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ざ、しょっぴんぐ!

ようやく投稿できました…

疲れた…


空に浮かぶ巨大とも言える大地ダートン家、

その住まいは豪勢の限りを尽くした美しき宮殿、

その宮殿 最奥にて唯片手も振らず世界経済を支配する童子が居る…


「暇だ…ひ~ま~だ~‼」


やあ言葉通り退屈して居るパラケラススだ、

最近は目新しい二つ名持ちも居無いし、

早々頑張る事が無い、

『ガフの部屋』に引き篭もると言ったって限度が有る、

地上は愛し子と視覚を共有して眺める、

した事が無いのは買い物ぐらいだ、

ん?買い物?

よっしゃ‼

今日は絶好の買い物日和じゃ無いか!

れっつごー しょっぴんぐ!



と言う訳でやって来たぜエルカナン王国 王都!

何処も彼処も選り取り見取だ!

え?

金?

はっはっはっ!

誰がギルドを創ったと思ってるんだ!

と言う訳で先ずはファンタジー定番武器屋さんだぜ‼


結果


ちくしょう!

あの武器屋さんめ!

俺が視て呉れ三歳だからって舐めやがって!

これでも自分よりもデカイ薙刀なら振り回せるんだぞ!

俺が創った奴限定で!

くそう、

こうなったら服屋さんへ行ってやる!


結果


わ~はっはっ

大量に買ってやったぜ、

婦人服を!

ママのお使いの流れでそこそこの値段の服をそこそこの数買ってやったぜ!

今は気分が良いから防具屋さんに行ってみよう!


結果


ちくしょう!

あの親父め「坊主は持てんだろう」だと⁈確かに持てなかった!

だがやはり挑戦する心が大切なんだ!

たぶん…

おのれい!今度は…


「坊や迷子?」


「はっ?」


果物屋さんの売り子のおねぇさんが声をかけて来た!

よっしゃ、

次はあそこだ!


結果


迷子扱い為れてギルドに来た、

ちくしょう!

何が「果物は高いから坊やには変え無いは…」だ!

俺のギルドカードには値段∞表示だぞ‼

其れにこのギルド職員はギルド職員で完璧俺を迷子扱いだし!


「もうすぐお父さんとお母さん来るからねぇ~」


既に魂の状態で見守ってくれとる!

あー!

こうなったら。



あの後『タルムード』でその場に居た全員の意識を支配して何とか脱出した、

記憶も弄くって俺は無事保護者が引き取った事に成って居る、

後俺の相手をしてくれた職員にはギルドポイントを一桁上げといた、

他のヒトには悪いがまぁそのヒトの運がよかったのだ。


はぁ、

まともな買い物が出来たのは服屋だけだな…

しかも婦人服。


改めてこの『えたーなる三歳ぼでい』の不便さを知ったな、

まぁ良いか!

もうこの身体で200年近く過ごして居るからな、

別に成長したいとは思わ無いしな。


今度からは暇潰しを考えておこう。



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