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枕の下に 希望の上に(9)

冠する山

若葉色と深緑色が

バランス良く配置され

赤や黄色が

点在しながら薄く彩る

季節を冠するに相応しい山




在る事を邪魔されず

無い事を拒めずに

本来の役割と

流れ行く雲を眺めている

存在を冠するに相応しい山




飛行機雲が

白い一本線を描いている




簡単に近づけそうだから

目の前まで行けば

険しさが目立ち

自ら選び進む意味を問う

時間を冠するに相応しい山




晴天の昼空に浮き上がり

月光の夜空に

影なる怪物に成る

口実にも旬があるのだろう

心情を冠するに相応しい山



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