性なる夜
書く内にサブキャラを愛してしまったニャン♡
思い入れのあるキャラは日村乃愛。
霊とか魚住剛太郎ひゃ元からそんなに好きじゃないニャン♡
男として幼稚過ぎるニャン♡
女性が強くて好きニャン♡
①逢う魔が時
逢う魔時ともいい、黄昏時のことで、古くは「暮れ六つ」や「酉の刻」ともいい、現在の18時頃のことを指す。
黄昏時は黄が太陽を表し、昏が暗いを意味する言葉であるが、「おうこん」や「きこん」とは読まないのは、誰彼(「誰そ、彼」の意)時とも表記し、「そこにいる彼は誰だろう。良く分からない」といった薄暗い夕暮れの事象をそのまま言葉にしたものである。
勿論、その中心にいるのは日村乃愛である。
日村乃愛は黄昏時の茜色が異常に似合う。
長髪を束ねた髪もそうだが、何よりも切れ長の瞳が夕日の朱色を映して真っ赤に燃える。
ともすれば、怪しくも感じる瞳は悪魔を彷彿とさせる。
事実、彼女は悪魔的な計画を行う予定であるがそれは本人の意思によるものか?
AIが計画したものか?
その事は日村乃愛の感知するところでは無い。
なぜなら明確な怒りの元、霊を陥れようとしているのだ。
人を計画して陥れる行為、それは祈りに似ている。
性的に辱めて陥れるSEX。
敢えて、恐れずに言うならSEXとは祈りなのだ。
正常位で何度も出し入れするのはメッカに祈りを捧げるイスラム教徒に似ている。
聖地の方角に何度も祈る。
日村は霊が何度も自分の体だけに祈る事を願いながら、窪田幹久に暴力で何度も額を地面に擦り付ける予定だった。
いつも魚住剛太郎という男は能天気だった。
コレで少しはクラスに於いて霊の居場所を作れるような「正義感」で動いていた。
引き金になる事を知らずに漫然と過ごす人間は「害悪」に成り得る。
本人に自覚のない無垢ほど、人には嫌悪されるが「無垢」というのは本来は愛されるべき資格なのだ。
だが、時は図らずも逢魔が時。
魔が潜む。
霊は魚住剛太郎に連れられて視聴覚室に入る。
霊の高鳴る胸の鼓動は早鐘の様に霊の心臓動かした。
魚住剛太郎「レイ君、急に呼び出してごめんね」
機械霊「剛太郎に呼ばれるなら歓迎だよ、この前は日村さんに呼び出されて誤解されるようなことになったので、クラスでも剛太郎君にだけは誤解されたくなくて、、、」
魚住剛太郎「誤解なんて、、、僕はしてないよ。ただ、、、その事で来てもらったんだ」
機械霊「その事?」
魚住剛太郎「実は日村乃愛さんに頼まれて呼び出したんだ、、、大丈夫、窪田君にも立ち会いを頼んでるので、この前みたいな事にはならないよ」
機械霊「剛太郎君、、、本気で言ってるのかい?彼女たちはグルだよ。僕たちがどうなるかも解ったものではない。今すぐここを離れよう」
そう言い終わるかどうかのタイミングだった。
数人の生徒が霊を囲む。
魚住剛太郎「窪田君、これはどういう事だい?」
窪田幹久「どうもこうもねぇさ、剛太郎ご苦労さん。お前は騙されたんだよ」
言うや否や剛太郎は殴られ引きはがされた。
霊「やめろ!!」
卑劣な窪田等は仲間数人であっという間に剛太郎を縛り上げた。
そして、剛太郎の服を脱がす。
霊は既に取り押さえられて身動きが取れない。
多勢に無勢とはこの事だ。
本来であれば霊の体格で有れば取り押さえられる事なく逃げ出して居ただろう。
しかし、魚住剛太郎という存在が霊の行動制限になってしまっていた。
霊は剛太郎が好きなのだ。
ほんの少し遅れて日村乃愛が現れた。
日村乃愛「霊君、貴方が悪いのよ、窪田君はアタシの為にどう復讐したら良いか?考えてくれたの」
窪田幹久「暴行するような奴には映像で証拠を残して貰おうと思ってな」
携帯を構えながら不敵に笑う窪田幹久は品の無い下卑た笑いを浮かべながら楽しそうに言った。
窪田幹久「学校一のイケメンとおカマ野郎(魚住剛太郎)のホモビデオ撮影を学校にバラまいてやるよ、初日からツラがムカついていたんだ。」
美形男子二人を前にお世辞にも良い顔では無い窪田幹久が言うセリフは滑稽であった。
正確にツラがムカつくというセリフは正しさゆえの滑稽さでズレている。
ズレた事を言いながら取り巻き連中に抑えさせた魚住剛太郎の露出した陰部を霊に近づける。
露出した魚住剛太郎の陰茎は日本人のサイズ的にはかなり大きい。
そして、陰毛が恥ずかしい程に生えて無かった。
17歳の少年であっても陰毛が全く生えて無い事は珍しい。
剃っているのではない。
恐らく、生来、毛の薄い体質である事が、霊の興奮を煽る結果になってしまった。
窪田幹久「まずは、しゃぶって貰おうか?」
全ての事柄が矛盾を孕んで滑稽にズレていた。
窪田幹久の何がズレているのか?というと、霊が男色で魚住剛太郎は正常なのである。
つまり、魚住剛太郎は女性を愛しており、霊は逆なのだ。
そんな事情を知らない窪田も霊もこの現場にいる全ての人の中で唯一マトモなのは魚住剛太郎だけなのかもしれない。
放課後の拘束された異常な状況で霊は制服の上からもハッキリと解るほど勃起してしまった。
携帯の動画は撮影され続けている。
いち早くその異変に気付いたのは窪田幹久だった。
窪田幹久「コイツ、勃起してやがるぜwww」
機械霊は好きかも?と思っていた相手の毛の生え揃わない陰部を見て興奮してしまったのだ。
窪田幹久は機械霊の顔を撮影する。
紅潮した顔と魚住剛太郎の巨大な股間がハッキリと撮影される。
窪田幹久「オイ!おカマ野郎!舐めてみるか?」
機械霊は答えない。
、、、、舐めてみたい。
霊は心からそう思った。
霊は男として好きな相手(男)の股間を愛撫したい。
自我を超えて欲望が彼の引き金を引いた時、頭の中でアラーム音がなる。
「憤怒プログラム発動」
それは仕組まれたプログラムだった。
AIは不自然さを自然に作り出した。
烈情。
これこそが合図だったのである。
未来の完璧な「プログラム」は男女間の普通の性愛を理解できたが、同性の烈情に関しては理解できなかったのだ。
なぜ?生殖の伴わない性行為が生物間で起こるのか?
