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第19話  シズさんと2週間の冒険

あらすじ


実は、上級薬師だった。

 

 それから 1週間後にシズさん達のメンバーに指名依頼が出されていた。

それも 飛んでも無い程の金額で!普通の冒険者に支払われる金額では、なかった。

シズさんの他に 3チームの冒険者達が同行をしてくれるらしく その3チームは、領主様からの依頼を受けている。


 毎回

 

 因みに シズさんのチームは、孤児院の仲間で作られているらしく まだ チーム名が無いらしく、女が2人と男が1人のチームらしい  俺もそのチームに入れてもれえるかな 冒険者になれたら ?


 タントの街から 王都までは、2週間の旅になるみたいで楽しみだ。


 1週間ぶりに シズさんに出会えた。


「 シズさん、お久しぶり!


 そっちの方は、初めてだよね。


僕は、カイトといいます。よろしくお願いします。 」


「 私は、“ カエデ ” よろしくね。!

本当にシズでいいの?


彼女にしても カイト君なら選り取り見取りじゃ~ないの女性なら ? 」


「 まだ 返事をもらっていないから まだ 彼女では、無いですから 」


「 えっ !


シズ、まだ 返事を返していないの ? 」


「 だって~ 


カイト君って 街の中を探しても見つからないから 返事を返せないよ ! 」


「 あぁ~ !


  ごめんね、僕の基本の遊び場は、森の中で探索をしながら 遊んでいる。 


長ければ3日位は、森の中にいるし  夕方になれば 大体、冒険者ギルドの解体現場にいるから 用があれば 来てもらえれば捕まると思う。 」


「 えっ !親は、心配しないの ? 」


「 8歳位から こんな生活をしているから 普通に思っていると思う。


普通だよ ! 」


「 おっ!カイト、王都に行くのか、次に会うのは、3ヵ月後だな 気をつけて行って来い。

みやげは、酒でいいからな!あまり 周りの連中に迷惑を欠けるなよ 」


「 えぇ~~ !


炎帝様ですか、その横に ソウリュウ様もいるよ。 」


「 僕の父と兄です、仲良くしてくださいね。シズさん 」


「 えぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~ !


    もしかして カイト君って 炎帝様と賢者様の子供なの ? 」


「 そうだよ!


 3番目の子供だよ、なんで ? 」


「 私みたいな孤児でいいの?もっと貴族令嬢がいいんじゃないの 」


「 家畜に興味が無いから 問題が無いよ!


     何で家畜と付き合わなければいけないの そこが知りたい 」


「 カイト君って 貴族様の事を家畜として 教わっているの ? 」


「 そうだよ!


    家畜以下だと教わっているけど どうして?普通でしょう。

どうせ 殺しても増えるから その辺のゴブリンと同じで それに王族は、殺しても問題が無いし 」


「 おぅ!カイ坊、これから 2週間、よろしくな!

夕方には、帰って来いよ。


領主様が心配するから 」


「 えぇ~~ せっかく!


2週間の自由時間をもらえたのに 」


「 当たり前だ。


10歳の子供が 普通は、森の中で生活をしないからな それとオークの集落は、1日、1拠点までだからな 守れよ ! 


 カイ坊が 行動をすると俺達の取り分が減るから頼むぞ。


くれぐれも 」


「 えぇ~~!


カイト君って フリーランスでしょう。そんなに強いの ? 」


「 この前のスタンビートもカイ坊が 1人で行っていたからな!試し切りをしたくて 」


「 私もあの時は、解体作業に参加をしていましたが 凄い光景だった。


あれを1人で 戦闘をしていの?中には、飛龍もいたよ、たまに 飛んでいるのを見た事があるけど ? 」


「 カイ坊が 参加をしてくれるとケガ人が 少なくて済むからな 今回は、カイ坊が1人で行ってくれたから ケガ人は、いなかったが  」


「 そんなに凄い人と私が付き合っても いいのかな ? 」


「 いいんじゃ ないの!


その分、人並み以上に鍛えるしかないけど レベルを上げれば カイ坊についていけるよ、多分 」


 それから 少しして出発をした。


「 カイト君、話があるけど いいかな ? 」


「 歩きながら話そうか!みんなに置いて行かれるから 」


「 うん!私と付き合ってもいいの?


本当に 」


「 僕は、シズさんと付き合いたいな 無理なら諦めるけど 飛んでも無い程の可能性を持っていそうだから 」


「 何の取り得も持っていない 私を?


