第五話「未来が気になる自分と時間跳躍呪文(タイムスリップ)」
試練の塔
ヒメside
「ここですか?シンラさん」
「うん、そうだよ」
シンラさんの呪文で試練の塔と言う所に来ました。
ここにはすばやくて、なかなか見る事も出来ないメタル系という魔物がいるらしいです。
メタル系の魔物は経験値をたくさん持っていると、シンラさんは教えてくれました。
シンラさんが「ドラクエだよな…」とつぶやいていましたがいまは自分が魔物を倒す事が出来るかどうか、ドキドキなので後で聞く事にしましょう。
「じゃあ、さっそく倒してみようか」
「はい、で、でもどこにいるのですか?」
「目の前にいっぱいいるよ」
見えないです…。
「まあ、速すぎて見えないかもしれないけど適当にふりまわしてれば偶然当たる事もあるから、やってみて。それが一番経験値の入る率が高いから」
「はい」
がんばりますよ~…あ。
「おっと大丈夫?」
「はい/////」
恥ずかしいです。
いきなりこけてしまいました。
あれ、そういえば剣は?
周りを探してみると刺さってました…銀色の頭が尖った丸っこい魔物に。
「や、やりましたよシンラさん」
「おめでとう」
やりました。
!!耳を澄ますとピロリロリーンという音が何回もなっています。
鳴り終わった後にステータスを見たらいきなりレベル10になっていました。
かなり凄いです。
もう普通の人間の大人と同じ位の強さになりました。
このちょうしで、シンラさんに頼られるくらいになりたいです。
シンラside
いやあ驚いた。
いきなりあてるとは!!
これもヒメの日ごろの行いがいいからかな?
攻撃力は剣の効果で上がってるから一撃必殺だしね。
喜んでいるヒメも可愛いな。
「シンラさん私頑張ります!!」
「うん、一緒に頑張ろう」
「/////はい」
どのくらい強くなるか気になる人が多いと思うので、時間跳躍をしようと思います。
けして、作者が文才の無さに限界を感じて後数話で終わらせようとしているわけじゃ…ないですよ?
すいません嘘つきました。
「シンラさんどうかしましたか?」
「いや何でもないよ?」
という訳で、シンラは時間跳躍呪文を唱えるのであった。