜に支えてもらってきた。俺が興高に来れたのだって、陽菜のおかげなんだ。陽菜はずっと俺を見てくれていた。俺のことが好きだって言ってくれた。俺も……陽菜のことが」

「そんなの、ひどいじゃない!! だって私……私……本当に大翔くんのこと好きだよ……? うそじゃないよ……私だって本当に……好きなんだから……」

「……わかってる。美羽の気持ちは十分わかってる! それでも俺は!」

「イヤーーーー!!!! イヤ……もう……ダメなの……大翔くんがいないと私……生きていけないかもしれない……それくらい、好きなのに……」

「ごめん…………」

「イヤ!! 私…………」

「お、おい、美羽!!!」

 美羽は持っていたバッグから小さなハサミを取り出した。そして、それで自分の後ろ髪をバッサリと切る。

「美羽…………何を…………?」

 美羽の背中まであった長い後ろ髪は、肩にかかるかかからないかほどの長さになった。文具用のハサミで切ったので、切り口がガタガタだ。……前に美羽自身が言っていた。女の子にとって髪の毛は、命の次に大事だって。それを、文具用のハサミで切った。美羽の長くて綺麗な髪は、見るも無惨なものになった。

「陽菜ちゃん……ショートヘアだったよね……」

「…………??」

「ほら! 私もショートにしたから!! 他にも、陽菜ちゃんの真似、何だってするよ? こんなにお喋りな子だから嫌なの?? だったらもっと喋るのは控えるから! それとも、もっと……エッチなことしたいの?? だったらいくらでもしていいから! 今日だって!」

「美羽……………………」

「ねえ…………私、大翔くんが嫌なところは、何だって直すから! 大翔くんがしてほしいことだったら、何でもしてあげるから!」

「…………美羽……………………」

「私…………大翔くんの、望む女の子になるから……」

 ……美羽に、ここまで言わせている。美羽は、ここまで俺を望んでいる。それでも俺は、美羽の想いを踏みにじるんだ。

「美羽は…………美羽だろ? 美羽は陽菜になれやしないし、なってほしくはない。美羽には美羽の良いところがある。俺はそれをよく知ってるよ。……美羽に直してほしいところなんかない。美羽にしてもらいたいことも…………ない。美羽は…………美羽は美羽でいてくれよ」

「……大翔くん…………」

「陽菜な、合格発表の日に告白してくれたんだ。でも俺が、告白されたことを忘れていて。だから、陽菜には何ヶ月も待たせてしまったんだ……。もしこれから美羽と付き合ったとしても、俺は美羽を通して陽菜のことしか考えられないと思う……。そんなの、美羽に申し訳なさすぎるから……」

「たい…………しょう……くん…………」

「美羽、本当に……たくさんの思い出をありがとう。美羽には感謝をしきれないよ。いや、感謝をする前に、謝らないとな。……ごめん、本当にごめん。こんな最低な俺を好きになってくれて……ありがとう」

「……………………」

「……………………」

「…………キス…………して?」

「…………?」

「最後に…………キス…………して?」

「ああ…………わかったよ…………」

 何度も美羽としてきたキス。それも、本当にこれで最後だ。目をつむる。もう慣れた動作。そっと、唇を近づける。そしてお互いの唇を重ねる。今日一番初めに交わした甘い味のキスとは違い、涙がつたって、しょっぱい味のキスだった。

「大翔くん…………」

「……ん…………?」

「……………………大好き」

 俺は出来る限り優しい目線を美羽に向ける。そして、美羽に背中を向ける。

「……………………さよなら」

 クリスマスイヴの夜。雪がちらちらと舞う、公園のベンチの前で、俺達は……………………別れた。


 少し歩いたところで、俺はそっと後ろを振り返る。美羽がベンチで座っている。もうここからでは表情は分からない。ただ手で顔を覆っているので、泣いていることは一瞬でわかった。

