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冒険者より…

 


 木材店の見学なんですけれど、盾の加工より木材加工のほうが気になりました。テーブルとか作ってみたい!まああんまり見せてもらえないですけれどね、よくわからん狐に割と機密な製法だったりしますから。テーブルや椅子など簡単なものなら見せてもらえますけど、桐箪笥とか製法がねえ、というか桐箪笥が何であるんでしょうか。収束進化?


 バックラーは3枚の木の板をニカワか何かと複数の素材を混ぜた特殊な接着剤で貼り付けているようでした。30cm位とはいえ、くり抜くのは難しいみたいですね。あ、あれがありました、グルングルン木を回して角材を丸くするやつが2種類。バットを作るようなやつと、皿を作るようなやつですね。回転が縦と横になってるんですね。


 回転部分って何か挿してるんですか?機械油とか?って聞いたら挿してるそうです。電気で動くか魔導で動くかの違いしかないんですね。


 バックラーはお金払って削りから接着まで練習しました。まあ、いくら職人仕事でも1枚に卸価格の10倍ほど払えばねえ、やらせるよねえ(黒い笑み


 円の台形状になってる中央部分と両端に別れてるんですが、これ木材を繊維方向、縦に裁断して円形に削る機械で一括で形成と整形できないんでしょうか?3枚でやると歪みが出そうなんですが。ま、そういうのは私が考えればいいだけなのでおしえず削りだしから接着まで何枚かやりました。縁に鉄が噛むように出っ張りをつけてるのが特徴的でした。

 これはあれですね、軟鉄を叩いて縁を補強するんですね。規格通りにバックラー作って、縁は鋳造で、ぐるっと貼り付けて一箇所だけ止める、とかだったら素敵。耐久性がどうなるかは知りませんが。


 3日位通いつめてバックラー基部は割といいのができるようになったので退散。以前話したゲームの武器を作る番組の設備が欲しいと凄く思った、超思った。

 成長性が上がってるとはいえ、成長「率」はバイオサイボーグ初期のままなので、少し難しくなるとすぐに習得とはいきませんね。


 3日ほどで剣を作る準備も進みました。筒は作ったし外部から熱せられる、長いるつぼみたいなのも作った。後は鍛冶の見学をして学ぶだけです。


 あ、貴族レベルの宿は泊まる期間が終わったので程々の宿に切り替えました。あんまり安いとリュックが盗まれちゃうし強姦にあっちゃう。


 びっくりしました。包丁みたいな剣の作り方ってあるんですね。よくよく記憶を見ると、地球の刀とかもこの作りですね。刀身を作って、柄に挟んで鋲で止める。一体成型だけかと思ってました。鋲で止めるだけじゃなくて、柄に差し込む部分を水中で使う槍のようにギザギザにして、先端を熱して穴を開けた柄に差し込んで、焼き進めて固定する方法もありました。ギザギザと木が熱で膨張した後冷えて収縮するので固定できるそうです。そういえばあの番組でやってたな…


 後焼入れなんですが、他の人は炭火ですが長のはオーブンで焼いてますね。均一に熱が入るのでムラが消えそうですね。炭素も入らないし。結構魔道具で近世の技術が作られてるんですねえ。発達した科学は魔法と見分けがつかないとよくSFで言われますが、発達した魔法は科学と見分けがつかないものですね。


 とりあえずすぐに借りている工房で分離成形の練習をはじめました。鋲は包丁の丸いあれみたくなってるんですが、常温で打ち込んで潰れるので柔らかい金属だと思います。非常に炭素が少ない軟鉄でしょうか?アルミ?いやアルミの色じゃないです。多分リベット、いやリベットは鋲の一種のことなんですが、リベットになる柔らかさに調節されたなにかなんでしょう。鉄と木材が足りなくなるのでスミス商会と木材加工のところに行って在庫を買い込み練習。私の鍛冶打ちは何時とは決まってませんが何もしないのも笑われます。


 結構難航しました。ここの鍛冶屋のリベットは規格みたいなものがあるんで道具はあるんですが、うまく入らないんですよね。うーん。一本購入して分解してみました。はずれないですね、接着剤も塗ってあるみたいです。購入しておこう。

 なんとか剥がしたのですが、焼け焦げてるのでリベットを熱くして柔らかくして打ち込んでるようです。ギザギザを差し込むのと同じ理論でしょうか?精密さが取れないのかな。


 話が少しそれるんですが、どうしてもリュックは持ち歩かないと危ないので持ち歩いてるんですけれども、鍛冶場に持ち込むのはやはり摩耗してしまうので嫌だなあ、だけど名前はパーソナル倉庫とはいえ実質共有倉庫に放り込むのもなあと思ってセーフティ金庫を念じてみたらあっさり出来ました。うひょー。物が入っていると魔力を使うのですが、リュック程度だと回復のほうが追いつくので余裕で入れることが出来ます。魔力の増加と総量増加、回復量の増加につながるので便利便利。術式は阻害しないみたいです。

