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27話 (゜∀゜)<御心のままに! (´・ω・`;)<お、おぅ【ここから加筆分】

「ファティナの花?」


 こんにちは。あの後リーチェは無事アルバイトを納品し、セディスが料金に特急料金を上乗せしてスクロール3000枚のバイト代をぶんどったので、そのお金でみんなでお菓子を食べている、モグモグタイムのセレス・キャラデュース(10歳)です。


「うん。私、孤児院で暮らしていて、よくしてくれた神官様が魔法でも治らない奇病にかかっちゃったの。

 だからこの学校に来たんだ。強くなってすごい冒険者になってお金持ちになってファティナの花を買って神官様を治すの。

 だから何としても強くならなきゃ」


「なるほど。だからファティナが必要というわけですか」


 ファティナの花。

 そう言えば確かゲームでも出て来た気がします。

 勇者の仲間の一人、エルフの大賢者がゲーム序盤で勇者を四天王から庇ったせいで、呪いを受ける。

 呪いのせいで大賢者で強いはずなのに戦いに参加できず、終盤にファティナの花を手に入れて、伝説の薬『ラストエリクサー』を作り完治させ、仲間になったはずです。


「しかし、ファティナは難しいですね。

 各国のスペシャルナイトの中の精鋭を集めて攻略できるレベルですよ。

 もっと別の薬を試すなど試みたほうがいいのでは?」


 とクライム君。


 そう。終盤にでてくるイベントということはやはりレベルが高いと言うことになります。

 少女が手に入れようとするには目標が高すぎます。


 ですがそれが何だと言うのでしょう。


 出来るか出来ないかではありません。

 まだ11歳の少女が、施設でよくしてくれた人を治すために強くなろうと努力する。

 その志が尊いのです。リーチェは私のように最初から力があるわけではありません。

 そう純粋な努力だけで一人の人間を助けようとしている。

 そしてバイトで生計をたててまで、夢に向かってちゃんと努力をしている。

 とても立派な事ではありませんか。


「感動しました」


 私の一言に皆の視線が集まります。


「セレスお嬢様まさか……」


 セディスが頬をひきつらせました。


「その通りです。取りに行きましょう」


「って、取りに行こうって簡単に言わないでくださいっ!

 あそこは闇属性の魔物がでます。しかも彼らは光属性の攻撃しか効きませんっ。

 この中で光属性は私とアリーシャだけです!無理に決まっているではありませんかっ!」


 と、セディス。

 確かに普通ならそうでしょう。

 ですが私も同じ闇属性ですが圧倒的火力の前に同属性だろうと関係なく滅ぼせます。

 ただこれを言うと、セディスに怒られます。

 こう見えても私も学んでいます。これは内緒にしなければいけません。

 ですから別の方法を模索したいと思います。


「簡単な事です。武器に属性をこめ……」


 私が言いかけたその口をセディスがふさぎました。全力で。


「お嬢様。武器に属性を込める技術はすでに失われた古代技術ですよぉ?わかってますかぁ?」


 と引きつった笑顔で私にいいます。

 怒られました。ゲームでエルフの大賢者が説明して序盤から使える技術なのでわりと普及している技術なのかと思いました。

 ゲームではお手軽技術だったのですがこれも極秘技術だったようです。

 

「ひゃい。しりまひぇんでした」


 手で口をふさがれた状態で私が答えれば、セディスが大きくため息をつきました。


「そのような技術がもあるなら、各国の属性ごとに配置されている騎士や魔導士たちがかなり人員整理されてしまうでしょう」


 と、眼鏡をくいっとかけなおすクライム君。


「たしかに、属性ごとに派閥ができあがっている騎士団などはその武器や防具ができてしまえば優位性を失い国が乱れる原因になりますね」


 と、ジャン。

 なぜか二人でうんうん頷きだします。

 この二人は時々仲良く二人の世界に没頭するところがあります。


 頭がいいがゆえの深読みなのでしょう。

 時々そこまで考えてなかったと否定はしてみるのですが、「なんと謙虚な!?」「言わなくても貴方の御心はわかります」と、さらに崇拝され、こちらが考えてもいなかった深読みでなぜか私の考えを私が論破されるというわけのわからない状況になるので突っ込むのはやめておこうと思います。


 言葉という武器の前では武力などまったくの無力だと悟った10歳の春の出来事です。


「では仕方ありません。

 私が6歳の時、父たちの狩りを待つ間暇だったので近くにあったダンジョンで見つけた光属性の武器を皆に配りましょう」


 と、アイテムボックスからバラバラと光属性のレベル200付近の武器をだせば


「これは光の剣ゲボルグ!?」

「光の弓サーシャファーラまであります!!!こちらは伝説の杖といわれるファンテーゼ」


 と、なぜかクライム君の護衛と、ジャンの護衛が姿を現して驚きの声をあげました。


 私の後ろではセディスが「もうやだぁぁぁぁぁ」と泣き崩れています。


 ゲーム中では終盤に入る武器ではありましたが伝説級ではなかったはずですが……。

 レベル250のNPCが強キャラ扱いの世界ということを私は忘れていました。

 隠しステージのレベル999基準で考えてはいけません。

 確かに250レベルなら最高級の武器かもしれません。


「ど、どこでこのような伝説級の武器を!???」


 と興奮する護衛sに


「誰だこいつら?」


 と、リカルドが容赦なく突っ込むのでした。


ここから改稿の+分となります!

駆け足だった中盤を大幅加筆しました!

10万文字ちかくで完結予定です。

もしよろしければ宜しくお願いいたします!

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