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至高の暇つぶし


うーん、

さすがに否質量の中での実験は無理が有ったかか?


よう、

今日も今日とて実験と言う名前の暇つぶしに勤しんでいる綾羽 令だ。


先ずおれが行おうとした実験は『マトリックス』内での創造だ。


即ち、

テーマとしては、

おれの能力である『卵を割ったらもやしいためが出てくる』力は、

否質量にも応用されるか?

だ。


『ガフの部屋』を含め、

おれの創った多くのシステムも質量が有ったか?

と聞かれたら首を傾げるが、

あれは、

何らかの依り代を媒体として、

存在していた。


『ガフの部屋』なら魔獣全部とか。


しかし、

この『マトリックス』、

その依り代を強いて挙げるなら、

表の世界、

即ち、

質量そのものだ。


前も言ったとおり、

『マトリックス』は何処まで出来るのかわからない。


出来ることならば楽園はこの世界に作りたいが、

自由度もわからなけりゃ、


そのおれの能力は否質量にも適用されるのかも解らん。


まぁ、

結果は否、


質量は質量という根源的な性質は変えられなかった。


チェッ、

否質量が質量に変換出来るなら楽園なんてあっという間に作れたのにな。


まぁ、

所詮『カノナス・パラディソス』だって暇つぶし以上の役割は無い。


何と無く『オリジン』の中にその情報が綿密に有ったからやろうと思っただけだ。


別に暇つぶしなんていくらでも思い尽くしな。


ただ、

その中でこれが一番長いと言うだけだ。


前もちょろっと言ったが、

『ガフの部屋』を使うことで、

35億年かかるのを、

200年に無理やり短縮していた。


そして今、

此処に『ガフの部屋』は無い。


即ち、

35億年は退屈しないのだ。


故に…


おれはそれが出来るか?

という実験と言うなの暇つぶしをこれより執り行う!





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