能力ってなんだ?
何でも、別の世界に馴染む為には何なかの能力が必要何だとか。
何故かって聞いたら「私も知りません」との事だ、無責任だ。
「なぁそれはどんな物でも良いのか?」
まぁ攻めてもコレは是非聞いて置かないとな。
「はい、基本的にはどんな物でも構いませんが。私はあくまでも『世界の管理と運命の紡ぎ手』でしか無いので、そんな大層なのは…」
ふぅーん。役職名だけなら仰々しいのにな?
「じゃあ、無から有を「無理です!」……責めて最後まで言わせろや」
「何を考えて居るんですか?!そんな事、神様の中でも『創造と営み』を司る神様だけなんですよ⁉」
そんな事知らんがな……
でもやっぱりダメか。
「あぁ、でも似た様な事だったら出来ますよ?」
マジか⁉
神様の能力の扱い結構軽いな!
「どんなのだ?その似た様な事って?」
「えぇーっとですね、言うなら過程と材料吹っ飛ばして完成する見たいな感じでしょうか?」
その後、神様は『例えるなら、卵を割ったら、モヤシ炒めが出て来る感じです』
との事で、生命エネルギーなども材料に出来るそうだ。
何か錬金術ポイし最初に願おうとしたのと似ている気がしたので、俺は能力はその能力にして貰った。
「じゃあ、イイぞ後俺はいつの時代に生まれるんだ?」
俺はこの時日本に産まれる物とばかりに思って居たが…
「はい!貴方が産まれるのは所謂、剣と魔法の世界で、時代は彼が産まれる400年程前ですね!」
はっ?
「ちょっとまてぇぇぇ‼」
如何いう事か聞こうと思ったら、足元に巨大な穴が開き吸い込まれた。
こうして俺の第2の人生は始まった。
リョウ君異世界に旅立ちましたw