 お金の代わりに魔力で使える金庫とか、地球の銀行にある私物金庫?ああいうのとそっくりですね。



 さて鍛冶する当日です。早朝から打つのですが人が沢山来てました。あの剣の硬度と切れ味は折り紙付きでしたからね。


「人来てますねー、んじゃあ打っていきますねー時間かかりますよ。」


 機械が使えるので熱しては機械でガンガン打っていきます。データ計測すると炭素0.6%なのでギリギリ鋼鉄。ただ打っていくうちに減っていくから軟鉄になるでしょうね。


 細部は金槌で調整します。今回もサーベル状疑似刃です。刃渡りは長くなります。70cm。しっかり設計しないとなまくらになりますからね。


 何日かとんかんとんかんしてこっそり粒子の均一化したりして、形状は出来ました。この後焼入れですね。試作では成功してますが果たして。


「じゃあ焼入れをします。まずこの炭火焼きるつぼ君に炭を入れます。そしてこの剣を入れて上からも炭を。粉を入れたら蓋を締めて、940度で4時間焼き続けます。浸炭焼入れという製法です。非常に強固な表面の熱処理が出来て、内部は軟鉄のままですので折れにくく強固になります。炭の上に置いてふいごふかし続けましょうか。魔法で温度見るから尻尾燃えちゃうなあ。」


 ちょっとどよめきが起きました。流石に今回4つの熱処理は出来ませんがこれなら十分な強度が保てるはずです。リサイクルの鉄ですが叩いたのである程度不純物はなくなってます塩寿司。


 ガンガン燃やして4時間。質問がたくさん飛んできましたが適当に受け答え。炭素がどうのこうのってまだ理解できてないようなので。私だって記憶を見てるだけですし。


「よっし、焼き入れます。550度付近まで一気に落とします、それからはゆっくり冷やします。油を使います。鉱物油に少し機密を配合した焼入れ油です。おりゃー」


 じゅわー。引き上げて炎がぼわっ。気にせずもう一度差し入れてじゅわー。後はゆっくりです。空冷でしょうか。うーん、曖昧、感。


「冷えたら焼き戻しですね。500度以上の高温で戻したいところです。」


 焼戻しも無事に終え、最後は柄に差し込むところです。鍔は護拳にもなりそうな形で作成しておきました。護拳はうまい取付手段が見つからず断念。鍔は剣で抑えちゃえばいいのですが…


「リベットの作成は大変でした。剣の穴は焼き戻す時に調整しましたが歪んでますねえ…まあはいるでっしゃろ。ニカワを塗って…えい!出来ましたね、あとは細かく仕上げて完成です。いやーいいのが出来ました。」


「リベットもきれいに入れたか、流石だな。ウチで働かねえか、いい待遇で迎えてやるぜ。」


「どうも、でも放浪の旅が目的ですので。工房一つお貸しくださってありがとうございました。」



 ま、まだバックラー作り終わってないのでもうちょっとお借りしたんですけれども。


 バックラーは3つを雑貨屋の強力ニカワ「くっつ君」という怪しいニカワ接着剤でくっつけて軟鉄で縁を打ち固め、中央は焼き入れた円形構造物に後ろから太い釘を3本打ち付けて釘を潰して固定、取っては迷いましたが木製に軟鉄を叩きつけたものを革で覆う感じに。予備も同じく。実力が上がってるのがわかります。

 軟鉄と行っても手で曲がるほどじゃないので打ち付けは苦労しました。研究所から小さいハンマーでも持ってくればよかった。


 これで武器防具が揃ったので外にいけます、カマキリとクモでしたっけ?討伐して買い取ってもらいましょう。




 クモキモい。デカイといっても重力と節足動物の関係で超巨大にはならないのですが、30cmくらいでも気持ち悪いですね…顔を切り飛ばして他を回収。凶悪ではないのですが糸が絡みますね。燃やしてますが一瞬防護が外れるので警戒しないと。


 あとカマキリじゃなくて蛇でした。毒がないと言うのでわざと噛まれてみて、皮膚が貫通しないのを確認してから首を折って昇天。この2種類中型コアなので美味しいです。蛇食べてみたんですよ、焼いて。確かに鳥っぽくて美味しいです。共有倉庫に数入れておきましょう。5kgくらいはあるので6匹かな?倉庫200kgなので圧迫してもまずい。


 そういう感じでサクサク刈り取ってギルドに帰還。組合だっけか。0.5ユロルになりました。後ランクが42に。装備待っている間にランクいっぱい上がりそう。


 ここは組合の中にも酒場があるんですよ、パーティ組むための装置として。パーティ募集の看板と酒のんで気の合った仲間と組んだりとか。んでまあ利用したんですが、めっちゃ勧誘されたりエロジジイに絡まれたりしました。君たちこの貧乏服がわからんのかね!?

