第6話 モコ村の村長さんとカーラちゃんが登場
パーフェクトヒールって 昔の文献に出て来る、魔法の事ですよね。
それから 家に帰って来たら
「 カイ坊、お帰り !
何処に行っていたのだ 」
「 もしかして もう 飲んでるの ? 」
「 カイト、お帰り ! モコ村の村長さんとカーラちゃんが お泊りに来てくれたわ 」
「 お母さん、ただいま !
今日も街の奥様連中にニジマスをお裾分けしてきたから そんなに残ってないけど ニジマスを10匹、渡して置くね。
それと モコ村の村長さんに ブラウントラウトと普通のトラウトの船盛を出してやって 俺は、この後 冒険者ギルドの解体現場に 行って来るから !
ビオラ姉さんにも 刺身の切り方を 教えてやってね。
それと ワサビも置いて行くからさ ! 村長さんとカーラちゃん、また 後で !
あぁ !
忘れる所だった、果物がまだ そんなに生っていなかったけど 野イチゴと早撮りみかんとスモモを 置いて行くね。
それと また 奥様連中から 色々とお裾分けを貰って来たから それも 渡して置くからさ ! 俺のアイテムバックが 一杯になるから 」
「 ここに 出してみて ! 」
「 これが 御総菜屋さんから パン屋さん、肉屋さん、八百屋さん、あとその他諸々かな !
いつもの事だから任せるね。お母さん 」
「 はい ! はい ! 分かりましたよ、気をつけていってらっしゃい 」
「 行って来ます。 ! ゆっくりして行ってね。 」
「 今、帰って来て もう 遊びに行ってしまったのか ? カイ坊は
何だ !
この色々な食材は、これも カイ坊が 持って帰って来たのか ? 」
「 もう~ カイト君、遊びに行ってしまったの 私をおいて ! 」
「 お母様、私にもお刺身の切り方を教えて下さいね ! 」
「 ただいま !
今 そこでカイトとすれ違ったけど また 冒険者ギルドに行ったのか ? 」
「 おっ ! ソウリュウ、今日は 飲むから付き合えよ 」
「 モコ村の村長さんとカーラちゃん、いらっしゃい !
ゆっくりして行ってね。取りあえず 着替えて来るからさ !
父さんは、鍛冶屋のガンツさんに捕まって もう 飲んでると思う 」
「 はい ! はい ! 分かりました。私達も飲みますか ?
ビオラさんも 飲めるよね ! 」
「 お母さん、私は ミルクを飲みたい ! 」
「 私も ! 」
「 カイトが 色々と持って帰って来たから これで 夕飯を作らなくていいわね 」
「 え ! こんなに適当で イイのですか ? 」
「 イイのよ !
明日は、ウナギとナマズだから モコ村から お米も届いているから ナマズ丼の予定だし 」
「 おっ ! 明日は、ウナギの白焼きか !
明日も飲めるな ! 」
「 もう~~ 父さん !
カイト君の家に来ると飲んでばかりよ ! 」
「 そうか ! 明日は、うな丼か、それも 楽しみだな 」
「 カイト君が 心配にならないの ソウリュウは ? 」
「 そうか !
ビオラは、カイトの戦闘を見た事がなかったな
カイトは、もう 俺よりも強いからな !
戦闘に関しては、それに カイトは、フリーランス( 回復魔術師 )が専門だから 気にしなくても大丈夫だよ 」
「 そうね~ 今のカイトなら パーフェクトヒールまで 使えると思うわよ 」
「 え ! 」
「 え ! 」
「 どうしたの 2人して ハモっていたわよ !
普通でしょう 」
「 相変わらずだね~ !
母さん、一般常識では パーフェクトヒールは、幻の魔法とされて要るのに この家では、普通でも 一般人にとっては、凄い事なんだから 」
「 うん ! うん ! 」
「 うん ! うん ! 」
「 また 2人して ハモっていたわよ !
面白いね~ ウフッフ~~~ 」
「 カーラおねえちゃんとビオラ姉さん、おもし~い 」
「 おもし~い ! 」 ワッキャ ワッキャ
「 あぁ ! そう そう ソウリュウ !
明日は、メイとマイを畑に連れていって 魔力が貯まり始めているから 」
「 え ! 明日は、街の子供達と遊べるの ? 」
「 明日こそ マイに勝つからね ! 」
「 そうね ! カイトにボアの丸焼きを作らせるから 明日は、ビオラさんもマイとメイを 見て観たら分かるわよ。
それと 肉の切り分けをしてあげて 子供達に ! 」
「 はい ! 分かりました。 」
「 カイト君は、何処に行ったの ? 」
「 カイトは、冒険者ギルド内にある、解体現場で遊んでいるわ ! 」
「 え ! 」
次回作
ゼノンさんの剣にヒビが !