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第3章 -マリンスノウ-

朝食後、焔は1人トレーニングルームに篭っていた。

「っ、ふぅ〜…」

修行のほとんどが実戦という恐ろしい鍛え方をされた焔だが、最低限の筋力維持と体幹向上のトレーニングは毎日続けている。

その最低限も常人から見れば尋常ではないメニューなのだが、魔法使いというよりも武人という意識の強い焔は、任務のないときはこれをこなしていた。

現在は義手と生身の身体のバランスを保つため、右腕のみで軽く腕立てをしていた。

「そろそろどうかな…」

あえてトレーニングルームには時計を設置してしないのだが、壁のパネルの画面を操作してデジタル時計を見ることができる。

時刻は現在朝の10時半を過ぎたところだ。


『京さん』

『なんでしょう』

『せっかくだ、女同士、色々と話をしないか?』

『ええ、喜んで』


フェリシアと京がそんな会話をはじめた瞬間、焔は速攻でトレーニングルームに逃げてきた。

(敵わない敵からは逃げることもまた戦いだ…)

腕っ節は強いが、女好きの割に女に弱い男である。

汗を拭きながらリビングに戻り、恐る恐る中を覗くと、意外にも和気あいあいとした雰囲気に包まれていた。

(おっ?)

ドアを開けて中に入る。

「そうか、じゃあ京さんはそれから焔のところで秘書を…」

「ええ。人生の転機と言いますか、今の私は彼なしにはありえません」

「はぁ〜、その気持ちはよくわかります!」

「皆さんも、まだ若いのに苦労されていらっしゃるんですね」

「そんな、京さんほどでは……あ、戻ったか焔」

「おかえりなさい」

「おう。なんだか邪魔したか?」

「いいえ。貴方の話をしていたところです」

「ふふっ、京さんに色々と聞かせてもらったぞ」

「おいおい、変なこと言ってないだろうな?」

「さあ?どうでしょう」

「ねえ焔、さっきまでみんなで話していたんだけど、せっかくの休日でしょ?デートがしたいわ」

「デート?」

「…街に気になるお店が沢山ある」

「へ〜」

17歳、花の乙女たち。デートには色々と憧れがあるようだ。

「京さんも一緒に行くだろう?」

「え?私もですか?」

「もちろん。せっかくですから」

「しかし、邪魔してしまっては…」

「邪魔だなんてとんでもない!」

「…一緒にお買い物」

「え、ええ…。焔、私も…?」

「ああ。もちろんだ」

「で、では。ご一緒させていただきます」

「よし、そうと決まればみんなでデートだ!」

それはデートと言うのだろうか?とも思ったが、焔は笑って頷く。

人嫌いな京がこうしてフェリシアたちと仲良くなることに前向きでいてくれるのは、焔にとってとても嬉しいことだ。

初めて会ったときは殺されかけたが、仲間を得て、友を得て、彼女は次第に変わってきている。

「シャワー浴びてくるから、先に着替えててくれ」

(何話してたのか、聞いておけばよかったかな)

この後の楽しい時間を想像して頬が緩むが、ふと燿子の泣き顔が頭をよぎった。

(あいつにもそういう機会があるのかな…)

