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錬金術師に弟子入りしよう

結婚式も終わり数日経ってイース達も王都に帰った後

「あー暇だなー」

「散歩にでも行くかい?」

「田舎に来ると一気にやる事無くてジジ臭くなるよな?」

「王都なら観劇など色々出来るのだが…」

「そーいやさぁあたいって学園1年で卒業になっちゃったじゃん?錬金術師に弟子入りとか出来ねーかな?」

「錬金術師自体はソルトレイク領に数人居るから父上に聞いてみよう」


数日後


「ミラ父上より錬金術師への紹介状を貰ってきたぞ」

「おっしゃ!暇な日々がやっと終わるぜ」

「そうだな…毎日ミラとヤるのも良いものだが…」

「帰って来てから相手してやっからさ」

「奥様が長袖しか着られなくなっておりますのでお控え頂きたいです…」

「アヴィそれは出来ん…早速アヴィと行ってくるといい」

「じゃー行くぜ!」

錬金術が出来る動きやすい服に着替えたミラは馬車でアヴィと共に錬金術師の工房に行く。

コンコン

「たのもー」

「はいはいなんだね?騒がしいのぅ」

「ばあちゃんこれ」

「手紙かい?領主様じゃないか!」

錬金術師のおばあさんは手紙を読むと…

「ラテ様の奥様が錬金術師に弟子入りしたい!?」

「あたい王立高等学園で錬金科に通ってたんだけどさ学園無くなっちまったんだよ」

「あんた錬金科って言うより騎士科に通いそうだがねぇ…」

「剣もそこそこ使えるぜ?」

「奥様は元A級冒険者の私と互角に打ち合えるのです。そこそこなどではありません」

「てこたぁあんたら2人A級みたいなもんだね?良いよ弟子にしたげる」

「ありがとうばあちゃん」

「但し条件があるよ!」

「えー」

「あんたら2人で素材取っておいで。ソルトレイク領はろくな冒険者が居なくて素材がなかなか手に入らないんだよ」

「素材位楽勝だぜ!」

「それじゃ錬金はこれ取ってきてからだよ!さっさと冒険者ギルドで冒険者になって素材取りに行きな!」

「はーい」

素材が書かれた紙を渡されて追い出された。馬車では目立つので徒歩で冒険者ギルドに向かう2人

「何で冒険者ギルドで冒険者にならなきゃなんねーの?」

「素材集めは冒険者にならないとしてはいけないのです」

「何で?うちの騎士達倒した魔物の素材取ってたけど?」

「素材は魔物だけではありません。植物や鉱石など冒険者ギルドを通さず採取すると犯罪となります」

「そっか、分かった」

ギルドに到着し…

「私付いてきて下さい」

アヴィは冒険者ギルドのカウンターに行き受付嬢に

「お久しぶりです。冒険者の活動を再開したいので手続きお願いします。奥様の冒険者登録もお願いします」

「それではこちらの紙に記入お願いします」

ミラが記入すると…

「ソルトレイク様!?領主様の身内の方でしょうか?」

「ラテの妻だよ」

「かしこまりました。少々お待ちください」

受付嬢は慌てて送へ走り去る。すぐ戻って来て言う

「ギルドマスターがお会いになるそうです」


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