これがなくっちゃ♪
やっぱり異世界にこれは欲しいですね。
今俺はダートン家の屋根の上に立っている、
爽快な眺めだ、
何故屋敷が小さいのに良い眺めか…
あの小さな屋敷じゃあ結婚式もへったくれも無かったから屋敷をでかくした、
モデルはベルサイユ宮殿だ、
で、
今は王宮ですら2階建て仕様だ、
思った以上に文明が遅れて居た訳だ、
多分奈良時代じゃ無くて飛鳥時代ぐらいだ、
文字が有る事が奇跡だ。
まぁつまり、
ここ時代でこの大きさの建物は無い訳だ、
結果、
王都から使者が来てくれやがった、
それでも情報が行き交うのはかなり遅いから建ててから3年はしてたけどな、
それで使者様共は何で報告し無かったダノ、
これは王宮に相応しいダノ、
ミカエリナが美しいから寄越せダノ。
最後のを聞いた時は好い加減キレたね、
使者様共には槍遣の刑に処させて貰った。
で、
また来たらウザったいから今ダートン領がお空に浮いてる状態だ、
ダートン領はアホみたいに広大な土地でベルサイユ宮殿の噴水広場とかを含めてすっぽりと入った、
領民が少ない広大な土地は変わり者のダートン家に任せちゃえな判断らしい
因みに視てくれは正にガリバー旅行記のラピュータ島だ。
で最初に言ったけど俺は今屋根の上に居る、
単純に考えてもべるちゃいゆ宮殿の高さプラス浮かんでる分の高度だ、
高所恐怖症のヒトだったら失神して無い?
なレベルだ、
何せ雲よりも高い、
1階で雨で3階で晴れて居る事だって有る。
「パラケラスス様冒険者ギルドより納金が…」
「それはお父様かマーシュ」
全く何回言えば分かるんだ?
ギルドからの納金はお父様かマーシュで報告は俺だろう、
因みに冒険者ギルドとは、
表向きダートン家が開発した事に成って居るシステムで、
仕事は依頼→受託になって居る、
ギルドはの仲買ともいえる。
そしてギルドで受託を行うためには登録をしてからと成る、
最初の方はダートン家として錬金術の材料を採って来て貰う依頼が多かったが今ではその利便性が認められ幅広く活躍して居る、
因みに冒険者ギルドに登録して居るヒトは殆どが元兵士だったらしい、
それにギルドは冒険者ギルドだけでは無い、
他にも商業ギルドなど多々に渡るジャンルで存在する、
それ等に総て共通して居るのがギルドポイントと呼ばれる物で依頼を成し遂げたら貰えるご褒美だ、
このギルドポイントはギルドに登録して居る店舗でお金の代わりに買い物が出来たり、
ギルドの景品と引き換えにできたりする、
後、ギルドに登録するとカードっぽいのが出て来てそこにギルドポイントなどが振込?される、
ギルドは原則掛け持は禁止だから一人で複数のカードを持つ事は無い。
何故ギルドを創ったか?
ファンタジーな世界だからギルドが無いとダメじゃん⁈
と思ったからダートン家の名前を勝ってに借りてお遊び感覚で創ったらかなり大成功した。
今じゃ大陸中に展開されてる、
情報は携帯電話をモデルに創った『遠距離会話できる君』またの名を短剣アゾット、
見た目も効果もそのまんまだ。
そんな訳で仮にもギルド総本部の名前を持ったダートン家の面子を保つ為に定期的に納金して貰って居る。
ダートン家、王族よりも偉く成る。
おっ5 7 5だ。