あとがき
「死神のリンゴ〜神殺しの罪は、どれだけの月日で償えるのか?〜」
長ったらしいタイトルのこのお話でしたが、無事完結する事ができました!
ここまで読んでくださった全ての方に感謝します!!!
そして、おめでとう私!
よく頑張った私!
……正直なところ、スランプになっていたのです。
ムーンライトノベルズで連載中の「白濁と鮮血と」が、まだ完結していません。
二作品を同時にすると必ずエタッてしまうため、これが完結するまでは、と他の作品を書くことをガマンしていました。
しかし、リアル事情相まって執筆する時間がなくなり……ついには時間ができても執筆そのものができなくなっていました。
しかも、お話のアイデアすら浮かばない。
もう絶望ですね。
しばらく時間がかかりましたが、他の方の作品を読んだり、マンガ読んだり、アニメ見たり、映画見たり、寝たりしまして……ふと、お風呂に入っている時、このお話が浮かびました。
初めに考えていたのは、リンゴを使ったお話。
これは筆者がリンゴ大好きなだけの完全趣味なのですが。
その次に浮かんだのが、神殺しについてです。
タイトルにも上げていますが、「たとえそれが必要だったとしても、神を殺した罪は、どれくらいの時間や行いで許されるのだろう?」という疑問が始まりでした。
そして、それを実際に想定して物語を作っていくと、その過程でなんだか恋愛も発生しました。
まぁ、いつもの事ですね。
そうしてなんやかんやあり、お話の流れが完成したので、一度「白濁と鮮血と」をお休みして(かなり勇気が必要でしたが)、こちらを執筆始めました。
実は筆者、一番得意なジャンルは童話です。
「です・ます」文体が書きやすいのですが、だいたいその次に書きやすい「だ・である」文体をよく使っていました。
しかし、これはリハビリ作品です。
たとえ文章が短くてもいい、あまり描写ができなくても大丈夫、と自分を励ましつつ、やはり途中ゾンビのようになりかけながらも、なんとか完結させる事ができました。
いつもなら連載ものは公開しつつ連載なので、アクセス数とかブックマーク数に励みをもらえるのですが、書き始めからだいたい三話くらいしかないと分かっていたので、それもせず。
リハビリなのに完成するまで公開しない、という制限を自分でかけてしまいました。
も、もし……評価ボタンを押してくださった方、ブックマークしてくださった方がいましたら、筆者は泣いて喜びます。
次の作品書きます。
「白濁と鮮血と」も完結させます。
……なにはともあれ、このお話を読んで少しでも幸せなふんわりした気持ちになった方がいらっしゃいましたら、幸いです。
こんなに長いあとがきを最後まで読んでくださった方!!!
もう一度申し上げます。
本当に本当に、ありがとうございました!!!