詩 好奇心で味わう
好奇心がとまらない
確かめずにはいられない
手にとって
もてあそんで
かじりついて
舌の上で転がして
甘い 甘いと
手をたたいた
「人がやっていないこと」
「人が見ていないこと」
「人が聞いていないこと」
やりたいな
知りたいな
未知はイイ味がするんでね
新しいものは新鮮な刺激になるんでね
好奇心が止まらない
確かめずにはいられない
興味本位で
首を突っ込む
他人だからこそ
楽しめるのさ
ああ 甘い 甘い
愉快な味だ
「野次馬の存在が嫌い?」
「僕は否定しないさ」
「だって僕もその一人だからね」