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第四話「希望の岬と時間停止魔法(ザ・ワールド)」

すいません。

更新遅くなりました。

希望の岬。

自分がこの世界に来て二番目に綺麗だと思ったものだ。

一番目?なにをいっているのだ、ヒメにきまっているだろう。

第一ヒメの可愛さ美しさにかなうものなどない!!


まあ、そんなわけで、ヒメと比べると見劣りするが、綺麗な景色なわけだ。

何処までも続く海。

夕日が沈むこの瞬間がかなりのベストタイミングだ。


「シンラさん、景色すごくきれいですね!」

「そうだね!でもヒメちゃんの方が綺麗で可愛いよ?」

「そ…そんな事ないですにょ//////」


か、かわええ~。


とりあえず今は、この素晴らしい時間を満喫する為に、ヒメと自分以外のじかんを魔法、『時間停止魔法(ザ・ワールド)』で止めている。






20分位たち、魔法を解除すると、時が動き出す。

それでもまだしばらく見ていたので、もうすっかり辺りは暗くなり始めている。

ヒメと宿まで帰ろうと、歩き出そうとした時、魔物がエンカウントした。

どうもこのストラールで出てくる魔物はドラ○エよりな気がする。

『スライム』が出てきた。

というか、魔族の影響の少ないセリアノーズ付近ではほとんど『スライム』しか出ない。

見かけは結構可愛いが音がグキュグキュ鳴っているので微妙に気持ちが悪い。

もちろん自分は素手で空を切り、特技の『カマイタチ』を発動させる。

カマイタチが発生して難なく倒す。


しかしヒメはおびえているようであった。





ここで、ストラールのレベルの程度を紹介しよう。

平均の一般成人男性のレベルは10レベルである。

城の兵士で15レベル兵士長で20もあれば十分であろう。

自分の仲間のレレイ、リカード、リネアは、最初会った時50レベルオーバー。

世界最強クラスであった。


『スライム』クラスの魔物であれば、6、7レベル位で倒すことが出来る。

まあ装備にもよるが、10レベルになろころには、ダメージもほとんど入らないだろう。

しかし、ヒメは城の外に出た事がない。

つまり、ストラールの絶対条件魔物を倒して(理屈は分からないが)レベルアップをした事がない。

上のレベルからは呪文の『サーチ』で詳しい数値を見る事が出来る。(同じレベルだと両方見る事が出来る)

さすがはヒメ、能力は高いがそれでもレベル1である。

いくら自分がいるとしても危険だな。

よし、今後少しヒメをレベルアップさせよう。

シンラはひそかに決意するのだった。


じゃあ…装備は…。





宿に戻り、風呂に入り、晩御飯も食べ終わり、あとは寝るまでのんびり過ごすこの時間、シンラはヒメにレベルアップの事を聞いてみる事にした。


「ねえヒメちゃん」

「なんですか?」

「レベルアップしてみない?」

「え…どういう事ですか?」

「いや、さすがにいくら自分がいてもヒメちゃんのレベルだと危ないかなってね」

「それは、わかりますけど…でも…」

「でも?」

「こ、怖いです」


シンラに998のダメージ。

瀕死の重傷だ!!

何回も言うがヒメの涙目はかわいすぎる。

まあ実際のHPは自分でも文字化けしていて読めません。

最後に確認できたのが、99999999999999999です。

京です。


「大丈夫だよ。自分が完ぺきにサポートするから」

「そ、そうですか…で、では頑張ってみます」

「うん、一緒に頑張ろう、それで装備の事なんだけどこれ着てみてくれない?」


昼間に買った布を『クラフトスキル裁縫&装飾&付与』で防具と武器をつくりあげたそれをヒメに渡す。

ちなみに武器は『クラフトスキル鉄鋼&砥師&装飾&付与』で作り上げた。


「え、でもこれ」

「まあ来てみてよ。絶対ににあうから」

「…はい//」


ヒメが服と装備をつける。

え?その間?もちろん目隠ししてたよ?…多分。











まさにパーフェクト!!


「うぅう…//」


ヒメは恥ずかしそうにミニスカの裾を伸ばしている。

今回の服は動きやすいように、フリルを主としたゴスロリを動きやすいようにしたものである。

胸をスポーツブラにフリルが付いたような物で隠し、お腹はみえている。

スカートはミニスカフリルで、黒と白ではえている。

けしてやましい気持などない。

見るからに動きやすそうではないか!!

ちょ!!変態とかいわないで!!

…武器は細身の長剣で今回は白くしてみた。

なんか聖剣っぽいな。


普通肌が見えていたら防御力が下がりそうであるが、ここでは通用しない。

たしかに、兵士の姿を見てみると、甲冑を着込んでいる。

しかしこれは総じて安く上げようとしているだけだ。

魔法と言う物があるので、力量次第では全裸でも、指輪一つで鋼鉄10000ミリの強度を持った膜なんかを作ることも可能だ。

まあ、そんなのあったら精霊貨何億枚にもなるだろうが。

え?ヒメに?もちろん三個ほど渡してるよ?

まあ、この世界にはそれでも貫通させる攻撃力や能力を持ったやつもいくらかいるから、けして無敵というわけじゃないけどね。

結局は個人個人が強くなるのが一番いいのだと思う。


「へんじゃないですか?」

「そんなことない。完璧にかわいいよ!!」

「そ、そうですか////」

「ああ、最高だよ!!」

「えへへへ…////」








…夜はふけていく。


ちなみに昨夜と同じに、抱き枕状態になりました。

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