 ただ、ここには亜人がとても多く気が休まりましたが、やっぱここもそういうもんなのかなあとも思いました。商会や工房は全て人間でしたからね。村は亜人もいましたが…


 ぼんやり眺めていたら声をかけられました。またか。


「俺の名はトーマス、あっちはジェイソン、そしてミランダだ。近くの村にゴブリンが巣を貼って大変なっことになってるんだが君もどうだい?かなりの魔法の剣士と見受けられるけれども。」


 ああ、防護切って無いや、通りで…


 ゴブリン!!ファンタジーですね、ちょっと見てみたいもんです。引き受けることにしました。報酬が1ユロルとのことですが、ゴブリンの右足首を持って帰れば報酬になるそうです。ほおー。一つ0.05か、馬鹿町の一泊0.005じゃないっけ?羽振りがよい。


 歩いて2日ということでパッキングをして出発。ああ、そういえばどこかの賊の大将の身体を分解して共有倉庫に入れておいたんですが、金庫の方に移動させておきました。アキレス腱は移動速度UPですし、目とか目の改造Lv4とかに出てきそうで。身体の向上系統は今の所タンパク質ですね。心臓、肝臓、腎臓、膵臓、胃に腸…細かい。


 道中は私が遠見をしたのもあって問題なかったです。野営が楽しかったのと、狐耳にギシアンの声がとどいちゃってるのは特に。妊娠して解散するタイプですねこのパーティ。どっちの子になるのかわからないところが特にやべえですね。


 村に到着。結構しっかりしてます。今日の夜に偵察して明日何をどうするか決められそうです。目が使えるのが私だけというわけで単独偵察に出ました。あ、男は二人共弓と剣で、女が回復かな。ちょうど魔法がいなかったんでしょうね。


 偵察ですが、私の忍び歩きで1時間ほど、普通なら4時間位のところに斥候がいました。組織だってますね、組織立つ場合は強い長が率いてる時と一般常識で習いました。

 奥に進みたいので斥候を首切りして排除。隠し武器使えますねえ。蛇をタンパク質として使おうかなーと思っていたら、美味しかったらしく3匹なくなっていたのでゴブリンぶち込むことにしましょう。後日怒られました。成長のためには仕方ないんだ、金庫は結構魔力使ってるし。


 森?林?そういう所があって先に進んだらキャンプしてる所に出くわしました。ちょっとこの先は難しいですね、遠見だけして帰りましょう。見える範囲では谷間にある綺麗に加工された洞窟のところで陣を張ってるみたいですね。かなり「あそこ」に近い形です。もしかすると洞窟の教会が結構あって隠し扉にあの施設があったりするかもしれませんね。憶測ですが。


 帰ったらドッタンバッタンしてたのでこの4人じゃ討伐できないなと思いつつ違う部屋で就寝。

 翌日偵察結果を伝えたらぎるd…組合に報告して撤退すべきだというのが総意になったので村長に報告。


「数名来るゴブリンだけでも倒してくれんか、どうかお願いする。」


 と言われたので私が残って撃退することに。まあ、私以外は何ていうか、冒険者と言うより、うん。


「すぐ戻ってくる。」


 とはいったものの、あんまり信用もできない。


 ので隠密で数を減らそうと思います。ここには勿論ギルドもあるし足を買い取ってくれる。

 レザーの大きなものお願いできないかなー革持っていけば作ってくれると思うし。


 一気にいつものモードに戻りましたが、やることはやりますよ。夜間に5匹位潰し始めました。あんまり大規模にやって逆襲でせめて来られると同しようもないんで、コレくらいで。

 3日位で警戒が厳しくなったので


 ステルスフィールド展開させちゃいました☆私から発する音や熱を遮断し、光をカメレオンする感じです。かなり洞察力がないと気がつくのは無理だと思う。


 此処から先はせめて来る事も考えられるのでバッサバッサなぎ倒していくことに。遺体を隠すため一時的に倉庫に詰め込んでます。血液はこっちで消してますが。


 30匹位ですか、合計して50匹位潰したあたりで戦争の準備を始めたようです。


 組合に報告して早馬が出て、住民は避難できる場所へ。私はどうしようかなあ。


 こども「お姉ちゃん大丈夫だよね、守ってくれるよね。」


「大丈夫よ、心配しないで。ほら、尻尾触って安心するよ。」


 どうにも始祖の系統は子供にめっちゃ弱いらしく、子供のために交代しながら数を減らしていく作戦をすることにしました。漸減邀撃作戦。


 まずは先制奇襲ですね。軽く走って60kmほどの時速を出して斥候の頭を刈り取りながら中心部まで進行。武具を整えてる器用な奴らを炎ビームで潰していきます。十分な火力のビームも出せる魔力になりました。0秒6連射とかは出来ませんけれど。それは荷電粒子しないと難しいですね。