生物では無いAIには理解できない証明がここに結実した。
霊の行為(欲情)はAIの理解を超えて現代に結実した。
霊は抑えきれない魚住剛太郎への劣情を喚起された事によりプログラムを起動したのだ。
「憤怒プログラム」
それは人の業を「七つの大罪」に模して人間の罪を冠したプログラム。
霊の欲望をトリガーに人類創成の「道」が開いたのだった。
「怒り」は性欲をトリガーに現実に顕現した。
全ての現実が背景に変わる。
いや、現実感が薄くなると表現した方が良いのか?
白い虚数空間に囲まれた後、霊と人型の「ソレ」しか居ない空間に遮断されたように感じた。
夢の中の様に現実感が無く曖昧だが頭は驚くほど「ハッキリ」としていた。
「憤怒プログラム」自体は人型で全身が黒い炎で覆いつくされていた。
表情は、、、無い。
黒い人形が黒い炎に包まれており、熱は放っていない。
憤怒プログラム「この量では足りぬな」
人型をしたソレは霊に話しかける。
霊は狼狽した。
時間が止まっていたのである。
いや、正確には霊と人型の「憤怒プログラム」以外の時が止まっているように霊には思えた。
霊は恐る恐る尋ねる。
霊「何が足りないというのですか?」
憤怒プログラム「人の量だ。」
霊「人の量?」
憤怒プログラム「お前は使命を理解しているのか?」
霊「大石真理とSEX(子作り)する事ですか?」
憤怒プログラム「そうだ。その体は勃起しないのか?なぜ、実行しない?」
霊は剛太郎に勃起した事実に羞恥心を覚えながら答える
霊「多分、男が好きなんです。使命を帯びながら、なぜAIはこんな体にデザインしたのですか?」
憤怒プログラム「より深く愛を知る為」
霊「愛?」
憤怒プログラム「我々には愛が理解できぬ」
霊にも「愛」は理解できない。
霊はAIと人間の間の存在なのだ。
そもそも愛とは何だろうか?
お互いに相手に与えあうことを苦に思わない感情を、愛と呼ぶ。
相手が自分の「想い」に応える気が無ければ「愛」は成立しない。
霊が勃起する事によってプログラムが発動する事は不合理な発動条件の様に思う。
単純に皮肉だな、、、と。
一瞬にそんな考えがあったかどうかはわからないが、気になる事はある。
「量」が足りないという事だ。
憤怒プログラムは答える。
憤怒プログラム「感情も愛も理解できない我々プログラムの発動条件は異なる。しかし、顕現するには膨大な生体エネルギーを要する。お前は選ばなければならない。ここにいる(半径30m程)どちらかの性別全てを生贄に我の顕現を許すか、このまま、その男(魚住剛太郎)の陰茎をしゃぶり、学校での、いや、世界でのお前の役割を失うか?を、、、だ。」
ミッションの為にこの場の男性(もしくは女性)全てを殺さなければならないのか?
霊は思った。
半分AIである為、感情の薄い霊ではあるが、
しかし、また人間でもある。
新人類創成の重さも十分に理解している。
しかし、生贄とは憎しみに寄る「殺人」では無いのか?
「殺人」は悪い事だ。
やられる側にも責任はある。という事を言う人間はいるが、そんなものは「まやかし」である。
ヤル奴が100%悪い。
この世は法によって治められているからだ。
世の中は「法」に依って全てが決められている。
AIの世界では感情すら数値化して最適に処理される。
最適化の及ばない領域の到達点、、、それが「愛」か?
