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生き延びました。話しました。聞いてみます。
、、、、、、ん?感覚、、あるな。生きてる?
「ああ、目が覚めましたか」
んと、、ああ新米刑事の人か。
「確か、天田だっけ?」
「ええ、天田です。」
肩を見ると、包帯でぐるぐる巻きだ。止血されてる。
場所は変わってない。裏路地だ。
「急に倒れましたからね、止血させてもらいました。」
「心を読むな!」
「すいません、趣味なんです」
嫌な趣味だ。
「っていうかなんかキャラ変わってないか?」
「まあ一時間くらい寝てましたからね、そりゃ落ち着きますよ」
「一時間!?おまえ警察だろ?上司んとこに連れて行けばいいのに!まあそん時は死んでるけど」
「だから止血したんですよ」
「そうかい、、、ありがとな」
「いえ、仕事ですから」
「ふーん」
真面目だけどいい奴だ。やりがいを感じてんな、こいつ。
対して俺は、、、はぁ。
と思いつつ初めてあった奴に聞くアレを聞いてみる
「ところで、ラノベ好きか?」