 わーっと向かってくるので地面を変成して引っ張り上げ、壁を作って逃走。谷間いっぱいに作ったので通行は無理ですし、破壊するだけでも時間かかるでしょう。


 あ、そう、こういう新しい魔法も魔法屋で買ったんですよ。その時に私は変成魔法が極めて強いとのご指摘をいただきました。魔法の防護って魔力を引き出してこねくり回して鎧にしてますからね、ずうううううううううううううううううーーーーーーーーーーーっとそれやってましたから変成の操作が上がるのも無理ないわけです。

 炎などは魔力を一旦別の物体に変換して放ってますのでそこの変換効率がまだまだ悪いのですが、恐らく魔力そのものを引き出してこねくり回して打ち出せれば星を破壊することもあるいは。それは言い過ぎ。

 まあ、変成は応用がききそうです。



 さてそんな解説をしているうちに村へ到着。状況を報告して休憩です。私だけですがテント張りました。ゴブリン・オブ・デスロードとか、まあさっき考えたんですが、そういう変態レベルのモンスターが来ても破壊されるおそれありませんからね。ゆっくり休めます。

 この星は地球の48時間ありますから、4分割で行動できますね。朝働いて午後休んだので夕方から夜間再度出撃です。ちょっと試しに魔力の弓と炎の矢を変成で出してみたら出たので、試してみましょう。目は改造Lv2だ。


 忍び足で土の壁に近寄り偵察。破壊ではなくはしごを作って越えるようなので頭が出てきたあたりで矢を撃ってみました。うーん当たらん。

 まあ練習だしどんどん撃ちましょう。ちなみにログを見ると敏捷性と正確性が上がっているようです。ふーん?


 矢をつがえるのが面倒になってきました。ああ、ここで敏捷性と正確性が上がってるのか。しょうがないのでもっとやりましょう。相手は矢を警戒して出てこなくなりましたね。無限に撃てるのでずーっと撃ってよう。いい練習だ。矢はある程度の時間出来ますし、作成した壁をこすって谷間の壁に当たるように練習だ。


 3つ目の時間は帰る体力ギリギリまでずーーーっとこれやってました。ちょっとずつ上手くなるので楽しいんですよね。敵も何も出来ませんしね。


 4つ目の時間で休憩。そろそろ来る頃だと思うのですが。


 次の1つ目の時間に先遣隊が馬でやってきました。村長と組合員が報告。私の戦果に疑いつつも組合員の報告なので嘘はなく、驚いてました。


「増援が来ましたー。ええと、私の壁を超えるか超えないかのところでゴブリンは止まってます。陣は谷間の洞窟らしきものにありそうです。」


「そうでがんすか、わがったでず。ごぶびん80はほんどうでずか?」


「(どこの地域の方なんだろう)持ってきてない死体を合わせると後20くらいは。暗殺主体でしたので足まで取るには結構な苦労が。」


「ぞんなにでずか。100いんじょうとなぐとほんだいがぎでもあぶながっだかもじれねえ。」


 先遣隊はすぐに村にある資材で野戦陣地を構築し始めました。もう100はいると見ている感じでしょうか。私は足止めしている壁の補強をしにいきました。はしごかかってるな。サイコキネシスでひっくり返しました。これも魔力をこねて手とか紐に変えてるので変成なのです。

 壁をもっと高くしましょう、えい!わははは、こりゃ無理だろう。7mはあるぞ。下を崩されないように変質で岩にしておきましょうか。やあ!うむ。まあまあだな。

 変質は変成の兄弟ですけどちょっと下手ですね。鍛冶の粒子均一化とかレンガのとかで変質してますから初心者ではないのですけれども。


 遠見したら壁の向こうでひときわ大きい個体が。ゴブリン・デスロード・ファイナルエンペラーと名付けましょう。ロードとエンペラーがはいってるぞどっちなんだ。


 ゴブリンはカラフルですねえ、小鬼と呼ばれているから角が生えてますけど、色は様々です。工業排水で汚れた河川みたい。


 3の時間で本体が到着。明日の朝すぐに攻撃するそうです。総員20人位?あの3人いませんね。


 隊長に状況を報告。なんか貴族のお坊ちゃま臭いけど大丈夫でしょうか。


「うむ、そうか。では明日まずは壁を一気に崩してくれ、その後一気呵成といこうではないか。」


「わかりました。壁は周囲の土を使っているため効果時間は存在しませんが、周囲が堀のようになっています。合図をいただければ全て元通りにします。」


 そして当日。野戦陣地もったいないなーと思いながら壁に。みんなその出来に呆然としてました。


「壁というか、城壁だな…」


「これは俺らでもぶち抜けねえよ…ゴブリンじゃ無理だ…」


 あっるぇ?やりすぎたかなー?と思いながら作戦位置へ。どきどきしますね。


 合図が…来ません。見るとなんか隊長と数名がもめています。あれかなー、突撃馬鹿隊長と弓魔法の危険だからまず撃たせてくれってやつかなー。


「先に矢と魔法を撃たなかったら、危なくて撃てないよ!先に撃たせてくれ!」


「ゴブリンに作戦など無用!突撃だけで十分だ!」


「魔法は何をすれば。」


「弓矢を防げば十分だ。」


「相手は弓矢を打つのにこっちは撃たずに突撃かよ!」




 帰りたい。



 結局作戦は突撃になり、合図が来て壁を戻し、80近いゴブリンの突撃に無駄な突撃をしてこちらが総崩れとなり退却してゆきました。伯爵領地にもどったら組合にPDAで報告してあげようっと。


