表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/8

いっしょ

兄さんが進学してからもう半年ですね。

やっぱり私は寂しいです。

兄さんは平気なんでしょうか?

兄さんが遠くの学校に進学したのは、私が原因なんでしょうか?

兄さんに「好きです」と言った日から私達の関係はぎこちなくなりましたね。

兄さんは結局答えをくれませんでしたが、それでも私は兄さんが私を好きなことを知っています。

なぜ兄妹で付き合うのが行けないんでしょうか?

世間の目なんてもの気にしなければいいのに、と思っていました。

でも「常識」や「世間体」の重さも分かるようになりました。

だけど、「兄妹」としてずっといっしょにいることはできると思います。

例え認められなくても、兄妹の関係は切り離すことが出来ません。

私は兄さんが恋人を作らないと信じています。

きっと私と二人で生きていってくれるでしょう。

でも、私は怖いです。

私達ふたりきりで、誰も知らない場所で、ふたりきりで暮らせたとしても、

そこで兄さんが家族を見た時、それに憧れるんじゃないかと不安です。

もちろん兄さんは、私さえいてくれればいいと言うでしょう。

でも、それを私が兄さんに与えてあげられないのがとても悲しいです。

来月、兄さんのところに行きます。

私のできる限りを兄さんに上げますから、兄さんの全てを私にください。

私の最後のお願いです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