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ダートン家、どう思う?

完全なネタ回です。


世界に広まるダートン家、

その前にはどの様な王侯貴族も頭を垂れる、

天空に浮かぶ絢爛豪華な宮殿、

ギルド発足、

アゾット開発、

そんな偉業を成し遂げた偉大成る家系。


過去 数千に及ぶ程の

暗殺、

陰謀、

幾らでもあった、

その度跳ね除けて来たダートン家をヒトは揃いも揃って神に選ばれた家系と呼ぶ。


そんなダートン家の事を如何思って居るか様々なヒトに聞いて視ましょう‼


☆☆☆


サイド:エルカナン王国在住の主婦さん


ダートン家?

助かって居るけど胡散臭いねぇ…

夫は商業ギルドに登録して居て武器屋をして居るんだけど、

お得意様の貴族のギルドカードに有ったギルドポイントが前回と比べてガクッと減ってたそうでねぇ、

一部ではもっぱらダートン家の仕業って言われてるし、

各国の小競り合いだってダートン家が煩いと言っただけで表面には出てこないからねぇ、

唯一の救いはダートン家がエルカナン王国の貴族って事がねぇ?



☆☆☆


サイド:冒険者ギルドに登録して居る中年男性さん


ダートン家か?

俺は学がねぇからよくわかんねぇけど良い噂は聞くことはあんまりねぇな、

何でも世界の真の支配者だと!

これを聴いた時は笑飛ばしたが絶対に嘘と言えない所がミソだよな~

俺自身?

俺自身としてはギルドを創ってくれてありがとうだな、

ガキの時から冒険者ギルドに入って冒険するのが夢だった訳よ!

今じゃあリッパなBBランクの冒険者だぜ?

そう言えばギルドと言えばだが、

ギルドを経営してるのがダートン家だったな、

創るだけじゃ無く100年以上経営までしてるってのが凄いと武器屋の親父が言って居たな、

まぁ如何して凄いのかはよくわかんねぇけどな!

確かギルドポイントの概念?を創ったのもダートン家らしいよな?

全く元々が錬金術師の家系らしいが物を創る事が好きなのか?

まぁ今日の飯が食えれば良い俺には関係ねぇな!



☆☆☆


サイド:年老いた聖職者さん


ダートン家ですか?

彼の一族は神の祝福を受けて居ると言われて居ます、

私も巡礼の一環として一度だけ

『ダートンの浮島』の下に在る社に行った事が在るのですが、

その時にフードで目元を隠した不思議な童子に会いまして問いを掛けられました、

曰く、


『割ってもかけても無く成らない物はなーんだ?』


この質問を言い終えた瞬間童子の姿が消えて答えを聞くことは出来ませんでした、

しかし私は確信して居ます、

答えはヒトと神との御縁で、

彼の童子は天より御使いなのだと、

貴重な天との繋がった体験…

其れを直接では無くとも与えてくれたダートン家には感謝して居ます。


☆☆☆


サイド:王国在住の小生意気な貴族野郎さん


ダートン家だと⁈

忌々しい名前だ、

両親は死ぬまでダートン家にあたまを下げ続け、

王家は代が変われば変わる程にダートン家に怯え続ける!

そして何よりも私がダートン家の末子の誕生日に呼ばれ無い!

この帝国で10本指に入るこの儂が‼

あの天空に浮かぶ様も、

絢爛豪華な宮殿も気に入らん‼

果てにはギルドポイントまで盗んで行きおる!

行きつけの武器屋の親父にも不思議がられたわい!

イヤ…

これは確固たる証拠が無いな、

しかし!

奴らはギルドの建造から運営にも関わっている一族だ‼

儂から言うのは唯一つ‼

…信 用 成 ら ん…



☆☆☆


様々な感情を持たれる大ダートン家…

彼らはその屋敷の中、

たった一人を除いてその事実を知らず今日も高みから世界を眺め続ける…


とっ 言われている。


問いかけほ答えは数字です。

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