 今私がやることは一つ



 ゴブリンなんたらを殺して大型コアを手にれることだ。


 現在私はステルスフィールドをまとってゴブリン祝勝会のど真ん中にいます。バックスタブでゴブオの心臓をついて一気に終わらせたい。今のサーベルじゃちょっと長すぎるなあ。シースナイフでやってみましょう。


 忍び寄って…よし、GT


 というところで日が爆ぜて、私のところにかぶって、感のいいゴブリンが私の存在に気がついたようです。


「親分、後ろにいる!!」


 しっぱい、シースからサーベルに持ち替えつつ一度距離を取ります。雑魚が多すぎる。


 一気に警戒モードになる、その前に私の魔法をお食べ。


 0秒でイメージと実行を繰り返し20本くらいウッドアローを射出。だいたい当たったかな。そういえばなんで0秒で連射できるんだろう?干渉しないのかな?微妙に時がはいってるのかな。


 そんな事考えながらすぐにステルス。走ってると草が揺れますので大体の場所がバレますが、見えないってかなり強いです。2度めの0秒。これで半数はやったかなー。最初からコレすれば被害なかったかなあ…


 ざっくり減ったのでゴブオにターゲットを移しましょう。ステルスで近づいて切れ味を増加させる魔法シャープエッジで斬りつける。身体強化で即座に逃げる。何回かコレをして失血で弱らせました。HP1あれば全力攻撃できる世界とは違いますからねえ…

 ちなみにオーバーパワーは力が出すぎて骨格を傷める状態なので使えません。骨格も強化しないとなあ。


「うおおおおおおおおおおおいおいいいいうおおお!!!!」


 むう、なにか魔法らしきものを放ちました。目が白くなってます、バーサークでしょうか。

 ややや、こっちを見てますね、「見える」ようです。雑魚の攻撃が嫌だけどステルス解除して防護魔法で対応しましょう。


「あwせdrftgyふじこlp;!!!!」


 言葉になってない言葉を叫びながら突っ込んできました。攻撃をバックラーでパリイするしか。大金槌なので突いては来ないでしょう。来ます!!


 で、ここで私のデータモニターにアラートが出ました。予測ではコレを受けると吹っ飛ぶと。運動エネルギーを殺しきれないみたいです。防護かかってても吹っ飛ぶのはまずい。GTXか、なにか。



 そうだ、宇宙から卵落としても割れない君!!!!(運動エネルギー拡散吸収魔法)



 出しなれてないので最大出力で出しました。勿論バックラーにです。


 ぼよん。


 すご。あの全てを破壊しそうな大金槌の一撃をぼよん、ですよ。さて反撃。GTX!!


 ときがゆるくなっている状態で身体強化をして右腕に一閃。切り落とすことに成功。コレで終わりですね、失血で数分持たない。


 もう相手をする必要もないので残りのゴブリンを掃討することにしました。グサグサ


 死んだゴブオからは目論見通り大型コアが出て回収。何に使おうぐへへへ。


 討伐の証として顔を切り取り、幾重にも包装をしてズタ袋に入れてベルトに。なにか欲しいですねえ討伐報酬の入れ物。


 変える前に洞窟を偵察しました。銃後がいたので普通に始末し、苗床にされた女性も何名もいたので、泣きながら斬首しました。それ以外に方法がない。こういうのをやる世界。冒険者はきつい仕事だ。


 最奥は寺院でした。作者教に寺院はないので、独自宗教でしょうか。珍しい。ただ、やはり壁の後ろにインプラント関連の施設がありました。捜索されるし作ったほうがいいな。


 材料があるので、初期ベース身体拡張インプラント、骨格強化Lv2、効率改善Lv2、歩行速度UP、 センサー搭載、核融合電池スロット増加、以上6つです。効率改善は食べ物からのエネルギー吸収効率と身体エネルギー消費効率が改善されるみたいなのでコストも大きく、大型コアを1個使うことに、魔力結晶25ほど。ちょうどあった。あとで買いためておこう。魔力的に構造を改善するのかな?

