書き直し中
遅くなって大変申し訳ありませんでした!その上今回の話は短いです!本当にすいません。部活と勉強で忙しく、中々執筆時間が確保できていない現状です、、、ですから、これからは多分一ヶ月に一話という超スローペースになってしまうと思います。どうかご了承ください。
それでは、どうぞ!
『一筋の、光?』
「はい!まさに大陸中の魔族とモンスター以外の全ての生き物が絶望し、諦めようとしていたちょうどその時!四人の勇者が立ち上がったのです!それこそ後に『四皇』と呼ばれた勇者方なのです!」
目を輝かせながら、力強く鋼に語りかけるソフィー。しかし非常に身長差があるため、必然的に見上げる形となり、鋼はそのキラキラした上目遣いをダイレクトに受けてしまうのであった。
『うぉっ、、、、、っく、そ、それで?』
「はい!この『四皇』の勇者方はそれぞれヒューマン、エルフ、ハーピィ、そしてワーウルフの種族、つまり人間族、精霊族、モンスター族、獣人族の代表だったのです!」
『ふむふむ、、、、ん?待って下さい、今モンスターって言いませんでしたか?』
先ほどの会話と若干矛盾するような内容に、鋼が思わず質問を口にした。
「あ、それは、、、、」
『いや、あの、、、、、うむ、そうか、良心的なモンスターも存在するということか。なるほど。』
が、どうやら彼の頭の柔軟さにより、問題は完全に解決された。ただの自問自答である。
「?よくわかりませんが、納得して頂けたようですね。そうです、モンスターの中にも友善的なモンスターは居ます。そういうモンスターが我々と共存したりして、そうでないモンスターが大抵魔族と共存し、我々に害をなす存在になるのです。その為今では私達もモンスターをこちらの陣営に引き入れることに挑戦しているのです。」
「まぁ、そんな細かい話より、さっきの『四皇』の話に戻してくれ、ソフィー。そんなんだと日が沈むぞ。」
ムラメに注意され、慌ててソフィーが本来の話にもどした。
「すいません、話がそれてしまいました。そう、『四皇』の話でしたね!その『四皇』の方々は当時では珍しく種族を超えて仲が良かったパーティでして、冒険者でした。そしてある日突然、四人は同じ夢を見たそうです。それが、四大神からの啓示でした!四大神は彼らに『全ての種族をまとめ上げ、魔族達に対抗するのだ。その為に力を授けてやろう』と言ったそうで、四人はその日からとてつもない力を手に入れました。こうして四人は四大神の言う通り全ての種族をまとめ上げ、魔族に対抗する準備を始めたのです!あ、その間の話は凄く長くて全部で何十巻にもなりますから、気になるのでしたら貸しますよ!」
と、最後は息を荒くしながら一気に説明したソフィーに、鋼はどうやら少し押され気味で、『お、おう』という間抜けな返事しか出来なかった。
「さて、歴史の説明はそれくらいにしておこうかな。それくらいの常識があれば大丈夫だろう。、、、まさかとは思うが、そっちの世界では1+1が3になったりしないよな?」
『ご安心ください。そんな小学校一年生のような思考回路はしてませんから。』
「そうか。なら良い。しかし、その姿は色々と不便だな。話しかける方も一々顔を見上げなくてはならない。おい、少し小さくなれ。」
『、、、えぇっ、そんな無茶振り、、、、』
いきなりの無茶振りに鋼が困っていると、隣からソフィーが小声で「ご自分の元の姿を想像して下さい。そうすれば多少の誤差があるとも元の姿に戻れる筈です。」と助け舟を出し、鋼は半信半疑ではあるものの、自分の元の姿を想像した。
すると、目を閉じて強く自分の姿を回想していた鋼が目を開けると、そこにはいつもと変わらない高さの風景と、一気に大きくなったように感じる女性陣の驚いた顔があった。
「おっ、視界が元と同じだ。これは成功、かな?」
「あらあら、中々ではありませんか。」
「わぁ〜、コーちゃんカッコいい〜!」
「ほぉ〜、中々こう、何だ、侍らしい顔つきじゃねえか。」
「え、あ、いや、はぁ、ありがとうございます?」
人生で初めての女性によるベタ褒めに、照れながらも少々戸惑いが隠せない様子の鋼。しかしその隣には、彼よりも顔を赤くしていた少女がいた。
「ま、まさかコウ様がこんな、こんな、、、、」
「、、、ソフィーさん?大丈夫ですか?」
「ひゃい?!、、、あぅ、はい、大丈夫です、問題ないです。」
突然名前を呼ばれたことに驚き、その驚きの声に恥ずかしさを感じて頬を染めて俯くソフィー。その様子を他の三人は遠くでニヤニヤしながら「春が来たぞ。」、「どこに来たの?」、「ソフィーですわね。」という感じで見守っていた。
「あぅ、えっと、その、コ、コウ様!」
「、、、!は、はい!」
ソフィーに急に大声で呼ばれて思わず驚いて大声で返事をする鋼。まるで互いに初恋だが両思いの男女が思いを伝え合うような甘酸っぱいその光景を、今回は僅かばかりの観客が見守っていた。
「そ、その、、、、これから、長い間の付き合いになると思います!不束者ですが、どうかよろしくお願いします!」
「はい、喜んで!」
勇気を振り絞って言いきった少女に、満面の笑みで受け入れる少年。こうして二人の間には新たな絆が芽生え、物語はようやく始まったのであった。
これが一人の日本男児の異世界での石巨人生活の始まりである。
誤字・脱字、ご意見ご感想随時受け付けております!
PS:
※人の姿になると、鋼が喋った言葉のかぎかっこが『』から「」になりますが、『』が基本的に念話、「」が口から発音していると考えて頂ければ大丈夫です




