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青年、異世界で魔導師を目指す 〜ちょっと待て、異世界が楽すぎる〜  作者: 小森野 空知
第1章 「新しい世界と魔導」編
7/14

近所の兄ちゃん(国王)

今回めっちゃ短いです


ごめんなちゃい(´・ω・`)

 …さーて、やってきました王城です。


 ぶっちゃけ言って、心の底から帰りたい。


 だがこれも新しい魔法を習得するためだ。


 現在、世界にある何百何千ともある魔法書の全てが王立魔法図書館には所蔵されていると父さんが言っていた。


 魔導があるから良いだろとかそういう話ではない。


 半分まで覚えたなら全部覚えたくなるんだよ!


 だからこんな興味もなく、面倒な思いをしてでも . . . !


「よしフィティ、食堂に行くぞ」


「ん?食堂?」


 普通国王とかは自室で食べたり超豪華な長テーブルとかで食べたりすんじゃねぇの?


「あー、レオルスは『皆と食いてぇからな!』とか言ってたからね」


「あ、そうなんだ」


 もうどんな感じなのか分かってきたな。


 めちゃくちゃフレンドリーな人だろ、どうせそういう事を言ってるヤツは。


「フィティ、あそこが食堂だぞ」


「本当に国王陛下がいるの?」


「ああ、特に今日はフェステ定食の日だからね」


「国王陛下はフェステが好きなんだね . . . 」


 フェステとは地球で言う焼き肉の事だ。


 まぁ、うん。


 男の大半は焼き肉が大好きだもんな。


 俺も好きだし。


「あと今日のデザートはヒューナだったはずだから余計に、だな」


「ヒューナも好きなんだな . . . 」


 ヒューナはメロンみたいな外見で味は苺みたいな感じだ。


 あれ、めっちゃ美味いし希少なんだよなぁ . . . 。


 ちょっと今日来て良かったわ。


「 . . . ヒューナがあるの?」


「うん。食べられるらしいよ、トア」


「 . . . やった」


 トアも甘いスイーツは好きだよな。


「よし、入るぞ〜」


「「はーい」」


 ここは大人しくしていよう。


 ヒューナが食べられなくなるのは嫌だからな!


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 食堂に入ると活気のある、例えるなら高校の食堂みたいな感じかな?


 王城なのにけっこう雑多な感じもあるなぁ。


「お!ルーキ、連れて来たか!」


「ああ、その為に来たんだからな」


「そりゃそうだな!あ、飯代は俺が持つ」


「すまんな」


 おぅ、近所の兄ちゃん感が凄いなコイツ。


 というか父さんとかなり仲よさそうって事はこの兄ちゃんが国王陛下か。


 俺はほとんど家から出てないから全く知らなかったな。


 写真とかもこの世界には無いし。


「おう!2人ともこんにちは、だな!」


「は、はぁ、こんにちは . . . 」


「 . . . あぅ」


 トアがめっちゃ怖がってんじゃん。


 国王の顔が濃いから仕方ないな。


 だが、トアよ . . .


「トア、ちゃんと挨拶しような」


「 . . . こ、こんにちは」


 あーすぐ俺の後ろに隠れるのは . . . まあ許すか。


「レオルス、うちの娘を怖がらせるな。いくらお前でも殴るぞ」


「う゛っ . . . す、すまん」


 これ力関係逆だろ普通は。


 なんで父さんが上の立場っぽくなってんだよ。


 周囲の人たちも普段通りみたいな顔してるし。


「ま、まあとにかく飯食おうぜ!」


 まだ言いたい事はあるが . . . それもそうだな。フィティ、トア、そこの列に並んで」


 ふむ、複数ある定食から選択するタイプではなく決まっている定食を取りに行くタイプか。


 さっさと食おう。






 フェステもヒューナも普通に美味しかったから追加で食っちまった。


 そしてあの国王は食事中も色々凄かった。


 主にうるさい的な意味で。

一応まとめ


・フェステ = 焼き肉


・ヒューナ = いちご味のメロン

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