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あなたたち人間はふと宇宙の始まりを考えるのではないだろうか。

それは日常生活を営む上でまったく必要の無い知識である。

正直に言って、そういうことに知性を使ってほしくない。



宗教家なら神が造ったと言うだろう。概ね正しい。


科学者なら物理的な事象を持ち出し、もっともらしい解説を加えるのかな。科学への過度の信頼はカルトと大差ないのだが。


SFに影響されすぎた人なら、この世界自体コンピュータで作られたシミュレーションと言うだろう。

映画やアニメばっかり見てないで外で遊んだほうがいい。あなたにとって現実は体感にある。映像ではない。



実際のところ検証立証のしようがないので、なんとでも言える。なんと思っていただいて結構。




ただ、もし神がいて世界を造ったとするならば、その目的は何なのだろうか。と、あなたは考えるのだろうか。

神は人類にとって慈悲深く大いなる存在なのであろうか。

それとも、創世は単なる気まぐれによるもので、人類などまったく取るに足らない存在なのか。


断じて気まぐれで世界を造ることはないと言っておく。

ただ、そのちょっと、あなたたちが思っているほど壮大でもなく意地悪でもなく厳かではないということだ。

何事も過度な期待は、がっかりをうむことになる。失望だ。


もし、宇宙の誕生に壮大なロマンや神秘を求めているなら、悪いことは言わないブラウザを閉じて、そのスマホかPCの電源を切りなさい。

そして、異性とデートしてリア充生活を満喫してくれたまえ。服が無いとか容姿に自信がないとか言いわけは聞かない。


そのほうががヒス……、君の創造神も世界を造った甲斐があったというものだろう。

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