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親父の放言録、あるいは親父の愚痴。

作者: 舜風人

親父の愚痴でも、お暇だったら?聞いてください。




子供というものは


親の言うようにはならないもんですね。


大事に育てた娘もやがていい人ができて親の元を去っていくでしょう。


その時溺愛していた、親は、裏切られた?とすら思う人もいるのでしょうね?


財産を背負って冥途へはいけないというとおり、、


子供もあなたの物であって、、あなたの物ではありませんね。



子供は財産と同様に


一時的な預かりものです。



いつか返却しなければならない。



いくらこの世で財産をため込んでも


死ぬときにはそのひとかけらすら冥途までは、持っていけないという真実。


子供もいくら可愛くても


成長すれば子供の個性が主張し始めて


親の言うとおりになんかなるはずはありません。



子供は遺伝的には、、あなたの子供でしょうが


子供はあなたのそのままのコピー人間ではないですね。


あなたのクローンではないです。


まったくの別人格です。



だから?


両親が真面目で、、徳望があるのに


息子は、ぐれて、チンピラということもこの世ではよくある話ですね。


あの、文豪ゲーテの息子アウグストは、酒のみで、文章ひとつ書かずに、早死にしています。



親が文豪だから子供も文豪?


ありえませんよね?


またその、反対もありです。


父親は中学中退でしょうもない飲んだくれで毎日よっぱらって帰ってきて


ちゃぶ台をひっくり返して、そのまま寝てしまうような親でも


その子供は、東大出て大学教授って言う人も実在しますからね。


まあこうなると


親子っていったい?


何の因果で親子になったんでしょうか?という



大疑問にもぶち当たるでしょう。


もっと悲惨なのは


実の子を虐待死させる親がいたり


実の親を殺してしまう、親殺しもいるという事実ですね。


三面記事に毎日のように出ている通りですよ。




こうなると

親子っていったい?


相当な悪縁?奇縁?という


因果応報、、という仏教的な


輪廻転生のサトリ?の世界へと


一気に飛翔でしょうかね?



他人以上の

いわゆる骨肉の争いは


古今東西、昔からよくあったお話ですものね。



まあこうなると親子関係とは


そもさん


説破、


ということでしょうか?


何の因果なのか、


偶然、、あるいは必然の因果で


この世で親子となっためぐりあわせ、、


このめぐりあわせを


吉とするか?



凶とするか?


それはひとえにあなたの


自重



或いは


勘忍の


出来不出来にかかっているんでしょうね?



最後に


こんな句でも口ずさんで今日はひとまず


おしまいにしましょうかね?























「かたつむり、そろそろ、登れ、富士の山」     一茶












そもさん




説破。






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