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第15話  魔剣・ダグラムの登場

レットドラゴンと遭遇

 

「 え ! なんでガンツさんの処に籠るの ? 」


「 カイトは、戦闘中に試し切りをしていただろう それも6日間も武器と防具の確認と修復と武器の作成に時間が係ると思うよ、10日位は、出て来ないと思う。 」

 

それから 街の外の魔物の回収と解体、街の食材の確保をしていた。


当然、カイトの家族は、含まれていない。お父さんは、木を切りに ソウリュウ兄さんは、畑に出向いて 農作業をしているからだ。


ビオラさんが 街に出て皆さんの手伝いを仕様とすると街の人達に止められるほどに 炎帝の家族は、この街の領主様よりも 大事に扱われていた。

 

それと王都から カイトに出頭命令を 出そうとハン副団長に確認をしていたみたいだけど ハン兄さんに止められた模様、1ヵ月以上は、時間を空けた方が身の為だとカイトは、武器マニアで戦闘マニア、 武器にしか興味が無い。武器の作成時間を潰されると 飛んでも無いほどに 暴れ出すと 


それと今回は、6日間も戦闘が長引いたのは、多分、試し切りをしていて戦闘が伸びて いろいろな魔物の出現をしてしまっていたと思います。


 その間、カイトは、3日ほど籠っていたのだが 材料が足りないと理由で森に入っていった。


「 ガンツ師匠、森に行って来る。材料が足りないから 母さんに言って置いて 」


「 材料なら うちのを使え 」


「 黒曜石とミスリルが欲しいけど ないでしょう 」


「 はぁ~~ 業物を作るのか、それも飛んでも無い物を作る積もりだろう。 」


「 あっ そう そう ! これも 渡して置く 」


 コップを5つ渡した。


「 なんで今さら コップなのだ ! 」


「 コップの底に冷却の魔法陣を彫ってあるからさ これに水を入れて 魔力を浸透させると 中の水が冷たくなるのさ 飲んでみて 」


「 うぅぉ~~ すげ~ これで酒を飲んだら 旨いだろう 」


「 何を騒いでいるの あんた 」


「 おっ 母ちゃんも飲んでみろ それとモコ酒を持て来てくれ 」


「 え ! 冷たいけど何で ? モコ酒だね。わかったよ 」


「 モコ酒は、冷やして飲むとこんなに美味しかったのか。 」


「 だから どうして こんなにも冷たいのよ。 」


「 コップの底に魔法陣が描かれているだろう、それが 冷却の魔法陣だと カイ坊が教えてくれたのだ 」


「 え ! これをカイ坊が作ったのかい、あれ カイ坊は ? 」


「 カイ坊なら もう とっくに森に行っちまいやがった。10日位で 帰って来るだろう。 」


「 ほんとカイ坊は、自由だね。 まだ 10歳だよね ? 」


「 何で 疑問系なんだよ。カイ坊は、まだ 10歳だよ。 」


 それから 半日かけてミスリル鉱山に来ていた。あれだけのスタンビートの後だから 森に魔物の気配が何も無い。

ミスリル鉱山の洞窟に入って 中腹の辺りで探知魔法を拡げてみれば 山頂付近でミスリル鉱石の反応を示していた。


それに伴い、宝石類も多数見受けられる。


 山頂付近を探索していると洞窟があり その中には、飛んでも無い程の宝石とミスリル鉱石を見つける事が出来たのだが 明らかに誰かが持ち込んだ物だと思う。

その証拠に 魔物の匂いが そこら中から漂っているからだ。

 

警戒をしながら 中に入ってそこら辺に転がっている、全ての宝石類とミスリル鉱石を手に入れていた、30分ほど 待っているとそこに現れたのは、レットドラゴンで体長が50メートルを超えていた。


「 すげ~ 初めてみたよ。

レットドラゴンなんて アースドラゴンが小さく見えるよ、どうやったら 狩れるのかな ? 」


「  グゥァ~~ ワァッ~~  」


「 な・なんか 吠えた ! 」


首を落としてみようかな ? バスターソードを取り出して 闘気と魔力を浸透させて瞬歩と転移で 


「 シュッ~~ 」


「 ドッッスン ! 」


 あれ ? 墜ちちゃった・ ・ ・ 


「 え ! えぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~ 


倒しちゃったの~~~~~~ 


??????????????  」

 

そんなに簡単に倒せる生き物で無い筈だけど ! 


「 まぁ~~ いいか ! 今日の夕飯に肉でも 食べてみよう。その日は、このレットドラゴンの洞窟内で夜遅くまで 武器の作成をしてから 眠りについた。


 翌日、朝からレットドラゴンのステーキを食べてから 黒曜石を探しに色々な山を探索していた。それから 何日も探すが見つからずに 13個目の山で初めて洞窟を見つけたのだが サーチと探索で調べても黒鉄ばかりで 肝心の黒曜石が見つからないでいた ?


「 あれ ! 


そう言えば俺って 黒曜石って見た事が無いから 探しようが無いよな ? 


どうしたもんかな ??   


 スキル 


“ 万物の知識 ” で調べてみるとこの辺に落ちている岩、全てが黒曜石であった。


「 え ! 俺の苦労が 何処に行ったのやら ? とほほっ~~~ 」


 それから 黒曜石を溶かして剣の形にしてから 叩いてみると簡単に折れてしまった。けど 黒鉄みたいに魔力の浸透が悪い奴が 黒曜石を20パーセント入れただけで ミスリルソードと対して変わらない程度まで 魔力の浸透が良くなったが 今一つ、物足りないでいた。


 確か ? 昔の文献にアースドラゴンの下顎に片刃剣に付けている剣が載っていたけど あれって 剣の軸を強靭にする為に しているのかな ? 

そう言えば アダマンタイトって言う鉱石があるけど この辺で取れるかな 


スキル “  万物の知識  ” で アダマンタイトを調べてみると近くの山に大量に眠っていた。

その山に行き、また 大量に採掘をしていると いつも思うけど 宝石類が大量に採れてしまう。


今回は、この前に母さんに差し上げた宝石の倍の大きさの石が取れてしまっていた。


 で 今回、ダイヤモンドって 言う物が取れて 魔力を浸透させてみると浸透比率が 他の宝石類よりも 浸透がしやすく 持続性が長い事を解ったので 新しいタイプの武器を作り始めてみた。


 カートリッジタイプを作ってみたら 威力は、落ちるけど魔力があっても 魔法を使えない方に魔法を使える様に出来る筈と思い、作ってみたら出来てしまった。


「 こんなに簡単に出来るのに どうして誰もやらなかったのかな ? 帰ったら師匠に聞いてみよう。 」


「 あれ ? この剣に名前が付いてる ? 



“  魔剣・ダグラム  ” 


なんで ? タダの炎の剣なのに ?? 何故に  


 え ! 


もしかして ハン兄さんに作った剣にも名前が付いているのかな ? 



“  聖神君師・神剣  ” 


これは、もう 見ない方がイイかも 飛んでも無い事になりそう ・ ・ ・ 」


 それから タントの街に戻る前に モコ村に立ちより カーラにプレゼントを渡して置いた。

何故か 顔を赤くしていたが 関係なくレットドラゴンのウロコを加工してブレスレットにして 中心部分にタンザナイトを埋め込んで 魔物除けの魔法陣を裏側に彫り込んで腕に通してみたら やはり似合う。


「 うん ! カーラに似合うね。受け取ってね 」


 それから タントの街へと帰って来た。 


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