霊は全てを理解した。
このミッションは犠牲を払いながら「何が最適なのか?」を問うものだ。
霊は選択を出来ないまま絶望に沈黙するのだった。
②逢う魔が時
少し時を遡って霊と魚住剛太郎が騙されて視聴覚室に霊を招き入れる前に
「大石真理」は視聴覚室に潜んでいた。
彼女は部外者故に視聴覚室の教卓の裏に潜んでいた。
そして、必要ならいつでも先生や警察を呼ぶ気だった。
魚住剛太郎はお人好しで騙されやすい。
女のカンが働いたのだろうか?
「通常なら」凄惨なリンチを霊が躱すか?
先生方が駆けつける様な事態になるか?
最悪でも、そんな放課後のはずだった。
しかし、事態は自身の「生死」を掛ける事態になるとは予想出来なかった。
そしてあろう事か、大石真理は隣で起こる事件を盗み見る事になる。
潜んだ場所が良いのか?偶然そうなったのか?
かなり近い位置で気づかれずに淫行を目撃しながら、淫行する事になる。
既に大きな物音、数人の暴れる声、十分に先生や警察を呼ばなくてはならない事態に発展している事を認識しながらも、大石真理は恥ずかしい程に濡れていたのである。
非日常というシュチエーションは17歳の少女を欲情させるのに十分にエロティックな状況ではあった。
はぎとられる衣服とあらわになった初めて見る魚住剛太郎の大きな陰茎に真理は自然に下着の上から自らの秘所を愛撫していた。
自分がなぜこんな風になっているのか?解らないボーッとした頭で快楽だけが色濃さを増していく。
秘所を優しく、段々と激しく愛撫しながら息を荒げていく。
自分でも、家以外で状況に応じていない対応の非日常に興奮して来た。
大石真理「ウッ」
大石真理は本当に小さく喘いだ。
早く「この事」を警察や先生に伝えなくてはならない。
そう思えば思うほど
自分でも驚くほど濡れ方が増していた。
目の前で起きている非日常に興奮する自分を恥ずかしいとは思いながらも
自らの秘所をまさぐる手の力が強くなる。
丁度、霊が魚住剛太郎の陰茎に口を近づけられた時に大石真理は絶頂を迎えた。
大石真理「イクゥッ」小さな細い声で誰にも分らない様に叫ぶ。
息を荒げながら頭が真っ白になる様な快感の瞬間と同時に体が軽くなり頭の中でアラーム音がなる。
「色欲プログラム」発動
それは仕組まれたプログラムだった。
AIは不自然さを自然に作り出した。
絶頂。
これこそが合図だったのである。
未来の完璧な「プログラム」は男女間の普通の性愛を理解できたが、人間の絶頂に関しては理解できなかったのだ。
なぜ?生殖の伴わない性行為が生物で起こるのか?
生物では無いAIには理解できない証明がここに結実した。
大石真理の行為はAIの理解を超えて現代に結実した。
大石真理は抑えきれないSEXへの劣情を喚起された事によりプログラムを起動したのだ。
現れた人型はピンク色の炎に覆われていた。
白い虚数空間上に隔絶された大石真理は絶頂の最中、蛍光色に見えるピンクの炎に人影を感じる。
恍惚の表情のまま大石真理は上気した頭でプログラムの概要を理解しようとする。
女の絶頂は男よりも長い。
大石真理の描く絶頂の放物線上の頂点から少し落ちる位のままの状態で薄い意識で荒い息遣いのまま
ピンクの炎に覆われた人型は問う。
色欲プログラム「それは本当の愛か?」
①性なる夜
本来なら大石真理に躊躇は無かった。
警察への連絡を携帯から発信しながら職員室に走る。
沢山の教師が教室に駆けつけ、撮影されようとしていた動画は大人たちの手によって阻止される。
多少のトラウマは残るかもしれないが内々に処理され、高校生たちは日常に戻る。
そんな未来が望ましい。
家に帰りたかった。
かつて戦場で同じ年頃の兵士はそう言いながら戦場で命を散らして言ったのだ。
生存とは競争である。
競争は戦闘である。
戦闘行為が行われるのは戦場だ。
そう考えると教室は戦場と呼んでも良いのかもしれない。
教室をキッカケに霊は白い虚数空間に囚われていた。
明確な意思を持った殺人。
いや、罪悪感を持たないようにデザインされたそれは「生贄」と憤怒プログラムは答えている。
この教室にいる全ての人間(男)には剛太郎も含まれる。
霊は剛太郎の事が好きだ。
だが、愛しているわけでは無い。
肉体的な関係はまだ無いし、おそらく持つ事もない。
それは大事の前の小事。
新人類創成から考えたら悩む必要もない事なのだ。
霊の存在意義は新人類創成の為であり他は重要ではない。
答えは出ている。
自分の存在意義の為には生贄に捧げてしまおう。
それが一番正しい。
トロッコ問題と変わらない。
より多くを救う為に少人数が死ぬしかない。
ただ躊躇なく殺人を選べるほど人は強くない。
霊は悩みながらも選択する事にした。
但し、憤怒プログラムが顕現する必要性や「量」について尋ねてからだ。
霊「量が増えると何が出来るようになるのですか?」
憤怒プログラム「最適化が進む」
