表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

2-3 ロリババアの定義

「ピンポーン」


「くそ! こんなときに口でインターフォンとは誰だ!」

「入るよー先生」


この声はグリッダ! まずいぞ……このままでは勘違いされてしまう。

引きはがそうにも剥がれない! 相変わらずの剛腕!


「入っちゃったね」


ドアが開いて数秒……どさ、と彼女の持ったレジ袋が落ちる。

何も悪いことはしていないのに、時が止まっているような感覚。

鉄製の床にころがった中身が嫌な金属音をたてて、停止していたような時間が動きだす。



「ラネウス先生……彼女いたんだ」


彼女は真顔で、部屋から出るとドアをしめた。


「誤解だ! グリッダ!」


ツインドリル水色頭はおもしろがっている。



「離れてください伯父上!」


「え?」


グリッダがガチャッとドアをあけてこちらを凝視した。

帰ったフリして聞き耳を立てていたらしい。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