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第三話 〜後書き(訂正版)〜
間幕〜岩国探偵〜
「これって……、どういうこと……?」
岩国探偵は困惑していた。
そんなことは有り得ないのだ。
「まさか……、そんなことって……。」
信じられないし、信じたくない。
「でも……」
これが現実であり、真相なのである。
〈いくしかないのか。そして……捕まえるしか……〉
アジディック。
警察組織と同じ権限をもつことを許されているその探偵社を預かる者としての責任は果たさなければならない。
〈……、!〉
両手で頬を二回たたき気合いを入れて、事件に関わった他の三人に電話を入れる。