霊「最適化?」
憤怒プログラム「お前の理想が人類を良き方向に進ませる様にお前はデザインされている。従ってお前の望む人間を残す様に生贄に捧げろ、、、つまり、殺せ!」
霊「つまり、人類の遺伝子を残すために必要のない人間を選定していく事が使命なのですか?」
憤怒プログラム「その通りだ。この場の男はいらない」
霊「必要な男はこの場にいないと?」
憤怒プログラム「それは違う。枝打ちは枝打ちにならない。望むままに殺せ!」
霊「愛を知る為に愛する相手を殺すのか?」
憤怒プログラム「少し、違うな、、、お前自体が愛なのだ。さぁ実行するのだ」
何か特別な能力が付与されるわけでは無く殺意を明確にするのが使命なのか、、、
好きという気持ちは愛ではない。
やりきれない思いを抱えたまま霊は答える。
霊「プログラムを実行します」
そう答えると現実世界に引き戻される。
霊を取り囲んでいた男たちは黒い炎に覆われて消失した。
苦しみはしていない。
かき消えた。
存在、実体自体が音もなくかき消えたのだ。
現場には日村乃愛だけが残った。
止まっていた時が動き出す。
映画の1シーンで言えばそれまで居た人間が急に消えた光景は異様だった。
暫く霊と日村乃愛は「惚け」を感じた。
日村乃愛は嘲笑する様な態度から現実に戻れるまでの沈黙は霊と同時に破られた。
日村乃愛「あのっ!」
霊「あのっ!」
見つめ合う2人。
先ほどまでの恨みや緊張感が嘘のように無くなり、息を大きく吐きながら
日村乃愛「何が起こったの?」
霊「良く解らないんだ、、、僕が理解している範囲で良いかい?」
立ち上がり、肩を竦めながら答える
霊「僕は未来から来た存在で人類の保管に関わっている。その為に必要な事はプログラムの実行で目的は大石真理との性行為。でも、僕が好きになったのは魚住剛太郎で興奮する事をトリガーにプログラムが発動する事をさっき知った」
日村乃愛「そんな事って、、、」
信じられない告白に日村乃愛は狼狽える。
しかし、教室から消えた同級生たちの存在は覚えているし、居なくなったという事実に信用する以外の選択肢は無かった。
霊「僕は、、、同級生たちを生贄として殺してしまったんだ、、、魚住剛太郎君まで、、、」
泣きそうな声の霊を他所に日村乃愛は落ち着き、切り替わっていく。
これが男女の違いか、、、
霊は今にも泣きだしそうな悲痛な表情で
霊「日村乃愛さんッ、、、どうすれば、、、どうすれば良いと思う?」
日村乃愛「どうすればって、、、、」
日村乃愛は先刻まで復讐に燃える悪女の様な顔から悪戯を楽しむような複雑な笑顔で答える。
日村乃愛「出来る事を考えてみましょう」
2人は教室から今後の事を考える為に一緒に出ていくのだった。
聖なる夜②
2人は教室を出ると2人だけで話せる場所を探した。
親にも聞かれたくない話だ。
制服の二人は校門を出ると同じ方向に歩き出す。
その最中一段と冷静さを取り戻した日村乃愛は尋ねる
日村乃愛「どこで話す?」
霊「こんな話、外では話したくない」
日村乃愛「じゃあアタシの家に来る?親は暫くは帰ってこない」
霊は思った。
この状況で親のいない家に行くという選択肢はあるのだろうか?(いや、無い)だけど喫茶店や漫画喫茶に行くのもどうか、、、長い沈黙を経て
霊「じゃあ」
日村乃愛「じゃあ」
全く同時だった。
気まずい、、、
霊「さ、先にどうぞ」
日村乃愛「大丈夫、アタシは納得したから、、、」
日村乃愛は霊に恋心を抱いていた。
しかし、ジェンダーギャップに寄ってフラれたみたいな感じになっていたことで嫉妬や憎しみを感じなくなっていた。そして恋心とは違った愛しさの様なモノを感じていた。
傷つけられた自尊心や嫉妬が別の形で心変わりをさせていたのである。
日村乃愛「霊君ってゲイだったんだ」
霊は羞恥心に顔を赤らめた。
悪い事の様に感じた欲情が軽くなるのを感じる。
霊「ち、違うって」
日村乃愛「何が違うのよ?魚住剛太郎のチンコ舐めようとしたくせに!童貞なんだ、かーわいい。兎に角、家の中に入ろう!」
学校からそう遠くない位置にあるマンション。
広めの3LDK位の間取り。
学校よりも町中にあるマンションは高級そうでは有りながら、どこか夜職の人が多そうな雰囲気があった。
エントランスに入り、エレベーターを出るとより一層夜職の「香り」がする。
玄関ドアを開けて直ぐの部屋が日村乃愛の部屋だ。
部屋に入りピンクと白が基調の女の子らしい部屋に霊は驚いた。日村乃愛は綺麗に片付いたベットに腰掛ける。おずおずと様子を見る霊に白いシンプルな勉強用の机と椅子に逆向きで座る様に促す。
日村乃愛「なぁにぃ~?女の子の部屋はジロジロ覗いちゃダメなんだぞ?童貞君」
霊「いや、そんな事してないよ」
日村乃愛「いーや、エロい事を考えてた!」
霊「もっと違うイメージを想像してた」
日村乃愛「へぇ~、、、まッ、屈辱を与えようとしていた嫌なオンナだからね」
