部屋の片付けは定期的に
ハァ、
ようやく見つけた、
『祭壇』、
全く、
こんなところ(『ガフの部屋』最奥)にしまっとくんじゃ無かったわ。
多分前世の押入れより酷い、
ボツシステムの成れの果て。
その一つがこの『祭壇』だ。
全く、
『オリジン』を封印した時にゃもう、
存在すりゃ忘れて居たってのに!
こうして、
出会うのは何の因果かねぇ。
ま、
出会うって言っても、
俺が引っ張り出しただけだけどね?
どれも、これも、
この世界に…
『ガフの部屋』に縛られた、
『オリジン』の開放の為。
その、
最古にして、最高のシステムとしてのあり方、
完成への秘密は、
アダム・カドモンすら知り得無い。
マジで最強の秘密、
一種救済
一種非道
の両者反映を移す、
魂も肉体も思考も無い、
不完全でありながら、
生命…
その内部に蔵された、
真の意での愛しき子。
その肉体は最小細胞レヴェルまで還元しつつも。
フラスコの中で『生きて』居る。
当然だ、
ミカエリナから受けた、
その娘。
逆子ゆえ、
現代の医学では、
母子共々死ぬ事でしか次のステップに進めない…
そんな、
穢れた外気に触れた事の無い。
『神』の受け皿。
先ほど、
多くの失敗作があると言ったが、
それれは、
『オリジン』の糧に成る事もある。
アバベルアに渡した『槍』も叱りだ、
あのくぅだらない、
異界の魂の持ち主…
偏って、
いがった見方も、
柔軟な見方もできる。
ある程度の教養を持った、
道徳やら正義やらに愚直なまでに真っ直ぐで。
盲信していると言っても良い。
これは、
ある意味…
ってか、
だいたい、
俺にとって脅威になりたりうる。
それも、
俺の、
生きて居た時と同じようなモラルがあるとすれば、
なおさらだ。
それに、
彼は今のこの世界のあり方を変え様と…
否!
既に変えてしまった、
もしこれが、
あの運命を司る小娘の仕業、
及び、
ヒトを超えた、
高次元的存在の介入があった場合、
俺は、
手も足も出ない。
いや?
高次元的存在なだけだったらいいかな?
まぁ、
神だったらダメだ。
まだ、今はな…
所詮、
俺は未だ人間域を出れない、
ヒトだ。
そのため、
本来…
つまり、
運命として、交わら無い事が、
決まっている並行世界…
または、
神の意思介入の無い、
場合での、
異世界間移動。
これも、
今の俺にゃ無理だ。
ヒト…
祈り…
こいつらを生贄にすれば、
その限りじゃ無いけどな。
ただ、
やはり、
そこは前も言ったとおり、
『アンゲロス』の罠。
ちっ!
出来損ないの完成品どもめ…
まぁ、
いいさ、
奴らの体たらくで、
この世界のヒトと、
エルフの力関係は大きく、変わる事に成る。
ならば、
この世界の運営は愛し子に任せれば良い。
俺は…
一刻も速くヒトと違う空気が吸いたいよ…
あと、
この世界しゃでき無い事…
楽園顕現のためにもな。




