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第2話:足取り

勢いよく扉を開け家の中に入った茜は歩の靴が無いこと気がついたが、

「お母さん!歩、帰って来てる?」と大声でさけんだ。パタパタとスリッパの足音が聞こえ居間の扉が開いた。

「何言ってるのよ、あなたさっき電話でトイレにいってるて言ったじゃない」

「それがいないの!あの後、すぐにトイレ行ったけどいなくて司書の人たちと図書館の中も探したけどいなかったの、だからもしかして入れ違いで先に帰ったのかと思って・・」「よく探した?・・・とにかくもう一回図書館に行くわよ!どっか駐車場とか部屋とか変なとこに迷いこんで、図書館の人が気がつかず鍵閉めたかもしれないわ」二人は大急ぎで図書館に向かった。


司書の人たちが警備員に事情を話してくれて館内や駐車場、関係者以外立ち入り禁止の部屋などくまなく探してくれたが歩は居なかった。警備の人が監視カメラの映像をチェックしてみると言ってくれ二人もその映像に歩の姿を探した。入り口にあるカメラが茜の姿を映している同時刻、トイレ前にあるカメラは歩がトイレから出てくる姿を映し出していた。歩は辺りを見回し警戒しながら駐車場へとつながる扉を開けた。駐車場のカメラが家とは逆の出口に向かって歩く、歩の姿を映していたがやがて歩はカメラの視界から消えていった。「あの子ったらいったいどこに向かったのかしら?」「お母さん、歩もしかしたらここを出てすぐそこのコンビニで寄り道してるかも知れないよ、何かアニメのキャラクターのお菓子こないだ欲しいって言ってたし、買いに行ったのかも」警備員や司書の人たちにお礼を言い二人はコンビニに向かった。

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