 センサーは脳、スロットと骨格は骨を使うようです。身体拡張はタンパク質。だいたいゴブリンからいただきます。


 全部作ったのですが、ゴブリンから作ったのが悪かったのか、元々故障気味だったのか、エラー起こしてしまいまして、当分の間インプラントの作成はできないみたいです。


 そういえば直接接続したらやはり博士のメッセージがあって、内容はカットしますが、どうにも私がここに来るのを分かっていたような口調でして。私は変態の手のひらで踊っているんでしょうか。


 インプラント装着なのですが、


 《インプラントスロット増設》

 《身体拡張インプラント増設による身体の加工》


 というのがあり、スロットめっちゃ増加できるのでは?というのと

 加工ってなんだろう?

 という疑問が湧いてきました。まあやるか。


 いつもどおりかなーと高をくくっていたら今回は意識を落とされまして、4時間後くらいに起きました。センサーとかすぐに分かりますね。データモニターで360度見えます、今までのは簡易装置だったんですねー。


 スロットは胸にあるので服を脱いで装着しておきましょう。コレで3つ入りましたし、相当長いことエネルギーが摂取できなくても生き延びられます。脱いでわかったんですが、



 身体がめっちゃきれいになっとる。肌つやつやもちもち。手鏡で顔を見ましたが目は潤っていて唇はプルンプルン。尻尾触ったら持ち主の私がうっとりしました。こいつぁすげえや!


 帰りながら把握できたのですが、身体拡張と骨格強化でリミットがかかっていた部分が解除され更に強い力が出せるようになったこと、オーバーパワー使う余裕ができたこと、歩行速度UPは足を動かす際の「様々な」エネルギーを減らし、筋肉の俊敏性がまして、結果的に早く歩けるものでした。便利だ。




 村についたら敗残兵の集まりという感じで村も悲壮感が漂っていました。組合員さんどこだろう。


「あ、組合員さん、ボス倒してきましたよ。」


「はあ?撤退してぼろぼろになったのを見てないのか?」


「いやですから、その後私が全部倒してきましたよ。まずこれがボスの頭。右足は袋が足りなくて。20くらいしかはいってないんですけれども。」


 ボスの顔とすごい量の右足をみて、突撃馬鹿隊長が斥候を送り出し、実際にいないことを確認すると大歓声が沸き起こりました。


 さて、私は緊急討伐であろうこのメンバーにはいっていないので、どう報告したらいいのかなと迷っていると、村の長と組合員が、手紙を書いてくれることに。


 私が修羅になることを決意させた子供に麗しい尻尾を撫でさせたりしてから帰りました。ちなみに私の尻尾は普通の狐の形状ですが、大きさが160から170cmくらいあります。腰よりちょい下の人間なら尾てい骨になる部分についているので、びっくりして尻尾が上に上がると私を越えるんですよね。毛皮にしたら凄そう。


 いろいろ強化されているので1日ちょっとで帰り、組合に報告。内容が内容なのでいろいろと調べられたり幹部が来たりと大変でしたが、ほぼ正確ということで認められましたーやったーやったー。報酬がゴブリン200と仮定してそれで10、ボスと群れの討伐で10の20ユロルも手に入りました!大金持ちだ。


 ゴブリン200殺しは異名となり、冒険者ランクも34まで一気に上昇しました。




 討伐隊に関してですが、数の把握の甘さなど準備段階からの情報不足、3人が報告した情報の不正確さ、無謀な突撃などもろもろで不名誉は免れました。討伐隊長と3人はかなりランクを落としたようですが。あの3人は一体何をどこでしているんでしょうか、行方はわからないままです。




 明くる日、宿の食堂でエールとおつまみをたしなみながら、

 なんでサイボーグでなくなった内臓がバイオに進化したら復活したんだろう?とか

 ここまでヒトに身体が戻れば、私も子供産めるのかなーどういう人がいいんだろうなー私稼げるから全然稼げない研究職とかでもいいなあ、博士以外で。


 などと考えていると衛兵みたいな兵士がやってきました。


「君はパールライトで間違いないな。」


「はあ、そうですよ。」


「伯爵様がお会いになりたいと申しておる。3日後の9時だ、よいな。」


「え、理由がよくわかりませんが。」


「よいな。」


「服装、コレしかありませんが。古着を直すにも30から40cmを直すのは3日では。」


「とにかく3日後だ。では。」


 えええーそんなー。ごっつあん商会に頼んであるけど間に合うのかねえ。特急頼んで、自分でも古着から作るか、魔法でガンガン加工して作ってしまおう。


 というわけでごっつあん商会に行き、


「少しばかりいただければ間に合わせますぞ。」


 という、ほら、必要だったでしょっていうニコニコ顔を見ながら2ユロルも払いました。そしてワンピースの古着を探して仕立て直すことに。自分で生み出してつなげるから布は買わんかった、代わりに針を数本。


 2日ほど寝ないでかかったけど仕立て直しは完成。と言っても胸と腰が如何ともし難い。身体がデカイと骨格も大きくなるから、多分全く胸がなくてもきつい。私結構あるからなあ…折り返しちゃおうかね。そうしよう。間に合う。せっかくだし新品っぽくさせよう。色を戻して表面のカスレを取り除く、変質魔法だな。


