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登場人物紹介(微ネタバレあり)



前野まえの 裕介ゆうすけ


白鳳学園元3年1組

身長163cm 



黒髪セミロングの中性的な容姿。

根暗で人見知りな性格で、幼少期からネグレクト気味に育てられ、他人を信用できずに生きてきた。

親に認められたい一心で勉強に打ち込み、私立・白鳳学園に一般合格。

しかし報告しても無関心に扱われ

それにより、家庭への期待は完全に崩れる。

以降は生活費だけを渡され、自炊しながら孤独に暮らす日々を送っていた。

唯一の居場所は、自室とPCの中。

ゲームや漫画、アニメに没頭し、ボカロにも強い関心を持つオタク気質。


高校2年時、クラスの出し物で女装カフェを担当。

嫌々ながらも参加するが、その中性的な容姿が成立してしまう。

この出来事をきっかけに神宮寺翔に目をつけられ、彼との関係が動き出す。

高校3年、翔の異様な熱量に戸惑いながらも、初めて他人を信じることを選択。

やがて親友関係を築くが、その裏にある執着には気づいていない。


その後、父のFX失敗による借金、闇金(竜鬼会)との関わり、両親の失踪により完全に取り残される

状況から逃れるため、神宮寺家の性転換実験に志願。


“前川裕香”として、新たな人生を歩み始める。

なお元々影の薄い存在であったため、

性別が変わっても“前野裕介”だと気づく者はほとんどいない








前川まえかわ 裕香ゆうか


白鳳学園3年2組

身長155cm(B80/W58/H75)



神宮寺製薬の極秘実験により、男性から女性へと変化した姿。髪は少し伸び女性の黒髪セミロングほどになり、華奢で清楚な見た目となった。


戸籍や経歴はすべて改ざんされており、

「神宮寺製薬社員の娘で、幼少期から翔と真桜と交流があった少女」として社会的に成立している。


性格は変わらず人見知りで臆病。

会話ではどもることも多く、自己評価もかなり低い。

一方で真桜の指導により、女の子らしさの立ち振る舞いや仕草を身につけている。


一人称は基本「私」

しかし素が出る場面や、翔の前では無意識に「俺」が混じることもある。

突然の変化に戸惑いながらも、

新しい友人との出会いや、憧れていた白石との関係に喜びを見出し、

少しずつ“前川裕香”としての自分を受け入れ始めている。








神宮寺じんぐうじ しょう


白鳳学園3年1組

身長178cm



金髪ショートの整った容姿を持つ神宮寺家の御曹司。

双子の妹・真桜を持ち、学業・運動ともに高水準の能力を誇る完璧超人。

冷静沈着かつ合理主義。

常に結果を優先し、「無駄」と判断したものは切り捨てる思考を持つ。

誰に対しても穏やかで優しく接するが、内心では相手を“関わる価値があるか”で測っている一面もある。

これまで恋人に困ることはなかったが、どれも本気の恋愛には至らず、どこか冷めた価値観を持っていた。


転機は高校2年、文化祭準備期間。

偶然目撃した前野裕介の“メイド服姿”に、これまでにない衝撃を受ける。

その違和感にも似た感情をきっかけに裕介へ接近し友人となるが、やがて興味は執着へと変わっていく。

高校3年、裕介が“前川裕香”となって以降、その想いは爆発的に開花。

初めて「誰かを手に入れたい」と願うようになる。

普段は余裕ある爽やかな優等生だが、

裕香が絡むと一転、思考が空回りし余裕を失う。

これまで受け身で成立してきた恋愛しか知らず、

本気で誰かを口説くという経験がなく状況も特殊な為、

不器用に手探りで距離を詰めている最中。








神宮寺じんぐうじ 真桜まお


白鳳学園3年2組

身長165cm(B89 / W59 / H87)