料理も洗濯も下手な私でいいの ? 」


「 それらは、覚えれば誰にでも出来る事だよ。僕の料理でいいならしてあげるし 洗濯もしてあげるから 心配しないで 武器も防具も全て、作ってあげるから 戦闘だけに集中してくれればいいと思う。 」


「 さっきから気になっているのだけど この丸い物体は、なに ? 」


「 あっ !


これは、錬成空間でポーションの中を作成中だよ、この旅で使う事がなければ 王都の冒険者ギルドで売ればいいから 取りあえず、100本ほど 」


「 え!ポーションを作っているの こんなに簡単に出来てしまう物なの 」


「 そうだよ!簡単でしょう。 」


「 違うからな そこは、間違えるなよ。


普通は、こんな作り方は、行なわないから この方法は、上級薬師を取得している者だけが使える作業だ。 

カイ坊は、その作業を面倒くさいって理由で 一遍に5つも作成するから 普通の薬師の10日分を15分程度で作ってしまう タントの街には、ポーションが余っているのだ。 


 俺達は、有り難いがな 」


「 え!カイト君、凄すぎ 」


「 処でボンドさんが どうしてここにいるの ? 」


「 カイ坊の監視だ、森に入らない様にする為の 」


「 ボンドさんが ここにいても大丈夫なの?前にゴブリンが30体程、現れるけど もう少しで ? 」


「 なに!本当か、俺もレベル上げに行って来るわ 」


「 シズさんって アイテムバックって 持っているの ? 」


「 そんな 高価な物を持てる筈が無いよ ! 」


「 それなら 僕が シズさん用に作成をしておいたから使ってみて 5メートル四方だから 時間は、通常通りで ナマモノを長時間、入れて置かないでね。腐るから 」


「 えっ !


このポーチがそうなの?普通は、もっと大きいでしょう。 」


「 見た目が カッコ悪いから あまり好きでは、無いかな!

僕のは、このベルトに付いている、これだよ 」


「 え!こんなに小さいの なんで?それに私のポーチって 何の素材で出来ているの ? 」


「 アースドラゴンの中の革の柔らかい部分で作成をしたから 手触りがいいと思って 」


「 え~~ シズばかりズルいな~ 私にも頂戴 」


「 う~~ん 僕が 12歳になって冒険者になれたら 仲間に入れてくれるなら いいですよ 」


「 そんな事なら いいよ!歓迎するよ。 」


「 俺も 歓迎する。強い奴が来てくれるなら 助かるからな 」


「 どんなタイプが イイですか ? 」


「 私は、シズと同じ物が いい 」


「 俺は、カイトと同じでイイや 」


「 それでしたら これを!それと使い方が少し普通のと違いまして アイテムバックに触れると中に何が入っているか分かりますので その物を反対の手に出すイメージを持ってもらえば取り出す事が出来ます。 」


「 カイトのアイテムバックの容量は、どの位、入るのだ。 」


「 無限大です。僕の魔力量に多じて アイテムバックの容量が増えて行きます。 」


「 何が入っているの ? 」


「 普通の物ですよ。武器と防具です、それと食材を入れてあります。その他、諸々ですね。 」


「 カイ坊、ケガ人が出たから 治療をしてくれ 」


「 分かりました。ちょっと行って来ますね。 」


「 俺達の仲間にフリーランスが 入れば冒険が楽になるな ! 」


「 けど カイト君って 1流の冒険者だよ。大丈夫かな ? 」


「 シズの言う通り 私達の方が彼について行くのが 大変かもね ! 」


「 けど 実入りは、大きいぜ!


食事に困らなくなる筈だ。

そこが 1番大事だろう、俺達にとっては 」


「 そうだけど 苦労しそうだよね。 」


「 カエデの言う通りだと思う。 」


「 シズ、あんた!カイト君に返事を言ったでしょうね~ 私と付き合ってほしいと 」


「 中々、言える雰囲気で無くて 言いそびれてしまって まだ 言ってない。 」


「 カイト君が どっかに行っても知らないからね。

あの人なら一生涯、大事にしてくれると思うから 」


「 さっきのボンドさんとカイトの話の中で オークの集落を1日、1件までって 言っていたけど カイトって そんなに強いのか ? 」


「 さっき聞いたけど カイト君がスタンビートに参加をして 6日間、戦闘を行っていたらしいよ、それも剣の試し切りの為だけに 」


「「  え  !  う  そ  」」 2人して ハモって


「 それと 上級薬師でも あるらしい ! 」


「「  え  !  ・  ・  ・  」


「 どうしたの 2人とも?固まっているよ。 」


次回は、


ニーナに告白をされた。

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