間違い
結婚生活は幸せとは遠い
結婚を前提に付き合い始めたが、何か何かが違う?と疑問に思いながらも、結婚をすればこの疑問は消えるのだと思っていた。
結婚をして幸せになれると、勝手に信じていた俺はもろくも結婚一年目で躓いた。
結婚をするまで実家暮らしだった妻は、家事全般料理も全くできなかった。
でも、慣れてくればきっと上手くなると思いながら、なんの進歩もなく月日がすぎる。
時々作ってくれるお弁当は、見たことのあるおかずが入っている、昨日の残り物と冷凍食品、温めるだけのものばかり、ある日には鍋べの食材と鍋の汁が別々に入っていた。
お弁当の定番、卵焼きなど1度も入っていなかった。
疲れて帰ってきて、横になっていた俺はウトウトしていた、その時妻が俺が寝ていると思ったのだろう、何で寝てるの?とつぶやいた。冷たい声だった。
でも、俺には面と向かっては言わない。
友人夫婦とバーベキューをした帰り道に、妻は友人の奥さんのことを好きではないと言い放った。
友人の奥さんは、誰に聞いてもいい人だ。
3年くらいにの月日がたったころ、何かが変わるかもと不妊治療をはじめた。
排卵日だった妻、その夜のこと私は子供が欲しくてもあなたを受け入れられないと言われた。
拒否だ。それでも変われたらと体内受精で子供をつくることにした。
何度目か、ようやく妻は妊娠した。
うれしかった。
のちに、このことを後悔することになる。
俺な何を期待していたのだろう、この人に
こんな俺にも、いろんなことがあった