四元数の上位構造の研究
この研究では四元数を構成する上位構造があることを突き止めたので示します。
演算表を以下の通りと定義します。
× p pー q q- r rー
p ー1 rー k ーqー ーj
pー ー1 k r ーj ーq
q ーrー ーk ー1 pー i
qー ーk ーr ー1 i p
r qー j ーpー ーi ー1
r- j q ーi ーp ー1
上記の構造が四元数の上位構造です。
交換法則は成り立ちませんが、結合法則は成り立ちます。
ここでijkの値を求めてみましょう。
ijk=q・rー・r・pー・p・qー=ー1
となり、ー1が求められます。
【2021年6月26日追記】
さらに上位構造があるのを発見した。
演算表は以下の通り。
× a b c
a ー1 r ーqー
b ーrー ー1 p
c q ーpー ー1
より
pqr=b・c・c・a・a・b=ー1が得られる。