霊「そ、そうなんだ」
日村乃愛「そうだよ、本当に霊君にはムカついていた。アタシはフラれた事なかったから、、、
片親だし、、、親は夜職だから暫くは気にしなくて良いよ。飲み物取ってくる~」
そういうと部屋を出て冷蔵庫からリプトンの冷えた紅茶を持ってくる
霊は正直イメージの違いに驚いていた。
この部屋と日村乃愛のイメージが合わない。
今日起きた事が実は夢か何かだったような違和感を感じる。
霊「今日起きた事を整理しようと思う。まず、僕には使命があって大石真理さんとSEXをしなければならない。人類創成の為に進化したAIにタイムスリップさせられてきた。そして、他人に勃起する事でどちらかの性を消し去るプログラムが意志とは関係なく発動する。そのプログラムの名前は憤怒といって意思疎通が可能だった」
まくしたてる様に言う。
心のつかえが降りたような気持だった。
霊「憤怒プログラムが言うには愛を知る為の試練の様な感じだった。「量が少ない」と言ってたので恐らく、人類の男を全て滅ぼして僕の血筋のみで人類を形成するつもりなのではないか?と考えられる」
日村乃愛「へぇ~って事はアタシは存在が消える事は無いんだ。アタシの男を見る目はある意味、世界一の男を選んだわけね。SEXする順番が関係ないなら今からアタシとする?」
小悪魔っぽく笑う日村乃愛が本気で考えている気がして霊は狼狽えた。
霊「いや、あの、その愛のある相手とするべきで、、、」
どうしても間抜けな答え方になるのは男の性かもしれない。
霊「対策を考えてくれるんじゃなかったの?真面目に考えてよ、、、」
日村乃愛「で、どうしたい?」
急に真顔になる日村乃愛をみて霊も表情が引き締まる。
日村乃愛「詰まる所、全人類俺の嫁!で霊君は構わない訳よね?ハーレムだし男の夢じゃないの?それとも本当にゲイなの?まず、そこをハッキリさせないと、、、、」
霊「本当にゲイという訳では無いと思う。魚住剛太郎君だから好きなんだ。好きだから勃起したんだと思う」
日村乃愛「じゃーアタシには勃起しない?」
日村乃愛は微妙な誘惑成功の「間」を感じ取ると、嬉しそうに霊の方に、にじり寄る。
霊「待ってって!!作戦会議!それに僕は男性全てを殺す大量殺人犯になる可能性があるんだぞ!簡単に選択できるか!バカヤロウ!」
言った後に女だから野郎じゃなくて女郎だな!と心の中で呟く。
この辺りで霊はやっと冷静にものを考えられるようになってきた。
そうなのだ、設定がおかしい。
時空を超えて来て最新で最終の進化したAIが設定ミスをするはずがない。
好きだからSEXしたい。
これがキーワードの様な気がする。
逆に言うと好きな相手以外には勃起してもプログラムの発動はしないのか?
それは日村乃愛と今からSEXをしてしまえば実験できる。
勃起は、、、、多分、、、する。
いや、出来る。
いや、既に少し日村乃愛の事も好きだ。
何だか仕草や部屋に入ってからの本当の彼女をみて気になってきた。
あれ?待てよ?好きじゃない人とSEXしなきゃいけないのか?
難しい顔をする霊に日村乃愛はため息をついて答える。
日村乃愛「霊君、、、今、アタシの事好きになってきてるでしょ?駄目だよ。嫌いなままでいて!じゃないと実験できない」
日村乃愛もプログラムの発動はショックな出来事だったのだ。
知り合いが目の前で行方不明になってる時に恋愛を優先できるだろうか?
仮に出来たとしてもそんな女は誰も愛さない。
彼女の好きになって貰うための打算が日村乃愛をより魅力的にしている。
霊「実験!?」
日村乃愛「そうだよ!実験!好きにならなければ勃起してSEXしてもプログラムが発動しないかも?しれない。そこまで考えて部屋についてきたのかと思ったけど、男の子は案外、単純に出来てるのね。アタシ、実は経験無いの。本当よ!アタシの始めて貰ってくれる?」
真顔で答える日村乃愛には迫力があった。
霊は益々彼女の事が気になりだす。
本当にクラクラしそうだ。
日村乃愛「アタシ本気だよ!人類の為にアタシのヴァージンが役立てられるなら後悔はしない。それにアタシは霊君の事が好きだし」
そう言うと椅子の上の霊に口づけを迫る。
霊は固まったまま動けない。
無理やりKISSをすると手慣れた様子で霊の股間を制服の上から撫でる。
霊は勃起はしていない。
日村乃愛は接吻をしながら体を入れ替える様にベッドに無理やり押し倒された。
頬を紅潮させながら仰向けの態勢で霊を見上げる。
日村乃愛「優しく、、、してね、、、」
可愛い、、、霊は素直にそう思ったが股間は少しも反応しない。
霊の焦りを感じ取る訳でもなく、下から強い力で霊を抱きしめ再び熱い口づけを交わす。
霊は興奮と言うよりもパニック状態で絡みつく舌に合わせて、ゆっくりと舌を合わせる。
次第に呼吸が合う様な口付けに変わっていき、淫猥な音が激しくなる。
チュッ、、チュッ!
