表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よいしょ!  作者: ゆんゆん
2/2

ジンクス信じますか?

そして今日。

よく晴れた、汗もよく出る日に、母と墓参りに来た。



線香、ロウソク、仏花、バケツの水を手に、そういえば、お供えに父の好物を買ってくるのを忘れていたことを思い出した。


父の大好物は‥‥甘いもの。その中でも、和菓子が大好きだった。


問題は、この暑い中、何をお供えするかにつきる。


おはぎ等の生菓子は‥‥正直、出して備える前に腐りそうな暑さだ。

お供えは持ち帰ってお下がりを食べなければならないので、生菓子却下。


と、すると。


アレしかないか。


京都の四条通りに長年店を持ち続けている、羊羹専門のあの店。


昔ながらの一竿の物もあるが、一人用の物もある。自分で食べるなら当然一人用で、色々な味にトライしてみるが。


供えるのはあの父の墓前。


あのルールは今でも大活躍だ。


そう。

「そのままでいいんじゃない。」


じゃあやっぱり、昔ながらの一竿で。




「お母さん、お供えここで買っても良いけど、せっかくなんで、○屋さん行って羊羹買ってくるわ。」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