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神に気に入られた竜!!  作者: 水無月 皐月
第三章 王族
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両親と再開








 「母上!!」


 リシェーネはそう叫び、ベッドから出てウィリアに抱きついた。


 「ああ、リシェーネ。今までどこに居たの。心配したのよ。」


 と、ウィリアが言いながらリシェーネにきつく抱きついた。


 「どういうことだ?」


 リュシオンが疑問を口にした。

 その疑問にカインと医師の二人が頷いた。

 その疑問に、リシェーネがウィリアから離れて言った。


 「申し遅れました。私はジロン国第一王女、リシェーネ・ベル・バルミ・アブ・ジロンと申します。」


 リュシオン、カイン、医師の三人は目を見開いた。


 「だが、髪の色が…。」


 「それはバイオリーニに掛けられた呪いのせいです。」


 「でもよかったわ。これでシュベルツに……あっ!」


 ウィリアはそう言うと、部屋から飛び出した。


 「母上?」


 リシェーネは、首を傾げた後ウィリアの後を追った。


 「リシェーネ!」


 その後を、リュシオンが追う。


 「殿下!」


 さらにその後を、カインが追う。


 「はぁ~~~~~~~~~」


 後に残った医師は、大きなため息を吐いた。








 「何の用だ?」


 シュベルツが、アルフォンに問う。


 「その、」


 アルフォンが、答えようとした時ウィリアがすごい勢いで部屋に入ってきた。


 「アルフォン!リシェーネが帰ってきたわ。」


 「ほ、本当かい!?」


 アルフォンの顔が、嬉しそうに輝いた。


 「帰ってきた?」


 その言葉にシュベルツは首を傾げた。


 「父上!!」


 叫び声と共に、リシェーネがアルフォンに抱きついた。


 「リシェーネ。」


 シュベルツはリシェーネの顔を見て、首を傾げた。


 「リュシオンのメイドではないか?」


 シュベルツは更に首を傾げた。






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