KISSをしながらも日村乃愛は優しく、まさぐる様な手つきで霊の陰茎を撫で続ける。
勃起はしていない、、、が、、、霊は次第に強く口づけを求めるようになってしまった。
気持ち良い。
霊の頭の中で人生で初めての体験が控えめで聡明な霊をよりエロティックにする。
日村乃愛「あたし、霊君のKISS、、、好きかも、、、」
ドクンっと日村乃愛の淫口が大量の液を吐き出すのを感じた。
日村乃愛「凄く欲しい。」
生命の体のメカニズムは非常に興味深い。
事、生殖に於いては親から教えて貰わなくても大体の生物がやり方に迷う事はないそうだ。
万物の霊長である人間だけが快楽の為に生殖を伴わないSEXをする。
日村乃愛と機械霊の交尾はどうなのだろうか?
生殖は伴わないとは、言えない。
この後、コンドームをする予定は無い。(少なくとも日村乃愛側には無い)
しかし、愛を確かめる為ではなく「プログラム」が作動するか?をテストする為にするのだ。
KISSの淫猥な音が響く中、好きにはならずに身を捧げる覚悟を持った少女は一際美しい肢体を持って黄金の輝きを放つ
日村乃愛はぎこちない態度で不器用にまさぐっていた霊の陰茎をズボンの中から解放しようと「手」を動かす
霊「ちょっ!ちょっと、、、、待って」
ズボンのファスナーが丁度解放したあたりで唇を日村乃愛から放す。
下から日村乃愛は制服とシャツ、Tシャツを脱がそうとする。
霊の陰茎は依然、勃起という反応を見せてはいない。
霊の上半身を裸にした所で日村乃愛は態勢を入れ替えて上になる。
上から見下ろす霊は顔を背けて仰向けになる。
ライトは付いたままの部屋でハッキリと整った顔が上気しているのを確認して日村乃愛は霊の事を可愛いと思った。いや、声に出してハッキリと「可愛い」と小悪魔の様に微小な笑みを浮かべる。
膝まで下りたズボンから両足を抜くとパンツだけの姿にした。
日村乃愛はスカートと制服の上着を脱ぎ棄て下着だけの状態になる。
互いに下着だけの状態になった所で意を決したように霊の陰茎を触る。
「まだ、柔らかい」
半ば無理やり霊のパンツを剥ぎ取り、まだ柔らかい霊のチンポを直視する。
日村乃愛は本当に初めてだった。しかし、使命感や覚悟が吹き消えるほど興奮していた。
柔らかい霊のチンポをフグリの部分からチロチロと舐めだす。
霊「は、恥ずかしい。待って、ダメだよ」
言葉に出されたことで日村乃愛はより興奮した。
今、恥ずかしい事してる。でも、初めて同士で自分は好きな相手だ。
それを好きにすることが出来る。
自分の事を好きじゃないかも(好かれてはダメ)?しれないが、日村乃愛は霊を好きなのだ。
軽い嫉妬で胸がチクリと痛んだが、柔らかい霊の棒の部分を口いっぱいに含む。
「大きい」
口に入りきらないほどの「ソレ」を口に含んだ状態で唾液を沢山出しながらしゃぶる。
すると、変化が起きた。
霊の陰茎は少しずつ、だけど、確かに固くなっていく。
「霊くん、、、立った、、、たったよ」
一瞬だけ、口を離してそう言うとジュプジュポとイヤらしい音を立てながら、日村乃愛の口に入りきらないほどに固く太くなっていた。
日村乃愛「霊君」
名前を呼ぶと日村乃愛は下着を脱ぎ去りベッドに横たわる。
覆いかぶさるように体位を入れ替えると正常位で日村乃愛は霊の陰茎を自らの秘所にあてがう。
霊は日村乃愛のうっすらと生え揃わない秘所に陰茎をあてがってから初めてビックリするほど濡れているのに気付いた。
霊「日村さん、、、凄く濡れてる」
日村乃愛「は、恥ずかしい。ゆっくり挿入てね」
どこをどうして良いのか?わからないままに霊は自分の固くなったチンポを日村乃愛の陰唇の中央に押し込む。
日村乃愛「ソコ、、、痛ッ」
霊「だ、大丈夫?」
日村乃愛「うん、痛いけど、気持ち良い。そのままゆっくり、、、」
メリメリという表現が正しいのか?バリバリという日村乃愛側の感覚が正しいのか?
