表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コトノハノシズク  作者: 華ノ月
2/3

~暗闇~


どれくらいの時間が経っただろうか……


どれだけ沢山の涙を流しただろうか……



沢山泣いたのに……

沢山苦しんだのに……



もう前を向けるはずなのに……



あぁ………



私はまだあなたを忘れることが出来ないでいる

心のどこかであなたが戻ってくることを願っている自分がいる



こんなんで前を向けるのかな?

一人で前に進めるのかな?



助けて……

一人にしないで……



私は一人では前を向けない……



また

暗闇に戻っちゃうのかな?


また

自分の殻に閉じ籠っちゃうのかな?



嫌……嫌……嫌……



やっと

そこから出てきたのに


やっと

優しい光が見えたのに



戻りたくない……

暗闇には戻りたくない……



コトノハ……


コトノハ……


コトノハ……



言葉を綴らなくちゃ……


自分の気持ちを綴らなくちゃ……



でも……

綴れない……



コトノハが出てこない……



何も……

何も……


出てこない……



焦り……


苛立ち……


苦しさ……



書かなきゃって思うほど書けない……



助けて……助けて……助けて……




『僕が傍にいるよ』



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