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放課後バトル倶楽部  作者: 斉藤玲子
◆VS 放課後の道化師 編◆
90/228

かくれんぼのルール

「『道化師』が現れたのは

俺が イズミを探すために 空間能力を使おうとした時だった」


ソウタは 事の一部始終を

話し始めた。


「奴は突然ここに現れた………

現れて この学校を『眠り』に追い込んだ。

俺達以外を残して」


「そのカードは?」


「『道化師』からのメッセージだ。

拐った 5人の名前と5人の番人(・・)をする者の印だと………」


「番人?」


「ああ。まず、5人の内 4人は この学校の中にいる。

俺の能力(チカラ)で居場所は把握してる」


「じゃあ早く行こうよ!!ユエちゃんが……」


「だが、どうゆう訳か『道化師』は

俺の能力(チカラ)を知っていたんだ。

仲間の所在が簡単に見破られる事を知って

奴は仲間を隠した所に番人を置いた」


「それじゃ……もしかして……」


「番人を倒さないと仲間を取り返せない」



トール、アキト、レミは

焦りと怒りの顔を浮かべた。



「4人は……誰なんですか?

どこにいるんですか?」


「………まず、武藤ユエさんは校庭の体育倉庫だ」


「そんな寒い所に!!」


レミは すぐ助けに行こうと動き出した。


「待ちなさい、最後まで話を聞いて!!」


レミはエナに腕を掴まれて仕方なく止まった。

ソウタは話を続ける。


「……モモちゃんは 第1運動場のテニス部の部室の中。

エイジは 体育館の倉庫。

イズミは 工芸室の備品置き場だ」


ソウタは拐われた4人の居場所を皆に伝えた。


「ハルマは……?」


唯一 居場所が把握できないハルマの所在を

心配するかのようにトールは(つぶ)いた。


「ハルマ君は……この学校の中にはいない」


「なんでですか!?」


「いいかい?これが奴のルールなんだ」


ソウタの説明はまだ終わってなかった。


「ハルマ君の番人が『道化師』なんだ。

ハルマ君と『道化師』を見つける事が出来たら

俺達の勝ちだと言っていた。

だが、奴を見つけ出す前に他の4人の番人を倒して

仲間を取り返さなければ…………

全員この『眠り』から醒まさない、と」


「……そんな……一方的なルール……」


「だが、それに従うしかないんだ」


ソウタは 悔しそうな顔をした。



「今が午後1時30分。

皆を助け出して、この学校を『眠り』から醒まさせるには

今日中じゃないとダメだ。

帰ってこない生徒の保護者や教員の家族に

知られたら混乱になってしまう」


「それじゃ 放課後の時間までには……」


「ああ、時間が少ない。

だから俺達は手分けをして仲間を助けに行くんだ」


ソウタは 道化師の少年が残した白いカードを

アキト、レミ、リュウ、エナに1枚ずつ渡していく。



「桐谷アキト君 君はモモちゃんを頼む。

第1運動場へ行ってくれ」


アキトには ハートのマークに『 M 』が書かれたカードが渡された。


「清水レミさんは 校庭へ」


レミには ダイヤに『 Y 』が書かれたカード。


「リュウ、君は体育館へ」


リュウは スペードに『 E 』のカード。


「エナ、君は工芸室へ」


エナは クローバーに『 I 』のカード。


それぞれに 向かう場所と助ける仲間が言い渡された。


アキトは モモ

レミは ユエ

リュウは エイジ

エナは イズミ


そして


「俺と樋村くんで『道化師』とハルマ君を見つける」


ソウタと トールは 所在の掴めない

ハルマと道化師の少年を探す事が決められた。




それぞれ渡されたカードを握りしめて

拐われた仲間を救うために『道化師』の準備した番人と

戦うことになった。

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