第3話 父さんが SSS級冒険者だったと モコ村の村長さん、登場
SSS級冒険者の父とモコ村の村長さんとカーラが登場
飛んでも無い位に お母様が怖い
それと 畑の周りが 黒いのは、マイとメイが 昔は、魔力酔いでよく寝込んでいた時に カイトに教わって ファイアーウォールって 魔法があるけど 分かるかな~ 」
「 ファイアーウォールって 何ですか、聞いた事が在りませんが ? 」
「 ファイアーは、知っているわよね。 」
「 はい ! 分かりますが ウォールって 何ですか ? 」
「 火を持続的に 出し続けると言う事よ 」
「 そんな事をしたら 直ぐに魔力切れになってしまいますわ ! 」
「 マイとメイは、普通の人の20倍の魔力を 持って生まれたのよ ! さすが 私の娘ね。 」
「 へ ! 20倍ですか、それは 即ち 賢者様に成れる、存在では ないですか 」
「 私の娘ですから 当たり前よ ! 」
「 へ ! 何故ですか 」
「 私も昔は、賢者として 冒険者をしていたからよ ! 」
「 もしかして お父様は、炎帝様ですか ! SSS級の ? 」
「 あら ! 聞いていないの ソウリュウから 」
「 初めて聞きました、そんな大事な事を ! 私は、炎帝様と賢者様の家に 嫁いでも よろしいのですか ? 」
「 昔の事よ ! 今は、農家の嫁で 旦那は、農地拡大に 奮闘をしているだけの 飲んだ暮れよ 」
「 カイト君は、どんな子供なんですか ? 私の範疇を超えています 」
「 あの子だけは、私でも分からないのよ ! 魔力は、それなりに持っていると思うけど 知識量が凄すぎて 」
「 知識量が凄すぎて ! って どういう意味ですか ? 」
「 あの子は、6歳から 薬師のネネさんに 預けていた心算が いつの間にか 鍛冶師や錬金術師の所まで 遊びに行って 大人達と仕事をしているのよ !
信じられて 私が 聞きたいほどよ。 」
「 え ! もう 仕事をしているのですか ? 」
「 お金は、貰っていないわよ。色々と教わっているからね 」
「 え ! 何故ですか 」
「 カイトが お金をもらうより 色々と教えて下さいと 言ったそうよ。
だから 薬師も鍛冶も錬金術もお金が 発生していないわ、それと 内には、不必要な物だしね 」
「 え !
お金が 不必要って 何故ですか ? お金で 色々と買ったりしませんか ? 」
「 聞いていいかしら 最近、何か 買い物をしたかしら ? 」
「 私が 来てからだと もう 半年になりますが ・ ・ ・
ありませんね~ え ! 何故ですか 」
「 全てが 自分達だけで 事足りているからよ !
物を買う必要がないからね。
それに お金なら 在るわよ ! 金貨で3万枚程度なら 」
「 へ ! 何で そんなに持っているのですか 」
「 昔の稼ぎが そのまま 残っているからね !
それに 街の人達が 色々と持って来てくれるから 買う必要が無いし お金が貯まるばかりよ 」
「 そう~言えば 色々と集まりますね。この家に来てから思いました。 」
「 カイトが 街でお世話に なっているから 色々と配っているそうで そのお返しに 色々と持って来てくれているのよ。
それに もう少ししたら モコ村から お酒も届くしね。 」
「 へ ! モコ村のお酒が 届くのですか。王様に献上している、お酒ですよね。 」
「 そうよ ! そこの村長さんが カイトを可愛がって要るからね 」
「 へ ! あの気難しい、村長が 何で ? 」
「 誰が 気難しいって ビオラから見たら 俺は、そんなよ~に 見えるのか 」
「 へ ! 何で村長が ここにいるのよ ? 」
「 あら ! 噂をしていると本当に 来るのね~ 」
「 カイ坊は、居るか ? 」
「 カイトなら ニジマスを釣りに 行っているわよ 」
「 そうか なら 俺も今日は、ここに泊めてもらうからな ! 久しぶりにガリュウと酒を 飲みたいしな 」
「 はい ! はい ! 分かりました。程々にしておいて下さいね、次の日も仕事なん ですから 」
「 お父さんも程ほどにしてよね、大変なん だから 」
「 今日は、カーラちゃんも来てくれたの 」
「 コイツは、カイ坊に惚れているからな 俺は、反対はしていないが カイトなら 当然に 許しているし それに モコ村を救ってくれたからな ! 大事にもするさ
カーラを嫁に欲しいと言えば 差し出すとも 」
「 あら あら また ライバルが 増えたわね。カイトには 」
「 カイト君って そんなにモテるのですか ? お母様 」
「 カイトが知らないだけよ ! この街の領主様の娘のニーナさんも カイトに惚れているそうよ、それに etcかな 切りが無いから この辺にしておくわ 」
「 カイトって 私に 友達がいないって 言っていたわよ ! 」
「 ただ ! あの子に 付いて行ける子供がいないのよ、周りの大人でも ついて行くのが やっとらしくて 」
「 え ! 本当の事ですか ? もしかして ハンさんよりも 凄いとか ? 」
「 もう とっくに超えているわよ ! ハンも 負けずに頑張っているみたいだけどね。
王都の護衛騎士団で 副団長をしているみたいだし それに 近衛騎士団にも 誘われているそうだしね ! 」
「 へ ! 王様の側近では、ないですか。大出世ですね。 」
「 そんなのは、本人が決める事よ ! こんな小さな国の騎士団なのだから 私の魔法で 消えてしまう程度の国よ !
この王都は、爆炎魔法、1発で消し飛ぶ程度の国よ 」
「 そうだな !
ソフィアさんを 怒らせたら消えるわな この国も この世界の半分も 世界中の王国が 彼女の存在に ビクビクしているのだから 」
「 え !
お母様って 本当は、もっと 怖い方なのですか 」
「 カイトは 今頃、何をしているのかしら ? 」
次回作
鍛冶屋のガンツ師匠と薬師のネネ師匠