焔は無意識に左手をさすりながら、シャワーを浴びに行った。




それから約1時間後。焔たちは星宙学園都市の中心街へ来ていた。

世界中から生徒が集まるこの地は、街並みこそヨーロピアンだが、衣類、食事、娯楽まで様々な国の店が顔を並べている。

「はぁ〜、久しぶりに来たな」

焔が昔住んでいた家はこの街の外れにあるが、幼い頃はあまりこういう場所へ遊びには来なかった。

「トーナメントのシーズンになればもっと賑わうのだがな。今は新入生たちが毎日のように街を散策している時期だろう」

土曜日の昼時、今が一番人通りの多い時間帯だろう。

「時間的には昼食でもいい頃だが、恐らく店はどこも混んでいる。少し外して先に買い物をしないか」

「いいな。そうしよう」

「ふふっ。では出発だ」

そう言ってフェリシアは自然と腕を絡めてくる。

「お、おいおい」

「京さんも!」

「え?わっ!」

刀那が京の腕を取り、刹那も反対側からそっと手を握った。

「お、女同士でこれは…」

「気にしない気にしない♪」

「…フェリシア様、焔はあとで交代だから」

「む、仕方ないな」

「さあ、まずはイーストサイドに行きましょう」

アパレルショップが多く軒を連ねる東側、通称イーストサイドを目指して歩きはじめる。

男1人に女4人。しかも、モデルや女優だと言われても納得しそうな美人を引き連れて歩いているとなれば、自然と周囲の視線が集まる。

「うわ、何あの美少女集団」

「何だあの男!羨ましい〜!」

「あ、あの百合百合な空気、たまらないわ…」

「なあ、あれってエイゼルステイン会長じゃないか?」

「え、うそ⁉︎無敗の女王が⁉︎」

「男と一緒てマジかよ!」

すれ違う人のほとんどがこちらを振り返り、色々と話題になっているようだ。

「フェリシア、なんか知名度高くないか?」

「ふむ、毎年トーナメントの上位戦に出ているせいかな?上の方は一般観戦もできるし、テレビ放送もあるからな」

そんな生易しいものではないのだが、ずっと焔にしか興味を持っていないフェリシアは、案外周囲の関心に鈍感な面がある。

「フェリシア様、ファンクラブには学外の会員も多いそうですよ?」

「あのファンクラブまだあったのか…」

「まあ、エイゼルステイン家の次期当主ともなれば政治的影響もあるだろうしな」

「フェリシアさんが日本に来た時はニュースになっていましたよ。知らなかったんですか?」

「「マジか」」

焔とフェリシアが見事にシンクロした。

「…雑踏はどうでもいい。まずあそこに行きたい」

京と手を繋ぐ刹那が指を指したのは、メンズとレディースの両方を扱うアパレルショップで、シックな雰囲気の店構えだ。

「じゃあ、あそこから行こうか」

周囲からの注目もなんのその、焔たちは店へと入って行った。


それから2時間ほど買い物を満喫した焔たちは、セントラルパークのベンチに荷物を置き、一息ついていた。

繁華街はアパレルショップの多いイーストサイド、雑貨屋や日用品、魔道具店のあるノースサイド、飲食店が集まるイーストサイド、娯楽施設と駅のあるサウスサイドという分布になっている。