圧倒的なモデル体型を持つ、金髪ロングの美少女

毛先に軽くカールがかかり、表情は豊かで華やか。

神宮寺翔の双子の妹。


明るく、ノリが軽く、距離感ゼロ

初対面でも壁を感じさせない天性のコミュニケーション能力を持ち、

冗談や軽口、ボディタッチも多い典型的な陽キャギャル。

イベントや騒ぎが大好きで、場を一気に温めるムードメーカー。


何も考えていないように見えて計算高い

人の感情、反応、関係性の変化を観察することを何より好む。

鋭すぎる観察眼と分析力を持ち、

感情的に振る舞いながらも、その裏では常に冷静に結果を見ている。

本質は「人間観察を楽しむマッドサイエンティスト」


幼少期から翔と同様に英才教育を受け、学業も上位

直感と実行力に優れ、理屈より実際に試すタイプの天才。

神宮寺製薬の実験においても、

リサイクルタンパク質による性別変換という異常なテーマに対し、倫理よりも結果の可能性を優先して判断。

成功確率の高さを理解した上で、最終判断を裕介本人に委ねた。


そして、前野裕介が“前川裕香”へと変化する瞬間を目の当たりにし、強烈な興味と好奇心を抱く。

肉体の変化だけでなく、精神・感情・対人関係の変質。

性別が人間に与える影響というテーマにおいて、

裕香は彼女にとって極めて価値の高い存在となる。


それとは別に、守りたい友達として大事に想い

さらにその可愛さ対して、一線を越えてもいいという気持ちも抱いている。








白石しらいし 麗華れいか


白鳳学園3年2組

身長166cm(B90 / W60 / H93)



茶髪のポニーテールに、清楚で整った顔立ち

派手さはないが、見れば見るほど美しさが滲むタイプ

印象は理想的な優等生のお姉さん。

女性らしい柔らかな体型も相まって、

どこか安心感を与える存在。


性格は穏やかで理性的、生徒会書記を務めており

誰に対しても分け隔てなく優しく接し、

感情を表に出しすぎない落ち着いた人物。


真桜や桐谷といった強い個性に囲まれる中で、

自然とブレーキ役、ツッコミ役を担う。

ただしそ反面、場を壊さないことを優先するあまり、

自分の本音や感情を後回しにしてしまう傾向がある。



学業成績は安定して上位。

特に文学分野に強く、言葉選びや読解力に優れる。


音楽的感性が非常に高く、ピアノは幼少期から続けており

全国コンクールで優秀賞を獲得する実力者。

運動能力も平均以上で、

目立たないながらも確実に結果を出すタイプ。


1年時、ピアノで全国最優秀賞を受賞。

その過程で出会った転校生・久我奏に対し、

強い憧れと恋愛感情を抱く。

だがその想いも、

これまでと同じように“表に出しきれないまま”抱え続けていた。


家庭の教育方針が厳しく、

幼少期はアニメや漫画にほとんど触れられなかった

その反動で、中等部以降は密かにオタク趣味に傾倒。

現在は周囲に隠しながら、静かにその世界を楽しんでいる。

表では完璧な優等生

裏では好きなものに熱中する年頃の女子。








桐谷きりたに ひかる



白鳳学園高等部3年2組


身長169cm(B82 / W56 / H78)



