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暇つぶしとダンジョン


あれから70年程、

やっとパンか広まったよー!

え?ご飯?

エルフに大流行!

でも其のせいかヒトはお米を食べ無い!

クソ!

エルフの中にはお米じゃ無いと一日が始まら無いって奴も居るのに‼

まぁパンが広まっただけでも良しとしとこう、

前の様に脂の塊を食ってる奴は居なく成ったしな、

ダートン家では先々代の当主から朝はお米を実践して居るから問題無い。


其れで俺はつい此の間『もしかしたら200歳ぐらいかもしれない誕生日会』をダートン家の皆さんにささやかながら祝って貰った、

まぁそれぞれがおでこにキスをしてくれた、

まだ身体同年代の子は良い、

純粋だからな、

が 40過ぎのオジさんのキスは流石に引いた、

甘んじて受け居れたけどな‼


そんな事より此の70年でカナリの二つ名持ちが増えた、

最初の頃は俺が考えて居たが50年程前にカンブリア大爆発か⁈

と言うぐらい増えたのでそれぞれのギルドにつけ為せて居る、

『大商人』なんて幾つあんの?

ってぐらい有る、

最早階級だ。


処で最近地下式ダンジョンを創ってみたのだが…

これが大流行!

自動的に俺の登録しと居た魔物が即座に創造為れて出てくるシステムなどもな、

此のシステムの事は『エヴァンジェル』と呼んでいる、

まぁ所詮魂の無い肉塊が飛び出てくるに過ぎ無いな、

因みに此処での魔物の体はギルドが買い取ったりして居る、

更に狩った魔物に応じてランクアップも考えられる、

潜る人間が増える訳だ。


だが其れだけでは無い‼

何とダンジョンには深く行けば行く程に高位のマジックアイテムが出るのだ‼

まぁ俺が創って登録したのがランダムに出るだけだがな‼

因みに其のシステムは『アポカリキュス』と呼んでる。


まぁ創ってる最中に乗り過ぎてボスっぽい魔物とかも創って登録して仕舞ったが良いだろう、

我が愛し子達は被害に会わない様にしてるしな、

当然此の二つのシステムは『トーラー』の中に組み込んで居る、

管理はバッチリだ!

さぁて、

今日も『ガフの部屋』に引きこもりつつ冒険者達をコッソリのぞき見しますか‼



☆☆☆


サイド:冒険者


誰かに観られて居る、

最初にそう思ったのはダンジョンの地下2階に入った時だ、

その時は魔物か何かと思いさして気にして居なかった。


しかし今、

はっきりと感じる、

何者かの視線、

これはけっして知性の無い従来の魔物の物では無い、

良くて同業者、

最悪の場合は新種の魔物…


「誰だ!出てこい!」


もしも言葉が通じるなら…

そう思い何処に居るかも分からない何者かへと叫ぶ。


「グフルル…」


その眼に確かな理性を持った狼が現れた。


(へぇ 俺の視線に気付く何て中々やるね?)


頭の中に声が響く。


「た、誰だ⁈出てこい!」


(出てこいって…まぁ仕方無いよね、君の目の前に居るのが俺だよ?)


何?

この魔物がだと?


「巫山戯るな‼お前は一体何なんだ⁈」


(やっぱりバレるわな~俺はお前には見えないよ…多分)


何なんだこの声は?


(まぁしらけちゃったし もうやめようか?ばぁい)


そしてふと先程まで感じて居た視線が無くなって居た、

魔物も居らず訳がわから無い。


「一体何だっただ…」



☆☆☆


「うーんまさか俺の視線に気付くとはなぁ…」


わかるとは思うがさっきまで『タルムード』に接続してダンジョンの冒険者をのぞき見して居たパラケラススだ。


「二つ名持ちは伊達じゃ無い訳か」


『セファー・ラツィエル』と並行して使い適当に選んだ二つ名持ちを視て居た、

視線に気付いたのは奴が初めてだったが。


「ギルドの未来は明るいね?」


何と無く疑問系に成ってしまった。









用語解説とか作った方が良いでしょうか?

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