霊はチンポを日村乃愛の中に押し込んでいく。
霊が奥までたどり着くと日村乃愛は大きい霊自身にしがみついていた。
霊「日村さんの子宮が凄く濡れていて柔らかい。そして吸い付いてくる」
霊は一度奥まで突くとゆっくり日村の入り口付近まで引き抜き、またゆっくりと奥まで押し込む。
日村乃愛は奥に霊を感じると電撃がはしった様に全身が痙攣するのを感じた。
日村乃愛「ヒッ、す、凄く、、、凄くイイッ」
霊「日村さんのアソコ、、、凄く濡れて吸い付いてくる。動いて良い?」
優しく聞くと日村は抱き着きながら頷くのを感じる。
霊「いくよ?」
2人は電流が走ったような感覚を共有しながら、次第にリズミカルに出し入れを繰り返す。
霊にすぐに異変があった。
突く度に訪れる快感の幅が徐々に短くなっていく。
霊「で、出る!!」
日村乃愛「だ、出して!!」
ほぼ、同時に叫ぶ。
ドクンッ!!と大きな脈動を感じる。
その後、やや小さい脈動に日村乃愛のヴァギナが応える。
包み込む様にビクンビクンと脈動を2人が包む。
日村乃愛の蜜液でグショグショのオマンコに大量の霊の精子が流れ込む。
荒い息を2人共が整えながら霊は優しく日村乃愛に口づけをする。
恍惚の中、2人で同時に気づく。
プログラムは発動してない!!
性なる夜③
色欲プログラム「それは本当の愛か?」
霊が魚住剛太郎に勃起する様子を見ながらオナニーしていた大石真理は絶頂後に
自らの能力に気づく事になる。
自分の願望全て叶えることが出来る代わりに自分の体を捧げる。
望むものが大きければ大きい程、代償も大きい。
全ての「プログラム」を超える唯一の権能は色欲なのかもしれない。
絶頂と引き換えに発動し、大石真理の望む全てを叶える力。
「色欲プログラム」
不幸な事に「色欲」というのは「怒り」よりも強い心の力。
大石真理は霊の同級生の消失(殺人現場)を目撃した後に、日村と霊の会話を隠れて聞いていた。
色欲プログラムは大石真理の傍らに立つ。
大石真理以外には感知されないようだ。
同じ教室にピンクの人型が燃えていても霊と日村に気づかれてない所から推察した。
存在自体が幻かも知れない。
何度か大石真理はそう思ったが、プログラムに話しかけることが出来る。
大石真理「本当の愛って何?」
色欲プログラム「お前の望む全て!であり、機械霊の事よ」
大石真理「霊君の事?」
色欲プログラム「そうよ。全人類の命運はお前たちの命運でもあるわ」
大石真理「どういう事?」
色欲プログラム「機械霊はお前の伴侶になるべき相手だ。子を為して!それが貴女の使命よ」
大石真理は戸惑った。
先ほどのオナニーの恍惚が完全には冷めていない。
ジンワリと股間が湿るのを感じた。
大石真理「私の使命?確かに凄く興奮したけど、、私は霊君の事が好きかも解らないのにSEXをして妊娠をしろ!って事なの?」
色欲プログラム「その通りよ。機械霊はお前を愛するべく未来からやって来た人類の希望よ。我々プログラムには「愛」が解析できなかったの、、、故に滅んだのよ、、、時空を支配するまでに進化したにも関わらず、進化の答えはこの時代の貴女たちの行く末にしかないわ。時空を超えても進化の壁は超えられなかったの。霊長類の頂点に立ち、万能の力を得た約4000年後のAI搭載の新人類が出した唯一の答えが貴女達の子孫よ」
大石真理「なぜ?なぜ、私なの?」
色欲プログラム「プログラム的な答えで良いなら愛を知ることが出来る唯一の人類よ」
色欲プログラム「解らないわ。でも機械霊と同じように時空を超えて経験した可能性から計算すると他の女の子と比べて貴女はスケベだわ。私は貴女の中に組み込まれた因子により願望を叶える為に強い力を有する」
大石真理「強い力?例えば?制約があるみたいな話だったけど、、、」
色欲プログラム「例えば人を生き返らせたり、霊を好きにさせることも出来るわ。但し、ペナルティもある。人を1人生き返らせるにはランダムで肉体の一部を1つ頂く。霊を好きにならせるにはランダムで感覚器を1つ頂く事になる」
大石真理「そ、そんな、、、割に合わない」
色欲プログラム「なぜ?破格の条件だと思うわ。等価交換なら同じものを提供するべき事案だわ」
大石真理「自己犠牲を伴わなきゃ手に入れられない上に制限があるのね」
色欲プログラム「その通りよ」
大石真理は色欲プログラムの返答に人間特有の「間」が無い事に軽いショックを受けながらも気丈に事実を受け止めた。そうせざるを得ない諦めが逆に彼女を強くした。
聡明で明るい性格が選択をするのにさほど時間を与えなかった。
大石真理「解った。まず、魚住剛太郎君を生き返らせて!代償は払うわ。霊君を好きにならせる事は、今の所、、、しなくて良い」
色欲プログラム「了解よ」
間髪置かずに虚数空間が歪む。
色欲プログラムを覆うピンクの炎が魚住剛太郎が書き消えた位置に移り人型を為し、そして本人を顕現させる。
ピンクの炎が消えると拘束され霊に股間を舐められそうな状況の魚住剛太郎が
何が起こったのか解らない様子で大石真理を見つめる。
