6/16
題 一章「邂逅~Chance meeting~」(4)
4
「大丈夫かな?この子。」
アタシは謎の女の子を介抱していた。あっ、分かっているとは思うけどアタシは紀伊山葵ね。あの後アタシはソーイチと一緒に彼女を空いている部屋に運んで今に至るってわけ・・・って言わなくてもわかるか。
それにしても何でこんな雨の中、この子は出歩いていたんだろう。そうまるで・・・
「バケツの中を戻したよな雨の中を・・・」
「いやひっくり返したようなだろ。」
とツッコまれながらもアタシは思っ・・た・・・って、え!?
「何でアンタ後ろにいるのよ!」
「フッ、俺はお前のスタントだ。」
ジ○ジ○!?アタシのスタントってソーイチなの!?・・・それはそれでいいかも・・・
「いいかもって・・・人がボケてやってんだ。ちゃんとツッコミやがれ。」
とソーイチはご飯を片手に言った。
「いっ・・・わっ、わかっててアタシも言っていたのよ。ホホホホ・・・」
「ダウト・・・と言いたいところだがスルーしておこう。その子大丈夫か?」
・・・スルーされた・・・からかわれた・・・いいや、ちゃんと答えよう
久しぶりの投稿です。遅れてすみませんでした。