「しかし、本当によかったのか?全部買ってもらって…」

荷物は全て女性陣の買い物。

洋服、アクセサリー、本やCDにぬいぐるみなんかもある。

全て代金を払ったのは焔だ。

「あぁ。ささやかだけど、俺からのプレゼントだ」

「私まで、ありがとうございます」

「京は普段こういうワガママ言わないからな。遠慮するな」

世界中にクライアントを持ち、要人の警護、賞金首の逮捕、凶悪犯罪の鎮圧、魔導遺産の調査、魔獣の討伐など、焔と焔が率いる組織は多種多様な依頼を受けている。

その収入は定額ではないが、莫大な金額の報酬を得ている。

おかげで金銭感覚がおかしかったりもするのだが、焔にとってこのくらいの出費は何の問題もなかった。

ちなみに、クレジットカードを持てる年齢ではないので(その手の偽造が得意な仲間もいる)、現金払いだ。

「そろそろ飯にしないか?」

「そうだな。お腹が空いた」

「それなら、私、いい店を知っているんだけど。この近くなの。どう?」

「お、じゃあ刀那に任せようかな」

「私も構いません」

「…私も」

「じゃあ決まりね。こっちよ」


刀那に連れられて一行がやってきたのは、セントラルパークのすぐ側にある『カフェ・マリンスノウ』だ。

レンガ造りの建物はそこまで大きくはなく、少し路地を曲がったところにある立地もあって、隠れ家的な雰囲気のある店構えだ。

「ここはカフェだけど御飯も美味しいのよ。昼時は入れないことも多いんだけど、今は大丈夫そうね」

店内には客がまばらにいるが、テーブルが空いているので6人でも大丈夫そうだ。

ドアを開けるとチリンチリンと鈴の音が鳴り、栗色の髪のウェイトレスが出迎えてくれた。

「いらっしゃいませ〜。カフェ・マリンスノウへようこそ……って、あれ?」

「ミラ!」

「焔!それに会長たちまで!どうしてここに?」

「いや、ショッピングに来て、ちょっと休憩がてら昼飯を…。お前こそ、その格好…?」

「これ?かわいいでしょ」

ミラはメイド服姿だ。それも、コスプレのような安っぽいものではなく、本格的な露出度の低いメイド服である。

くるん、とその場で1回転すると、ふわりとスカートが軽く持ち上がった。

「私はここでアルバイトしてるのよ。焔は、へ〜、やっぱり会長とはそういう関係なんだ…」

「な、なんだよ…」

「べ〜つにぃ〜」

と、話していると、奥から金髪のウエイターが顔を出した。

「おいミラ、早く席に…あれ⁉︎焔じゃないか!」

「ハーク!お前もか」

「うわ、どんだけはべらせてんだよ…。なんか知らない美人さんもいるし」

「なんか、世間は狭いな」

「まあいいわ。5名様ね?こちらへどうぞ」

窓際のテーブル席へ案内される。

「ランチタイムは過ぎちゃったんだけど、イートメニューは沢山あるわよ。ドリンクのオススメはマスターのオリジナルブレンドね」

「マスター?」

奥を見ると、オールバックに髭のダンディな男性が黙々とコーヒーを淹れたりフライパンを振るったりしていた。

「この辺のお店は高校生もバイトできるところが多いのよ」

学生の街というだけあり、多くの店が高校生向けの求人を出しているらしい。

水を入れながら、ミラがそんな説明をしてくれる。

「で、会長たちはともかく、この人は誰なの?」

「ん、ああ、彼女は朱月京。京、こちらはクラスメイトのミルドレッドだ」

「初めまして。ミルドレッド・クイーンよ」

「焔の秘書を務めています、朱月京です」

「ひ、秘書?また斜め上の答えが返ってきたわね…」

「クイーン、焔のやる事にいちいち驚いていると疲れるぞ?」

「え?」

「それはこの前のことでよくわかったわ…。それじゃあ、注文が決まったら呼んでね」

ミラはスカートを翻して他のテーブルに注文を聞きに行く。

「…なんか、最近よくスルーされるな」

「お前はもう少し自分が注目を集めているという自覚を持つべきだな」

「フェリシア様が言いますか?」

「…どっちもどっち」

「焔、ミルドレッドさんにも手を出したんですか?」

「出してねえよ!」

「そうですか。可愛らしい方だったので、てっきり」

「クイーンは観察眼が鋭いからな。焔の危険な空気を感じ取っているんじゃないのか?」

「危険て…。フェリシアはミラと知り合いなのか?」

「去年のトーナメントのときに知り合ってから、会えば話す仲だな。向こうのゴールドとは戦ったのを覚えているぞ」

「あぁ、なんか瞬殺とか言ってた気がするな…」

「クイーンさんのお友達が印象的よね。焔が昨日言っていた緋々神さん」

「…いつもフェリシア様にハートを飛ばしてる」

「あぁ〜」

ファンクラブにも入っていそうだ。

喋りながらメニューを回し、一通り注文を決めた。

「む。パンケーキセットが美味しそうだな」

「私はオムライスにしようかしら」

「…ビーフシチュー」

「私はBLTサンドがいいですね」

「俺もオムライスにしようかな」

プラス、お勧めされたコーヒー人数分をミラに注文を取ってもらい、しばらく談笑しながら待っていると、ミラとハークが料理を運んできてくれた。

「は〜いお待たせ。先にコーヒー失礼するわね」

「パンケーキセットにオムライス2つ、ビーフシチューとBLTサンドお待ち!」

「おぉ、よくそんなに持てるな」

「なんでアメリカ人なのに定食屋のおばちゃんみたいなんだよ」

「はぁ〜、お腹空いたわ!」

「はいはいはい、と。これで全部だな。お、朱月さん、さっきミラに聞きましたよ。俺はいずれ学園の頂点に立つ男、ハーキュリーズ・ゴールドです!」

「…どうも」

トレーを持ったままポーズを決めたハークに、京は若干引いた。