 3日めの朝に出来上がり、金庫にみんなしまってまずはごっつあん商会へ。今思い出したけど足は草鞋です、てへ。足元を見るとはまさにこうだね。


「素晴らしいお召し物ですな…それはどこで?」


「古着を作り直してまして、ちょうど間に合ったんですよ。ほとんどかすれてないでしょう、これ。」


「そう…ですか…こちらが完成したお召し物です。素晴らしい作品だと思いますぞ。」



 派手、だなあ。いやこの時代はこうなのかもしれない。私が選んだワンピースって地球の忌み子のときに見たファッション雑誌が参考だもんねえ。うーんーーーんー?


「これ、ツーピースですか?ですよね。」


「ええ…そうですね。」


「あの、国王や貴族などと会う時に、ツーピースってありなんですか?私の常識だとワンピースが一番良いとされてますが。」


「……」


「これにお金払うんですか?貴族の前で着るための服を作ってもらったのに、貴族に使えない服を作るだなんて。」


 現実の地球でもワンピースが正統な衣装とされてますよ。書いてる人、大冒険書く時凄い調べたそうです。


「…お支払代金はお返しします。」


「新品の服とクロークはよろしくお願いいたしますね。噂くらい流せますから。」


 かる~く脅して内心やばいなーこのワンピースでいいんかなーと思いつつ伯爵の邸宅?へ。城かね、これは。


 伯爵と会う間、謁見の間っていうらしいんですけど、それは1階にありました。


 男爵の時見たく傍若無人な振る舞いをするほどの無知でもないので普通に引率されて、伯爵の前へ。犬の亜人かあ。亜人でも伯爵になれるんですねえ。私も狐ですが爵位いただけますし。


「お初にお目にかかります、パールライトと申します。」

 こんなもんかな、だれか貴族との会話方法が書いてある本を教えてください。


「彼がアッカーソン領領主にしてアッカーソン男爵であり、略、アダルバート・アッカーソン伯爵である。」


 へー自分からは名乗らないんだ。ながーーーーい間爵位とか勲章とかも読み上げていたし、専用の人がいるんかね。ME N DO I ☆


「うむ、ご苦労。今年はカムの花がよく咲いておるな。」


 お、貴族言葉と会話ってやつか。えーとえーとこんなの私には無理だよ。


「はい、香り高く咲いてますね。香りといえば鉄の香りも少々。」


 伯爵はニヤッとして


「ふむ、わかるか。数年以内には血の匂いも交じる。さ、て。貴様のおかげでゴブリンを駆逐できたようだな、ご苦労だった。褒美を授ける。ついでに私のために役立ててもらいたいが、できるな?」


 できねえよ。えーどうすればいいのー


「報奨、ありがとうございます。私は旅が生活の全てですし、どこかにとどまる、所属するということは極力控えております。」


「そうか、数日素性を調べさせてもらったがなかなかの才能ぶりだな。魔金属や大型のレザー、新品の布地、そこら辺なら良いだろう。綺麗な革靴と布…はかさばるか。革靴はいいぞ。」


 最後見事に足を見ましたねー草鞋だもんなあ。本当に足元を見られた。


 魔金属、こちらの金属素材でしょうか、魅力的ですねえ。ただ多分手に入りやすいような気がします。スミスの店番ももっと質が良さそうな名前の金属を口にしていましたね。レザーか新品の布地のほうが入手が難しそうですね。ふーむ…


「選択していいのであれば、レザーを。厚めに作れると嬉しいです。このように布地はなんとか確保できますが、レザーはずっと入手機会を逃しておりまして。」


 レザーにしました。服装はこれから仕立てが終わる街歩き用の服とクロークがあれば十分ですし、いっぱい持っていてもリュックを圧迫します。

 防具は、今バックラーと魔力頼みですからね。皮下装甲をLv3に、身体が切り落とされることへの耐性である切断耐性も合わせて強化すれば私服で旅も出来ましょうが…小指一つ落ちるだけで力が一気にでなくなりますし、片腕だけになったらクラフトも出来ない。



「そうか、では手配しよう。何に使うかは勝手に決めろ。それと、古代の遺跡を入れるように手配するので、遺物をどんどん集めて領地の発展に尽力するように。特に武具が欲しいな。」


「どこまでできるかわかりませんが、やってみます。」


 というわけで遺跡にも挑めることになりました。現在ランクもちょっと足りてませんしまあまあいいかな。しかし武具が欲しいってやはりこの国は戦争する気なんですねえ。戦争は否定しませんが、荒廃した村が続いて食べ物がないとか、そういう自体に出くわすのはちょっと御免こうむりたいです。


