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ゲットリッダーズ  作者: 早尾アスカ
第5話 [前だけ見て進むのも難しいよね。]
35/76

分からないことだらけだな。 ー潮田大翔ー

●あらすじ

 詩日都公園で起こる連続失踪事件を調べている大翔たち。そんな大翔を狙うように次々とノゲムが現れた。大翔が瀕死の状態に陥ったそのとき、突然現れ、いとも簡単にノゲムを倒した「ゲットリッダー・イージス」は事件の真相を語る。


●登場人物

潮田(しおた) 大翔(ひろと) ♂

 ゲットリッダー・ノーマの変身者。一応本作の主人公。帝頂辺天大学3年生で、いたって普通のどこにでもいる二十歳の男子学生。毎日退屈な日々を過ごしていたが、ある日を境に偶然ゲットリッダーになった。

 詩日都公園連続失踪事件を調べていたが、突如現れたゲットリッダー・イージスから事件の真相を知る。


安城(あんじょう) 麗華(れいか) ♀️

 大翔と同じく大学3年生で20歳、大翔の恋人。基本的に気の強い性格ではあるが、大翔の前では変わった一面を見せる。現在大翔とともに詩日都公園連続失踪事件の調査に協力している。


大空(おおぞら) 心助(しんすけ) ♂

 ゲットリッダー・ロウルフの変身者。35歳。寡黙で、ゲットリッダー同士のつながりを好まない。ゲットリッダー歴は長く、実力派であることでも有名。


赤西(あかにし) 竜也(たつや) ♂

 ゲットリッダー・ティラノの変身者。志治乃木幼稚園ばら組、年長の園児、6才。生意気な性格で周りの園児とはあまり遊ばない。


・イージス

 ゲットリッダー・イージスの変身者。黒いパーカーを着用し、フードを被り、顔に白く不気味な仮面を着けた謎の人物。正陰コーポレーションとの関わりが深い様子だが……?


灰東(はいとう) 愛生(まき) ♀️

 2016年7月7日生まれの14歳で中学2年生。2020年クリスマスに当時、正陰コーポレーション次期社長であった父と研究者の母、社長の祖父を火事で亡くしている。しかしそんな過去を感じさせないほど、天真爛漫な性格であり、かなりの天然。


炭岡(すみおか) (しゅん) ♂

 中学3年生。成績優秀で礼儀正しい好青年。

 詩日都公園連続失踪事件の被害にあった幼馴染みの灰東愛生のため、金房の調査に協力している。


金房(かなぶさ) 佑樹(ゆうき) ♂

 探偵事務所サンビレッジの私立探偵。40代、小太りでいつもトレンチコートにハットを着用している。誰にでも気さくな性格である。

 横常礼人の母親の依頼により、詩日都公園連続失踪事件の調査をしている。


横常(よこづね) 礼人(らいと) ♂

 ゲットリッダー・シーシャインの変身者であった、帝頂辺天大学4年生。詩日都公園での戦いを最後に失踪していたが……

「そんで、あんたが最初に殺したのが、同大学同学科の……横常礼人(よこづねらいと)


 仮面の人間は横常さんの写真をつまみ、そのまま地面に落とす。写真はひらひらと、ゆっくりと死体のそばに落ちた。


「お? 絶句って感じだねぇ~」


 仮面の人間がしゃがみ、俺の顔を覗く。俺の目には不気味な仮面が視界いっぱいに映った。


「ねぇ、どう? 自分が、最初に殺したノゲムがー、実は人間だったのー、ねぇどう? どんな気持ちなの? ねぇぇえぇぇ~」


「ふざけるなぁぁ!!」


 手で払うも、いとも簡単に避けられる。


「あぁー……いや、ごめん! ちょっと言いすぎた!」


 仮面の人間は顔の前に両手を合わせ、大袈裟に謝って見せた。


「事件の話に戻るね。詩日都(しひと)公園で人を襲い、その人たちをノゲムに変えた犯人、それは……」


 またもや写真が見える。


帝頂辺天(ていちょうへんてん)大学生命科教授の隼瀬慎也(はやせしんや)。あんたも知ってるでしょ?」


 隼瀬慎也、俺が前期に履修していた、ある科目の教授だ。


「隼瀬先生が……なんで……」


「うーーーん……まあ動機はー、科学者ゆえの暴走って感じでしょ。たぶん」


 仮面の人間が腕を組み、軽い調子で言う。


「なんでだよ……なぜそれを俺に教える!?」


「いやさー? こっちもこの事件には困っててさぁー……相手のバックになんか大きいやつがいるっぽくて、僕の地位的に手出しできないわけ。その点、あんたなら大学にも出入りできるし、身分も低いからさ。それに万が一あんたが死んでもさ、大したデメリットはないじゃん?」


 仮面の人間は、さも当然とばかりに話す。


「とにかく、まずはあんたに様子を見て欲しいわけ。この男がどれぐらいキーを持っているか、どれぐらいの戦力なのか」


「ふざけるな! そもそもお前は何者なんだよ! なんで真相を知ってるんだよ!」


 俺は声を荒げた。怒りに任せ、訴えてみてもこいつには何一つ響いていなかった。


「あー……そうだよねー……やっぱりあんたも、平和より自分の命が大切なたちかぁ……」


change(チェンジ) Getrider(ゲットリッダー) Aegis(イージス) Union(ユニオン) Swordshield(ソードシールド)

attack(アタック) skill(スキル) 発動 Shadow(シャドー) bullet(バレット)


 仮面の人間は変身し、俺との距離をとると、アタックスキルを発動。禍々しく真っ黒で巨大な球体を地面に向けて放った。


「待てよ!! おい!! まだ話は終わってなっ……」

 

 土埃が舞い、ゲットリッダーは消えた。


「ふざけるな……お……俺は……まだ……」


 体力の限界からか、意識が遠のいていくのが自分でも感じられた。

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