ポーズが長いハークをミラがトレーで殴ると、ようやくポーズを解いた。

「マスターが指導するマリンスノウのメニューはどれも絶品だ!どうぞごゆっくり!」

「ごゆっくり〜」

「元気がいいな、ゴールドは」

「あれでけっこうモテるみたいなんだよな」

「私に学園の頂点に立つと言われても困るのですが…」

「フェリシアに瞬殺されてる内は無理だろう。さ、食べようか」

「「「いただきます」」」

「ん〜、美味しい〜!」

「……(モグモグモグ)」

「おぉ、甘すぎず、コーヒーによく合う。これはいいな」

「本場の味をよく研究していますね。美味しいです」

「ん〜、ハマりそうだな。刀那、いい店を知ってたな」

「友達がよく話していたの。来れてよかったわ」

焔たちは、しばし絶品メニューに舌鼓を打った。




「はい、お釣り。沢山食べてくれてありがとね♪」

「コーヒーもお代わりして、デザートまで食べちまった…」

「ありがとう、クイーン。また来るよ」

「ええ。待ってるわ」

フェリシアたちが店を出るまで扉を開けていた焔は、去り際に小声でミラに尋ねた。

「なぁ、燿子はあれから大丈夫なのか?」

「大丈夫、でもないんじゃない?朝からずっと素振りしてたわ」

「そうか…」

「焔、貴方の選択は間違っていなかったと思うわ。私も燿子が危なっかしいと思う時があるし、安易に力を求めようとするのはよくないもの。しばらくすれば、頭も冷えるわ」

「ん、親友のお前がそういうならそうなんだろう」

「ありがとう、心配してくれて。もっと冷たい奴だと思ってたわ」

「ひどいな。じゃ、美味しかったよ。またな」

「ええ。またね」

とりあえずは大丈夫だろう。焔はフェリシアたちを追って店を出た。

「何を話していたんだ?」

「なんでもない。さあ、行こう」

遅い昼食を終えた焔たちは、満足してマリンスノウを後にした。

時計の針は現在3時を過ぎたところだ。

「お腹いっぱいだわ。さて、どうしましょう?」

「ん〜、昼飯が遅かったから夜もズレるな。もう少しブラブラしていくか」

「ノースサイドへ行きたいな。新しい魔石店がオープンしたと聞いた」

「じゃあ寄ってみましょうか」

セントラルパークを通ってノースサイドへ抜けようとすると、人混みの奥からフェリシアを呼ぶ声がした、

「エイゼルステイン会長!」

「ん?」

人混みを掻き分けてやってきたのは、190㎝ほどの高身長に、服の上からでもわかる鍛えた体をした坊主頭の学園の男子生徒だ。

休みの日にもかかわらず、律儀に制服を着ている。襟の色を見ると、3年生のようだ。

ハアハアと息を切らしており、どうやらフェリシアを探していたらしい。

「不知火。どうした?こんなところで」

「会長、その男は誰です?」

「なに?」

「会長が街で男といると聞いたんです。おいお前、今すぐ会長と離れろ!」

不知火と呼ばれた男子生徒は焔、特に、フェリシアと繋いだ手を憎々しそうに睨む。

「会長には心に決めた相手がいるんだ!お前のようなどこの馬の骨ともわからないような奴が…」

「おい不知火、勝手に話を進めるな。私がこうして手を繋いでいるんだ。答えはわかるだろう?」

「まさか!そんな、じゃあその男が…」

(なあ、話についていけないんだが、誰なんだ?)

(あれは私たちと同じ生徒会のメンバーで、副会長の1人、不知火君よ)

(副会長?不知火ってまさか…)

(不知火理事長の息子さん)

(そうなのか…)

「おい、お前は何者だ!」

「そりゃこっちの台詞だが…。初めまして、だな。先輩。俺は2年7組の鬼城焔だ」

「2年生?学園の生徒だったのか!俺は生徒会副会長、不知火縛羅だ!」

「不知火、そろそろ要件を言ったらどうだ?この前の会議は不備なく終わったと思ったが?」

「いや、俺はその、会長がどこの誰ともわからない男に誑かされていると聞いて…」

「ほう。それは実に失礼な話だな」

「いや、しかし、会長、何故そんな小僧に…」

「1つしか変わらないだろう。お前にわざわざ私たちの馴れ初めを話してやる義理も時間もない。用がないなら私たちはもう行くぞ」

「え⁉︎せ、せっかくの休日なのに…」

「そう、せっかくの休日だ。デートの邪魔をするな」

「デ、デート……」

ずーん、という効果音が聞こえてきそうなほど目に見えて落ち込む。

刀那や刹那に確認するまでもない。縛羅はフェリシアが好きなのだろう。

そんな生徒は山ほどいると聞いたが、生徒会の副会長ともなれば、フェリシアと接する時間も多いはずだ。

どうやら、フェリシアが男といると聞いて、妙な責任感から駆けつけたらしい。

焚き付けてもいいことはないので、焔は黙ってセントラルパークを後にした。

フェリシアは焔の腕をぎゅっと掴み、ぷりぷりと怒っている。

「なんだ不知火のあの態度は!全く、もっといい奴だと思っていたが、見損なったぞ!」

そして、京も後ろで静かに怒っているようだ。

「焔、ああいうのはそう遠くない内に邪魔になります。今の内に消しておきましょう」

「やめろやめろ!ただの生徒だろ。おい刀那、刹那、京の手を離すなよ」

京をはじめ、焔の仲間たちは結束が強い分、仲間への侮辱を許さない。

過去に焔に喧嘩を売り、焔の仲間に消された奴は山ほどいた。

しかし、焔もやはり縛羅が何か面倒ごとの火種になりそうな予感はしていた。

(参ったな。民間人と問題が起こるのが一番面倒だ…)

とりあえず、フェリシアに機嫌を直してもらうのが先決だった。

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