引き締まったアスリート体型

オレンジのショートヘアに、健康的で活発な雰囲気。

見た目からして陽の塊のような存在で、

その場にいるだけで空気が明るくなるタイプの美少女。


性格は明るく裏表なし。

ノリが軽く、細かいことは気にしない楽観主義。


口癖は「なはー!」

周囲からは「一緒にいると疲れが吹き飛ぶ」

といった評価を受けている。


一見すると何も考えていないように見えるが

実際、あまり深くは考えていない。

ただしその分、余計な先入観や打算もなく、

人に対してまっすぐに接することができる。


陸上部の短距離選手で、インターハイ出場経験あり

グループ内でもトップクラスの身体能力を誇る。

運動に関しては高水準だが、

学業成績は平均よりやや下。

勉強は苦手だが、本人はまったく気にしていない。


飯田剛の彼女

お互いにしっかり惹かれ合っているが、

ベタベタしすぎない、軽やかで健全な関係。

依存でも執着でもなく、

楽しいから一緒にいるというシンプルな距離感。








飯田いいだ つよし


白鳳学園高等部3年1組

身長180cm


がっしりとした筋肉質の体格で、体幹が強い、黒髪短髪。

一見ガサツな体育会系に見えるが、

実際は清潔感があり、話してみると意外とちゃんとしてると言われるタイプ。


高等部からのスポーツ推薦で入学

サッカー部の主力選手として活躍している。

学業は普通レベルで突出はしていないが、提出物や最低限のことはきっちりこなす堅実さを持つ。


中学時代はやややんちゃ

サッカーの才能が開花し、「自分が一番」という俺様気質も強かった。

喧嘩を売られることも多く、衝突も少なくなかった。

しかし中学3年、県選抜に選出され、

初めて全国レベルと対峙。

そこで――

自分の未熟さを思い知らされる。

この挫折をきっかけに、

慢心は消え、努力を積み重ねる現在のスタイルへと変わった。性格は大らかで裏表がなく、

細かいことにこだわらない現実主義。

「まぁなんとかなるだろ」が基本スタンス。


翔の数少ない友人であり、年相応の男子の会話ができる相手。


桐谷光の彼氏

交際のきっかけは、

「ハットトリック決めたら付き合う」という軽い賭け。

そして本当に達成し、そのまま交際へ。

悪ノリで、未成年ながら桐谷とやんちゃな遊びもしたりする。








神崎かんざき 天音あまね


白鳳学園3年1組

身長170cm(B84/ W60 / H86)



引き締まったアスリート体型。

ダークレッドのロングヘアをポニーテールにまとめている。

石像のような女性らしいしなやかなラインを持つ。


クールで気が強く近寄りがたい印象で

女子バスケ部キャプテン兼エース。

ストイックで負けず嫌い

自分にも他人にも厳しく、妥協を許さない。


学業・運動・容姿すべてが高水準で、

学内カーストでも上位に位置する存在。

周囲からの評価は

「怖い」「近寄りがたい」「でも頼れる」。

努力で今の立場を勝ち取ってきたという自負が強く、

覚悟のない人間や中途半端な努力には内心で厳しい視線を向ける。


ただし、それを露骨に口に出すことは少なく、

距離感や態度で示すタイプ。


プライドが非常に高く、同時に極めて不器用で一途。

恋愛経験は少なめだが、

一度好きになれば一直線にのめり込む。


興味のない相手には冷淡

だが一度認めた相手には、意外なほど丁寧に接する。


不器用ながら面倒見も良く、

バスケ部内には尊敬する後輩や同期がいる一方で、

苦手な目線を送る人も少なくない。


そして

神宮寺翔に対しては、特に態度が明確に変わる。

周囲からは「猫をかぶっている」と見られるほど、

柔らかく、女性らしい一面を見せる。


翔に抱く感情は

「自分こそが、翔の隣に立つべき存在」

その信念を、努力と実績によって正当化してきた。


だからこそ

前川裕香の存在は、理解できない異物に見えた。








久我くが かなで


白鳳学園高等部3年1組(転入生)

身長178cm



細身で長身、線の細い体つき、肌は色白。

黒髪は無造作ながら清潔感があり、メガネをかけており

知的な印象を強める。


静かで落ち着いた、内向的な人物。

裕福な音楽一家に生まれ、幼少期から音楽に親しむ。

小学校高学年でその才能が顕在化し、

ピアノのコンクールで入賞・受賞を重ねる存在となる。

教師からは称賛され、周囲からも注目される一方で

同級生からは嫉妬や反感を向けられ、次第に孤立していく。


中学では目立たないように振る舞い、

人間関係は最小限に抑え、基本的に一人で過ごすようになる。

中学2年、DTM・ボカロ作曲と出会う。

誰にも見せなくていい音楽に救われ、

評価ではなく、自分のための創作に没頭していく。


しかし中学3年、なんとなくで始めた

バイオリンで大きな賞を受賞し、再び注目の中心へ。


この時期、初めて恋人ができるが――

相手が見ていたのは自分ではなく

「有名な久我奏」という肩書きだった。

その事実に気づき、別れを選択し

この経験により自己肯定感は大きく揺らぎ、

他者との距離をさらに取るようになる。


音楽関係の場で、

ピアノで名を上げた白石麗華の存在を知る。

実際に会う機会もあったが、

声をかけることすらできず、

ただ印象だけが心に残る。


高校2年後半転機が訪れる

何気なく投稿した楽曲

『理の大樹』が大きくバズり、

ボカロPとして一気に知名度を獲得。


楽曲提供の依頼が相次ぎ、

バイオリニストとしての評価も高まり、

音楽家として認識される存在へと変わっていくが

学校には野次馬や噂、過剰な詮索が集まり、

人間関係はさらに悪化。


精神的な負担は限界に達し、休学を選択する。

その後、

静かな環境で音楽と向き合える場所を求め、

そして

かつて心に残った存在に、もう一度会うために

白鳳学園への転校を決意。


転入試験は一発合格

運動は苦手で、特に球技は壊滅的。

ただし身体能力そのものが低いわけではなく、

単純に運動の適性がないタイプ。

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