表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミチビキ▷▷ミライ  作者: norico
Stage.大阪
2/10

Scene.惨め

そして、地域内の中学校へ進学。


相変わらずの能天気のお馬鹿な長女は健在。


小学校より勉強教科が増え、

さらにやる気がなくなり、元々友だちも少なく

いないに等しいぐらいだった。


しかも中学校生活も苦い苦い記憶になる。


原因はひとつ。


私の名前、仙台の仙に子で、ノリコ。


入学して間もない頃、

国語教師に名前で遊ばれる羽目になり

ますます友だちも出来ず、虐められるようになった。


友だちが居ないから、要するに根暗。

唯一の楽しみは、行き帰りに通る歩道橋。

高い所が好きな私には、

学校生活を1日頑張ったご褒美みたいなもの。


友だちなんていらない作りたいとも思わなかった。


でも、釣り合いたくって、色んなことをした。


遊ばれてるって気付きながらも、

そばにいてくれる子がいた。


それが嬉しかった。


今思えば惨めだ。


その頃の思いが今の自分を奮い立たせてるって思う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