第1話 失われたヒーロー
それは静かな夏の昼のことだった。
公園の滑り台の上に禍々しい姿をした獣が立っている。
「うがあああああ!!」
獣は吠えると階段を下りてきて少年を襲う。
「たすけてー!ジャスティスマン!!」
すると奥からブレスをまいた少年が歩いてきた。
「俺がこの世界を救う!!チェンジゴー!ドラゴンパワー!」
すると…!
ピピッ!
「okだよー。」
「つかれたーー!」
「休憩~」
休憩を告げられると少年はゲーム機を閉じる。
獣はもういない。
そこにいるのは楽しそうに語る少年たちだった。
時は経つ
「なあ、だいだい。これ見ろよ。国文の奴、自主制作ヒーローとかやっていやがるぜ。」
そこにいるのは制服に身を包んだ高校生。
携帯の画面を見せたのが根 政幸 通称、ねまさ
元・怪人である。
そして…
「なんだよこれ。高校生にもなってはっず。てか、それやるなら学校来いよ。」
ヒーローになることを否定したのが弟森 醍 通称、だいだい
そして彼こそ過去にジャスティスマンだった男である。
今は何もやることがない暇な高校生だ。
一方、
「今回のヒーローものびてるな…いいぞ…」
国文 敏雅は今日も部屋の中でパソコンをいじっていた…
彼のゲーム機には残っている。
ジャスティスマンの勇姿が…
ヒーローに憧れる者
ヒーローを捨てた者
ヒーローになれなかった者
この三人の異なる思いはすれちがいながらも複雑に絡み合う
やっと色々と済んだ...
どうも、色々書いてる人です。
やっと生活も落ち着いてきたので小説家に戻ることにしました。
いやー…色々ありましたよ…1万字くらい書き貯めていたのが某futureと設定もろかぶりだったり
尊敬してた方が亡くなったり、
ホント色々とありました
でもまあ、僕自身の体調が何もないだけいいですかね
では、次回予告といきましょうか。
次回予告
思い出せ、この感覚
第2話「決意を胸に」
※この作品はフィクションです。