「もう、いいよな…………」

 笑ってさよならって思えたらどんなに綺麗だろう。俺は…………

「美羽…………美羽…………! ああああ…………俺も好きだから……! 俺も、美羽が、

大好きだから!! ねえ、なんでだよ……なんでこうなんだよ……。俺が、決めたことな

んだ……でも…………う、うわああああ…………」

 俺は…………泣いた。涙が、拭っても拭ってもどんどん溢れてきた。嗚咽をあげて泣いた。涙がなくなるのではないかというくらい、泣いた。

「うあああ…………美羽ぅ…………美羽!! 好きなんだよ……美羽……! ああ…………うああ…………ごめん…………ごめん!!」

 俺は美羽ではなく、陽菜を選んだんだ。俺が、そうしたかったから。誰かを傷つけずに生きていくことなんて、出来るはずがない。

「美羽……う……あり…………ありが、とう…………うぅ…………ありがとう……美羽…………ごめん…………ありがとう…………」

 俺は一晩中、泣き続けた。


SIDE:陽菜

 ――今日はクリスマス。大翔くんに、空いてるか? って言われた。どうしたんだろう。吉村さんとケンカしたから相談に乗ってくれ、とかかな。でも、クリスマスに大翔くんと二人でいられるなんて、嬉しい。まだ、大翔くんのことが好きだから。

 あの告白をした後は本当に辛かった。大翔くんも合格してるって勘違いして、一人で舞い上がっちゃって。大翔くん、絶対怒ってるはずなのに、私に話しかけてくれて。

 好きっていう気持ちが止められなかったから、告白した。それで返事がもらえなかった上に私が勘違いをして傷つけてしまった。だから入学してからは本当に辛かった。でも大丈夫。もう、時間、経ったから。気持ち、楽になったから。良いんだ、この想いが届かなくても。大翔くんを、見ているだけで。

 ピンポーン。インターホンが鳴る。大翔くんが来た。どんな悩みでも聞いてあげよう。良いアドバイスは出来ないと思うけど。……大翔くんに、幸せでいてほしいから。


SIDE:大翔

 陽菜。気持ち、伝えに来たよ。陽菜、本当に待たせて…………ごめんな。

「よっ陽菜。足、大丈夫か?」

「うん、おかげさまで。軽傷だったから。……あの時はありがとね」

「いやいやいや。良かった。それじゃ、ちょっとついてきてくれない?」

「……良いよ」

 陽菜と会話を交わしながら、自転車である場所へと向かう。

「ここだ」

「え……興高? 私服で入るの禁止だから、ドキドキするね〜」

「ああ。でも、どうしてもここが良いんだ」


「今日はどうしたの? 吉村さんとクリスマス、良いの?」

「…………実はな、美羽とは…………別れたんだ」

「えっ……!? どうして??」

「好きな人が、出来たんだ。……その好きな人っていうのは……陽菜なんだ」

「えっ…………」

「陽菜。九ヶ月も待たせてごめん。美羽と付き合ってから、俺の本当の気持ちに気付いたんだ。陽菜のことが好きなんだ。今更だけど、あの時の告白の返事、まだ間に合うかな……?」

「…………大翔くん…………」

 堪えきれずに、目から涙を流す陽菜。

「陽菜……ごめん……ごめん!」

「ううん、私の方こそ……。あの合格発表の日、勝手に勘違いしちゃって……。気持ちも考えずに、本当にごめんね!」

「良いんだ、そんなの……。忘れていた俺だって悪いんだ。陽菜……好き、好きだ! 一生そばにいて俺を支えてほしい」

「大翔くん……私も…………ずっと好きだったよ……。吉村さんと付き合ってるって知って、本当にショックだった……。でも、大翔くんの選んだ人ならって、がまんしてた」

「ああ…………ごめん。でももう迷わない! 陽菜……俺、陽菜のことが好きだ。俺と……付き合ってくれないか?」

「うん! 喜んで!」


 俺は、歩いていく。「これから」を、陽菜と一緒に。これから、何度も辛い思いをするだろう。何度も壁にぶち当たるだろう。でも本当に大切な、本当に大好きな陽菜と二人なら、乗り越えていける。そんな気がした。





最後までお読み下さり、本当にありがとうございました。ご意見ご感想等頂けるととても嬉しいです。

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