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神に気に入られた竜!!  作者: 水無月 皐月
第三章 王族
32/37

二回目の妊娠

 どうも皐月です。


  遅くなってすみません。

  風邪を引いてしまって。

  皆さんも風邪をひかないよう、気をつけてください。

  それと、紅蓮の竜という小説を新しく書いてみました。

  呼んで頂けると嬉しいです。


 それではどうぞ。










 リシェーネとリュシオン、アルバートはリシェーネの部屋でお茶を飲んでいた。

 三人が囲んで座っているテーブルには、子供が好みそうな茶菓子が並んでいる。

 その時、リシェーネは子供の怖さを知った。


 「父上、母上と子どもを作ってください。」


 その言葉にリシェーネは噎せて咳き込み、リュシオンは面白そうな顔をした。


 「そろそろ妹が欲しいのです。」


 リュシオンは目を細めた。


 「ちゃんと仲良くするか?」


 「はい!」


 リュシオンの問いにアルバートは元気よく答えた。

 リュシオンはアルバートに微笑みかけてから、外に待機しているカインに声をかけた。


 「カイン、残りの仕事は明日やる。下がっていろ。」


 「はっ。」


 ドアの前から気配がなくなってから、リュシオンはリシェーネを抱きかかえた。

 アルバートは瞳を爛々と輝かせ、二人を見ている。


 「え、ちょ」


 リシェーネが抵抗するが、それは無駄に終わった。


 「アルバート、部屋に戻りなさい。」


 リュシオンは、ベッドに向かいながらそう言った。

 アルバートは大人しく部屋から出た。


 「ほ、本気?」


 「当り前だろう。」












 「何時生まれるの?」


 アルバートがリシェーネのお腹をさすりながら言う。

 リシェーネのお腹は膨れ上がり、妊娠している事が分かる。


 「はー、二週間後よ。」


 「楽しみだな。」


 リシェーネは苦笑いをした。

 その横に居たリュシオンは、微笑み、リシェーネの首筋に口づけをした。


 「ひゃん」


 そんな二人をアルバートはニヤニヤしながら見ていた。


 「楽しみだな。」


 リュシオンはリシェーネの耳元でささやき、笑みを深めた。


 「はーーーー」


 リシェーネは再び溜息をついた。








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