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青年、異世界で魔導師を目指す 〜ちょっと待て、異世界が楽すぎる〜  作者: 小森野 空知
第1章 「新しい世界と魔導」編
3/14

俺の父さん、家族内の立場が低い

3話目


-お知らせ-

3話を投稿する前に設定集を投稿しています。


ネタバレも少し含みますのでご注意下さい。


見たくない方の為、別作品としてますのでご了承下さい。


現段階の内容は、


1部目 : アラゲイル家メンバーについて

2部目 : 周辺地理について


となっております。

はいどうも、ゲームができなくて暇すぎる香澄さんですよー。


時間は飛ぶが現在の肉体年齢は4歳だ。


初めて意識を持った時は1歳半くらいだったらしい。


そういえば異世界言語はちゃんと覚えられた。


3歳中盤くらいに聴き取れるようになったな。


本も大量に読んだし当然か、暇すぎてだが...


ま、約2年で覚えられたのは良かったな。


このままアルテナの言語が分からないままだと嫌だからな...


あ、アルテナっていうのは最初に意識を持った時の魔法JKメイドな。


言語を理解してからは結構会話してるからすっかり仲良しさんだ。


地球に居た頃もこんな風に女性と会話できていたらなとも思ったがどうしようもない。


「フィティ様、また魔法書を読んでいるのですか?」


「ん?ああ、そうだよ。まだ全然覚えられてないからねぇ...」


フィティは勿論、俺の名前。


また女っぽい名前だな。


正式には“アラゲイル・ザンファ・フィティア”な。


この世界では名前は“家名・称号・名前”という順番らしい。


称号の“ザンファ”は母親が何処かで功績を挙げたから貰ったんだと。


アラゲイル家の長男で姉と妹が1人ずついる。


姉は“ニーヴァ”、妹は“トア”って名前だ。


んで母親が“リシア”で父親が“ルーキフェル”だ。


ああ、そうだ。


この5人家族で一番の問題があってだな?


それg「フィティぃぃ! リシアを止めッ痛い!痛いから鞘で殴らないで!? あと文官の俺を訓練に連れて行こうとするのはやめてくアーーッッ!」



...分かったろ?


父親は文官だけど母親がバリバリの元女騎士だから父親を鍛えようとしてるだわ。


んで俺に飛び火しそうになったりするんだよな。


あと肉体が4歳の俺に元女騎士をどうしろと。


ちなみにこれは毎度の事だから全員無視だ。


まあウチ一番の力を持つのが母さんだから母さんには逆らえないね。


物理的に。


反抗したら軽く天国行きだろうな。


この前、練習用の刃引きしてある剣の長さが気に入らないとか言って素手で伸ばして結局引きちぎったからな。


ちゃんと焼き入れ(鉄の硬度を上げる加工)をした物をだぞ、心底驚いたわ。


っと、早くこの魔法書を読まねばアレに巻き込まれるな。


「そういえばアルテナって魔法使えてたけど、どの魔法なの?」


「私が使えるのは[生活魔法]の<着火>、<水製>と護身用に覚えた[攻性魔法]の<水斬>、あと[回復魔法]の<小治癒>ですね」


「じゃあ俺が1歳半くらいの頃に見たのは<水製>か。空中に水が浮いてて不思議だったなぁ」


「魔法を使った瞬間に、地面に落ちたら意味がありませんからね」


「そりゃそうだな。分かりやすい説明をありがとう、アルテナ」


妙な所で魔法って親切だな、ありがたいが。


「いえいえ、フィティ様の方が凄いですよ?4歳にしてもう初級魔法はほぼ全て覚えていらっしゃいますし」


「まあ魔法は覚えてて楽しいからね。勿論勉強自体もそれなりに好きだけど」


「...勉強が好きな方はあまりいませんよ。まさにフィティ様だからこそ早い習得が出来るのですね」


「そうかな?ま、将来的には魔法の研究とかもしてみたいし。その時には助手としてアルテナを雇おうかね」


そういえば俺の将来がほぼ確定した。


唐突だがこの世界には「魔術師」や「魔法師」と呼ばれる人達は居るが「魔導師」はいないのだ。


それどころか魔導という言葉さえない。


普通「魔術師 < 魔法師 < 魔導師」っていう力量の差があるだろうに。


「魔術師 < 魔法師」という差はある癖にな。


と、いう訳で。




俺が異世界初の「魔導師」になって世界を変えようか。




そういう経緯で魔法研究をしつつ魔法の無駄を省く作業をしている。


まだ誰にも言ってないけどな。


魔法が何故か数式だから面倒だけれども分かるんだよね。


[生活魔法]の簡単なヤツなんか足し算引き算だし。


この世界のシステムとしては、



魔法書を見る

書いてある数式を解く

解答を発言する(計算過程も理解しなければ無効)

魔法の使い方が分かる



と言う感じかな。


数式の難しさは魔法の効果に比例するらしい。


まあちゃんと大学で勉強してたから暗算でも余裕なんだけれども。


「フィティ様、お茶をどうぞ」


「ん、ありがと。 ..... ふぅ。やっぱりアルテナのお茶は美味いな」


「ふふ、ありがとうございます」


その笑顔も美味しいな。


口では言えないが。


「トア様もどうぞ」


「んぅ....ありがとぉ....」


妹のトアは今日も俺についている。


毎日俺について来るが....なんかしたかね?


ちなみに行く先々で寝てるから俺がお守りのような事をしている。


まあ別に良いけども。


「....おいしー」


「ありがとうございます、トア様」


...2人が微笑みあってるこの瞬間を写真で永久保存してぇが写真機がないからなぁ。


そのうち魔法でそういうのがあるか調べてみるか。


魔法書関連は国での管理がきびしいが父さんに言えば何とかなるだろ。


あれでもかなり地位高いらしいし。


王立魔法図書館も家から近いから通うのも楽でいいな。


よし父さんが帰ってきたら相談するか。


あのヘタレな父さんでもそれくらいは出来るだろ。


...出来るよな?

長文書く事、諦めました。


文才ないのを露呈するようでアレですがこのスタンスで行きます。

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