表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の過去、私の未来  作者: 葉月友翔
第二章~春休み初日~
5/30

第5話:着替え終わりと名前

第五話です。今回は短いです。春休み初日シリーズがしばらく続くと思います。申し訳ありません。

覚悟を決めて着たけれど…やっぱり恥ずかしい。女物のパンツがぴったり体にフィットして変な感じだ。後胸が少しきつい感じが…。そ、それに特に気になるのが…


「か、母さん。このワンピース…スカートの丈が短いよ。」


俺が着たワンピースは思ったよりもスカートの丈が短かった。

女ってこんなのを普段着ているのか。脚がスースーして変な感じだ。風呂上がりの腰にタオルを巻いている状態に似ている。


「あら、似合ってるじゃない。可愛いわよ。」


「だからそんなこと言われても嬉しくないってっ!」


「春人はもう女の子なのよ?可愛いって言われたら女の子らしく喜ぶべきよ。」


「いや、昨日まで男だった俺にはそんな早く気持ちを切り替えることができないよ。」


逆にできる人がいたらその人は順応性がかなり高い人だ。……まぁ俺のようにいきなり性別変わるってことは絶対ないだろうからそういう人はいないだろうけど。


「あと女の子らしい話し方をして、一人称は俺から私に変えなさい。今の姿でその話し方だと不自然よ。」


「えぇー…。」


「返事は?」


「は、はい…。」


「よろしい。それじゃあさっき言った通り先に貴方に合う下着を買いに行きましょ。そのついでに新しい服を買って、その後高校に行くわよ。『桜花』。」


わかったよと返事をしようとしたが俺は返事をするのに戸惑った。ん?桜花?今、母さん桜花って言ったよな?


「えっ?誰だよ?桜花って?」


「さっき話し方のことを言ったばかりでしょ。」


「…えっと…桜花って誰なの?」


「やればできるじゃない。貴方の新しい名前よ。私ね、あなたが女の子だったら『桜花』って名前にするつもりだったのよ♪」


「えっ?じゃあ何で雪華につけなかったの?」


「…さぁ行きましょう。」


えっ?無視された?違う話を無理やり終わらせたんだ!?


「ちょっと!待ってよ!教えろ…じゃなくて、教えてよ!」

結局この後教えてくれなかった。なんで隠すんだ?気になってしょうがない。

誤字脱字、方言で分からない文、その他おかしな点があれば、ぜひ感想に書いてください。よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