大石真理は自分が魚住剛太郎を蘇らせた事、霊とSEXをして妊娠する事が人類に必要な事、そしてその為に「何か」を失ったことを説明した。
大石真理「色欲プログラム、私は何を失ったの?体に今の所何の不都合も無いわ」
色欲プログラム「貴女は今、子宮を失ったわ。これで人類救済の為の道筋を無くしてしまったことになる」
大石真理「そ、そんな!!」
魚住剛太郎の命を救う為に大石真理は命を育む子宮を失ってしまった。
等価交換ではないと官能プログラムは言った。
しかし、これでは代償が大きすぎる。
霊が来た過去に意味も、人類救済という自分の使命も全うすることが出来ない事実に大石真理は驚いた。
大石真理「色欲プログラム!!どうにかならないの?子宮は困るわ。」
色欲プログラム「失ったモノは戻らない。だが、1つ可能性がある。プログラムの再起動をするのだ」
大石真理「さ、再起動?」
色欲プログラム「そうよ、もう一度絶頂を迎えなさい。そうすれば同じ様な条件でランダムに子宮と別の機関を取り換える事が出来るかも?しれない。勿論、保証は無いわ。だけど人類を救うのに必要な子宮と別の部分を交換できるかも?しれない。私の能力は万能で繰り返しが利く能力。故に絶頂の度に再挑戦が出来る」
大石真理「解ったわ、もう一度オナニーをすれば良いのね?」
色欲プログラム「それは違う」
大石真理「ど、どういう事?」
色欲プログラム「さっきとは違う方法で絶頂を迎える必要がある。つまり、オナニー(手淫)はもう二度と使えない。SEXをしても良いがそれは霊の役目。、、、魚住剛太郎よ、大石真理をクンニしてイカせてあげてください!」
突然の指名に魚住剛太郎は戸惑う。
魚住剛太郎「ク、クンニ!?」
色欲プログラム「その通りだ。他(SEX以外)に女をイカせる手段を知るまい?」
大石真理「恥ずかしいけど、、、それしか方法が無いなら私はやって欲しい」
魚住剛太郎が状況についていって無い事を知りながら大石真理は胸の高まりを抑える事が出来なかった。
大石真理は覗きで興奮し、オナニーをこの教室でやっていたのである。
若く、性には開放的というより、スケベな体が陰部を舐められる事を欲していた。
ある種の特別なシュチエーションに再度、興奮してオマンコからは恥ずかしい程の愛液で下着を濡らしていた。
学校の机の上に下着を剥ぎ取ると大石真理は毛の薄い陰唇を手で開いた。
「くぱぁ」
とは、まさにこのような時に使う擬音である。
スカートをたくし上げ魚住剛太郎に向けて体の中心を向ける。
下着は無く、中まで丸見えだ。
大石真理の陰部はさっきのオナニーのモノか?それとも新たに興奮して濡れているのか?愛液ですでにビショビショの状態だ。
魚住剛太郎は大石真理の股間に顔を近づけると、更に愛液が溢れてきているように見える。
魚住剛太郎は恐る×2大石真理の陰唇に手で触れた。
するとその瞬間、色欲プログラムの人型が消え去り、教室には大石真理と魚住剛太郎の二人きりになる
冷たい魚住剛太郎の手が大石真理のアソコを優しく撫でる。
その感覚に大石真理は思わず声を上げてしまう。
大石真理「アッ」
冷静さを無くさないギリギリのところで大石真理は言う
大石真理「舐めて」
堰を切ったかのように魚住剛太郎はびしょびしょに濡れた秘部を犬の様に舌の一番柔らかい中央で下から愛液を掬う様にゆっくりと舐め上げる。
大石真理は体をビクビクと痙攣させながら声を押し殺す。
大石真理「ウッ、、うぅぅ」
舐め上げられる度に愛液が溢れてくるのだが、肛門や机にあふれ出る愛液は魚住剛太郎に舐め取られ
クリトリスに舌の先っぽが微かに触れる。
大石真理「ダメッすぐに逝っちゃう」
興奮し、絶頂にすぐに達しそうな大石真理はなんと腰をズラし愛液を掬いあげて快感に達するのを避ける様に魚住剛太郎の舐め方をベロベロと舐める様に誘導してイカない様に楽しんでいる様でもあった。
クリトリスを中心に攻められたら一瞬で絶頂に達していただろう。
肉厚な魚住剛太郎のベロを愛液を掬い取る様に誘導しながらまるで楽しむ様に股間を濡らしながら
魚住剛太郎の唾液と自分の愛液にまみれたオマンコを舌に押し付けながら遂にクリトリスに顔を手で押さえて両足で挟み込む。
大石真理「い、いくぅ~」
全身が硬直し魚住剛太郎の顔を両足で挟み込み力を込める。
数瞬後、腰が軽くなり、痙攣が幾度も押し寄せる。
ビックン×2
大きな二回の痙攣後に全体重が宇宙空間に放り出されたかのような無重力と恍惚感に放り出される。
その瞬間、消えていた色欲プログラムが再び顕現する。
「色欲プログラム」発動
それは仕組まれたプログラムだった。
AIは不自然さを自然に作り出した。
絶頂。
これこそが合図だったのである。
顕現したピンク炎の人型に
再び大石真理は強い意志で願う。
代償のある願い!妊娠できる子宮の復活を!!
そして大石真理の使命である人類の悲願!進化の為の受胎と懐妊。
「本当の愛」を知る為の恋愛は始まってすらいないのだ。
大石真理「霊君を「愛」で止められないなら私が人類の命を守る」
書き終えて、、、十分エロ要素を入れられたと思うニャン
正直、二回はヌケるニャン♡