追放令嬢戦記

セレスティア神聖王国の有力貴族クロノア―ル公爵家は数ある貴族家の中でもとりわけセレスティア神への信仰が篤いことで有名であった。
次女セシリアは敬虔なセレスティア信者にして希代の魔力を保有し、国の時期聖女になることが期待されていた。
しかし長女アリシアは異端の力を使い、入信を拒んだことで辺境に追放されてしまう。

辺境に追放されたアリシアはそこで辺境の治安の悪さを目の当たりにする。

アリシアはオリガという少女が言われのない罪で兵士に捕まりかけているのを助けるが、そのことがきっかけで今の街に不満を持つ者たちが立ち上がる。

そしてアリシアはセレスティア教徒による“魔女狩り”が行われている実態を目の当たりにし、やがて国を揺るがす事態へと発展していく。

「いや、私は罪のない人を助けたかっただけで反乱を起こす気は全くなかったんだけど！？」

※チー トなし無 双なし政治要素ありの戦記物です