 流石にレザーアーマーつけて挑みたかったので、レザーが来るまで待ちました。金庫の関係で魔力が燃え続けてますので魔法はとんでもないことになってますね。魔法屋に行って魔法を購入。普通高くてそんなに頻繁に買えないそうです。護衛できるものは300万ドルでも安いですからね。

 マジックミサイル、シールド、 ホールドにスリープを購入。


 マジックミサイルは純粋魔力のミサイルで、保持している魔力に応じてミサイルが増えるそうです。追尾式でまず外さないとのこと。こっそり外で実験しましたが、術を組んで発動すると100本近くミサイルが発生しますね。本数をイメージでコントロールできるみたいなので、操作しつつ使いましょう。まともな純粋魔力の攻撃です。ちなみに音速を超えて飛翔したミサイルは遠くの空で大爆発を起こしてました。だ、大丈夫かなこれ…。音速の衝撃波は発生してなかった、かな?撃った瞬間木々は揺れていたので、物体が動いてるはずなので亜音速だったんでしょうか。


 シールドはインスタントバリア見たく術式に関係なく発動する障壁ですね。発生が極めて早いのが魅力とのことでしたが私には関係ないかなー、というわけではなく、障壁が展開する時間が極めて短いです。メイジアーマー、通称魔法の防護はここまでは短くないです。ラグを出したくないときはこれを展開しつつインスタントを貼ってみたり、術が邪魔されないのでシールドとミサイル連射とかが今後のスタイルになるかもしれませんね。

 ちなみに360度覆うことが出来ました。

 ホールドは敵の動きを止めるやつですね。変成と心理操作、幻惑と言ったほうが通じるでしょうか、それの混合技で、止めた後もある程度ホールドしっぱなしなのが良いとのこと。凶悪な魔法だ…


 スリープはゲームによくある集団睡眠ですね。放った感覚では中枢神経を強烈に鎮静させているようでした。サイボーグには効かない気がしますが、生体脳だと効きそうですね。次の遺跡では神経網強化とか、神経の抵抗や恒常性強化とか、そういうの強化しておきたいです。脳みそ集めな。



 レザーが来るまで始祖に蛇を届けながらコア集め。献上してもしても増えない。一人で食べてたらすごい食欲ですね。【ふ、2人で食べてただけだから!!】


 それで、レザーが来たので早速加工を頼もうとしたら、断られました。なんで!?!?


「これは牛のものだろう。豚が主流のレザーアーマーに使うもんじゃねえ。加工してもいいが服を作ったほうがよっぽど立派になるぜ。そんなに手に入らねえからな。」


 この世界は牛の生産が少ない時代でしたね。これはかなり貴重なものを受け取ったんだなあ。ここは言われたとおりにして、別途一般的なレザーアーマーを注文しました。何枚もつなぐから一枚革で作る必要がなく、クロークと同じくらいの頃に仕立て上がるそうです。中古探った時に聞いておくべきだった。失敗した。ケチらず早く新品注文すればよかった…というか採寸した時に教えてよおおおお

 作りは防寒具を毎夜着込む方式でお願いしました。まあ多分温度調整とか体温調整インプラントとか出てくるでしょうし。


 レザー屋さんに革もってお伺いしたらかなり興奮した感じで革と私を採寸して、間に合うから上着とパンツを作りませんかと提案されました。詳細を聞くと、パンツは記憶にはいってるライダースパンツみたいなものでしたが、上着はジャケットというやつですね、着たこと無い。見たことだけ。

 内側は適度のもこもこにするということで、お願いすることにしました。

 少々余るので、残りはヒップポーチにしたらどうだと提案が。迷いますね。PALS式に組み込むか、ヒップにするか。記憶によるとヒップは使える場所が大きいのでサイドやウエストポーチより容量が入るそうです。しかし貴重な牛をヒップにして良いものでしょうか。

 いろいろと悩んだ結果、ヒップベルトににして、リュックのベルトを腰に追加して巻き付け、そのベルトとヒップが連結できて、トドメにリュックの底にPALSをつけてそれにヒップポーチを固定する方向で収まりました。こりゃあ遭遇戦とか確実にリュック外せないなあ。リュックの密着化を考えないと。即座に金庫に放り込むスタイルで背負う、というのでもいいですね。


 いろいろと決めてお金を払って帰りましたが、女性の店員さんだったのですが私を見てうっとりしてました。そんなに綺麗になっちゃったんでしょうか。今度から石じゃなくて槍が飛んできそううわあああ飛んできたーーーーーー!!!



 さて、商談は終わったし遺跡ですね。


 ちなみにごっつあん商会の服は綺麗なお洋服ではなくて、旅に出る時に使える厚手の服でした。勘違いしていた私が悪かったけど、このがっかり感…

 レザーアーマーをこの上からつけるにはいい感じかな。ただ、いくら胸が出ているからってなんで旅の服でこんなに胸元を開けなければならんのだよ。クロークが心配になてきた…

無双ですがバイオサイボーグがそもそも強いんですよねえ

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