あの海まで
掲載日:2025/05/13
あのひとの趣味について
興味のないような素振りをした
何も分かってないような素振りを見せてた
大型免許を取って
自分ひとりでどこかに出かけてみようと
行き先のない午前からは快適
口ずさむ歌は
あなたの好きな歌ではなかったのに
海が近づくたびに
それがあなたの好きな歌に変わっていった
こんなにステキなものなら
あなたといっしょに見たかったな
カメラに収まるわたしを
あなたはどんなふうに思うのかな
ココロのどこかでそう思ってから
あなたの笑顔だけ浮かんでは
消えないままでいる
サイドミラーには、さっきから
恋の模様が映り込み
今度はあなたを誘ってみようと
思ってみたり・・
いずれにせよ、
あなたの趣味を無視はできないね
そう思う
あなたの街に戻ってきた
風はさきほどから追い風
予定より早く着いた
あなたを想う時間が
少しは増えたかな・・
読んでいただき、ありがとうございました




